東棟に雨戸パネルを Storm sashes for all glass doors and windows in the East Wing
23. 網戸の場の発見 2026年7月9日
23.1 本館中之間の南庭側と北側と
本館のテラスには2枚の網戸が立てかけてあって,その一つが合ったものだから,一枚だけを使っていた。高さを見ると,合っている方が89.0cm x 175.8cmH,入らない方が89.0cm x 176.0cmHである。たったの2mmの差。ひょっとするとと,合っている方の左手に入れようとしたらしっかりと嵌った。この網戸に墨で「東」とある。合っていた方を見ると「西」とある。

図190の景観を眺めていて気付いた。そういえばこのように使われていたことを朧げながら思い出した。僕自身が触らなかったので記憶から消失していたのである。30年ぶりぐらいか。本館テラスについては,この場所だけ網戸が注文されていたのであろう。
さて,すでに述べたように,茶室南側テラスの雨戸袋に北ヤード用の網戸が3枚あった。修復工作をするべく電気サンダーなどを準備して,まずは嵌めようとしたら,図191, 192のように完全に嵌ったのである。特に退職後,タニハに通って,まずはこの窓だけを開けるのであるが,虫の季節には蚊取り線香を設置したが,中途半端な気持ちを抱いていた。長年の懸案の解決である。父がおそらく使用していたものであろう。3枚のうちの一枚だけ,少し網が破けている。


23.2 東棟テラスの網戸は
図185の右から三つ目の風化したテラス網戸(88.8cmW x 179.2cmH)が東棟の網戸ではないか,と推測して,嵌めてみたらテラス1(図193)にもテラス2(図194)にも,完全に嵌った。なお,この風化した網戸は破れていないと思ったが小さく裂けている部分がある(図195)ので網を張り替える必要がある。



23.3 茶室南側テラスの網戸
図185の右3枚のテラス用網戸のうち,右から二つ目の行先が見えなかった。茶室南側テラスのガラス戸を計測したら92.8cmW x 178.5cmHであった。これは東棟テラス1と2に嵌めてスカスカだった178.2cmHに類似している。図195のように,嵌めてみたら完全に嵌ったのである。



23.4 網戸の決着
結局,テラス網戸は次のように整理される。最も低いのは175.8cmHと176.0cmHの本館テラスであった。前回調べたガラス戸の木枠高は176.5cmであった。これにピッタリと嵌ったのが,これより短い175.8cmHと176.0cmHである。次は網戸高178.2cmHの茶室南側テラスで,ここに嵌っているガラス戸は178.5cmHである。
そして最も高いのは,東棟のテラス1と2の179.2cmHであった。木枠高は179.3〜179.5cmHである。いま,行先のない179.5cmHの網戸はまちがいなく,東棟のテラス用である。作成当時は入ったかもしれない。しかし,今は入らないので上桟を3mm程度下げれば入るということである。今,無傷なものはこれでおそらく一度も使われたことがないのであろう。差し当たり,テラス2用にこれを調整すればよいことになった。
もう一つの課題は窓1の網戸である。図179に見える木枠の鱗状の割れは電気サンダーで削り取りたい。シミが酷いところも削り取ろう。目の細かいヤスリで仕上げることも必要だろう。
図198〜200は,モジズリ(綟摺、盤龍参)または捩花である。図198, 199はタニハの北ヤード(2026年7月9日撮影),図200はウィキペディアのもの。ネジの方向が逆になっている。



以上,2026年7月10日記。
新たな投稿へ
あまりに肥大化したので同テーマを新たな投稿へ引き継ぐ。
以上,2026年7月13日記。


