はじめに ずっと懸案だった。タニハ東側の隣地は誤った思考回路を持った方とのいわば係争地である。登記上は明らかに父所有であるが,その土地に巨石と直径1.5mほどの樹脂製のパイプを大量に積み上げられている。 見るだけで気が滅入るのであるが,退職後,近接する場所については,ぼくは生垣剪定と他の樹木や草を廃棄する場所にした。それまではドラム缶製の野外釜で燃やしていたので近辺の方にはご迷惑であっただろう。その隣地に東棟が接しているのである。さらに南東コーナーには隣地の廃棄物業者さんの燃料置き場がある。これもできれば見たくない。というわけで,東棟には屋内からも近づきたくなかった。隅田山崎さんが東京から脚繁く通っておられたころはこの東棟が寝室にもなっていた。その頃はタニハで最も綺麗な和室であった。 しかし,放置することで天井裏には蜂の大きな巣が作られたりイタチなどが侵入するようになった。人気がないと動物が侵入し常駐するのである。しかも人が巨石やパイプを運び込んでくる。人が住まない場所は荒れてゆくのである。 タニハの今後を考えるとこの東棟の役割はわからないが,放置するべきではないと思う。そこで完全に目隠しをすることにした。窓や掃き出しガラス戸のすべてに外付けブラインドを設置するということである。この方針は,昨日業者さんと工事内容を話し合うことで,決まったことである。できることとできないことを知ることで,決心することができたのである。掃き出しガラス戸の外側には縁側engawaがついている。これゆえに部屋から外へのルートの確保を想定していたのであるが,見たくない環境に囲まれた場所で,その必要もないことを改めて確認できたのである。とにかく,すべての窓と掃き出し口に外付けブラインドを設置することにした,のであるが,さて。 1. ブリイユ外付けブラインド 外付けブラインドのメーカーは一つではないだろうが,ネット上ではBRIIL(ブリイユ)が目立っているので,これで進めることにしようと今は思っている。オイレスEcoの製品のようである。ショールームというかショーハウスはいくつかあり,当方の近所に,ウェルビーみのお,というのがあって,ブリイユが出店されている。これを見るとSモデルが当方に該当する。 「ブリイユ Sモデル」 Sモデルは、室内側のロープで操作する手動タイプでルーバーの角度を0°~90°の範囲で自由に調整できます。腰窓専用のSモデルは、居室だけでなく、浴室の換気や目隠しに最適で庇があっても設置可能です。 窓香房には,施工例が示されているが,すべて窓はサッシになっているが,Sモデルに対応するのは次のようだ。左はブラインドを開いた状態で右は閉じた状態だ。 これだと,軽そうで自由度も高いように見える。縦サイズの自由度は高いのではないかと想像しているが? モノタロウで外付けのアルミブラインドで検索すると,ブリイユ以外のメーカーのものはヒットする。サイズ調整も可能である。タチカワブラインド,ホームテイスト,クルネス,ニチベイなど。 2. 現状 図1には風呂ブース上の屋根の位置を示す。風呂の洗い場のフロアから2.5m以上あるので,シャワーブースの換気筒設置の余裕があるので,シャワーブース設置は屋根構造に影響は及ばさないことがわかる。図2のウンチはGoogleで調べるとアライグマらしい。以前は天井裏に侵入していたが,大工さんに入っていただいて侵入口は全て閉鎖?したので現在は侵入されていないと思われる? 昨日,発見したガマズミだ。晩秋に実を試食するのが待ち遠しい。 工事対象のガラス窓と掃き出しガラス戸である。図6で,右手からガラス窓1,ガラス窓2,そして,掃き出しガラス戸1,図5では,掃き出しガラス戸2が見える。さらに,ガラスの奥には掃き出しガラス戸1が見えるが。 敷居付近に注目する。窓1も窓2も屋内からみて,障子,ガラス戸,雨戸の溝がある。 図9には掃き出しガラス戸1,図10には掃き出しガラス戸2がある。雨戸のレールもついている。 3. ガラス戸の敷居とガラスの掃除環境を確保 現状維持をしつつ,外付けブラインドの設置が可能かどうかの検討が必要である。ガラス戸の敷居とガラスの掃除は必須である。外付けブラインドを設置しても,それが確保されなければならない。 条件①: 既存の木製ガラス戸と障子戸敷居はそのまま使う。 条件②: ガラス戸を屋内から上に持ち上げて,下端を外側に出して,上端からガラス戸全部を室内に入れ込むために,(ふかし)枠内の隙間(懐)が必要。既存の柱から??センチほど外側に飛び出すような【木製の箱型の枠】を下端以外の三方に組んでほしい。 条件③: 作製頂いた木枠の『一番外側の面』に,ブリイユ(外付けブラインド)をネジ止め。 4. 5月22日金にぼくが確かめること 上記「枠内の隙間(懐)」が何センチなのか。実際にガラス戸を外して確かめます。掃き出しガラス戸の方には縁側があるので枠の下部は作成する必要はない。ガラス窓も「枠内の隙間(懐)」を調べます。これには下端の枠も必要ですね。 さらに,現状のガラス窓とガラス戸が今後も使えるのか確認したいと思う。 以上,2026年5月21日記。 5. 掃き出しガラス戸2とガラス窓2とをチェックした 近所のウェルビーにまずは寄った。数多いモデルハウスがある。ブルイユのコーナーに行ったが担当者は昼休みでいなかった。どうも技術関連がわかるスタッフが居るとは思えない。もうここには行かない。 外付けアルミブラインドメーカーは複数存在するので,サイズの融通性が重要になるようには思うが,ブルイユのパンフでみるとサイズ幅が示されているので,後に述べる。今日,コーナンプロの店外に置かれた材木にも,割安のいいものがあった。 さて,以下,試行錯誤の結果も含めて記述する。 5.1 掃き出しガラス戸用の木枠袋のサイズ 掃き出しガラス戸を外した。実行するのに縁側のどの程度の深さまで必要か確認した。縁側が敷居よりも低い位置にあるため,奥行きは少なくて済む。ガラス戸二枚を外しても15cm未満であった。問題は元に戻す場合であった。 外付けブラインド設置後のガラス戸の掃除手順を確認する。ガラス戸の外し戻しは枠内の中央付近で実施すること。 ① 外側のガラス戸を下端から外へ。② 内側のガラス戸も下端から外へ。③ 内側のガラス戸を上端から室内へ。④ 外側のガラス戸を上端から室内へ。 二枚のガラス戸を室内で掃除し,新たに作成された木枠の袋内を掃除する。 さて,二枚のガラス戸を戻す手順を次に。 ⑤ 外側のガラス戸を下端から外(袋内)へ。⑥ 内側のガラス戸を下端から外(袋内)へ。 ⑦ 内側のガラス戸を上端から鴨居へ。図12のように勘違いして障子用の鴨居の溝に入れようとしてどうしても入らなかった。図13が正しい。 ⑧ 外側のガラス戸を戻すのは一人では困難であった。筋力があれば可能かもしれない。二人なら簡単だ。しかし一人でやることが大前提である。結局,縁側に出るしかない。その場合,25cmは必要で窮屈すぎる。30cmなら問題がない。 掃き出しガラス戸の掃除には縁側30cm幅を使用しなければならない。 5.2 ガラス戸2用の木枠袋のサイズ 図14のように雨戸が閉じられたのはもう30年以上前だろう。その雨戸を開けた(図15)。 ガラス窓の外にはテラスもないので,ガラス窓を外す際に,どの程度外に飛び出すかを一人では実験ができない。計算すると,ガラス窓1と2の木枠の袋の奥行きは20cmが必要である。ガラス窓には掃き出しガラス戸のように縁側がないので,底部を作ってもらう必要がある。高さは敷居に揃えてもらうと使い勝手が良い。縁側のように敷居面より低いと掃除もやりにくいしゴミも溜まりやすいだろう。 さて,外側からの枠組みを確かめた方が良いだろう。図16〜18では掃き出しガラス戸とガラス窓の木枠を見ることできる。この様子から大工さんには木枠を想定していただく必要がある。来ていただいた時には,木枠作成の希望を伝えていないので,そのための計測はされていない。指示いただけば,寸法をお送りしたいと思うが。 掃き出しガラス戸3,4は,ほぼ178cm高,ガラス窓1はほぼ142cm高,ガラス窓2はほぼ145cm高である。見た感じはガラス窓は同じに見えるが実際に計測すると同じではない。 5.3 蛇足 工事とは無関係なことだが,ぼくにとっては意味があるので,この場に記す。 北側には押し入れスペースの下になぜか低い収納スペースがある。奥から採光されている。不用心に見えていたが外から見ると柵はあった。不思議な空間ではある。 引き違い戸の鍵がかからない。このずれを直す必要がある。 ガラス窓の鍵は,捻じ締まり錠と呼ばれるが,真鍮製のしっかりしたものであり,更新の必要性はない。図22に典型的に見える傾きは,戸車の破損によるものだろう。以前から用意して放置していた戸車を使って,更新したあと,図22の右手の鍵穴を変更しなければならないだろう。間に厚紙を差し込んでセロテープで厚紙を固定し,押すネジの先を強く押し込んで,その圧の痕跡を確かめて,メスネジを移動することになるだろう。完成したら掲載したい。 5.4 ブリイユならSモデル ブリイユを想定するが他のメーカーについても同様の制限はあるだろう。掃き出しガラス戸1,2については,高さは制限される。横幅を1.84mとすると,最大面積 3㎡の制限があるので,3/1.84 = 1.63mなので,高さはほぼ1.6mになる。 高さは,縁側から鴨居の上だと190cmほどはあるので,下30cmほどが木部になる計算である。 以上,2026年5月23日。 6. 捻り締め鍵の調整 6.1 ガラス窓2 2026年5月24日 ガラス窓2については以前,かなり格闘したようである。実行過程で思い出した。ガラス窓1もすでに戸車や鍵の調整をしたようである。鍵が更新されている。タニハ新築時にガラス窓2を担当した方の技量が低くてその格闘ぶりが戸車をみても伝わってくる。ガラス窓を設置する筈の木枠も問題があって長方形になっていない。直角であるべき筈がそうではないのである。 ガラス窓1の雨戸も外した。一つは元々のもので,もう一つは風化が進んでいて,他の大工さんに新たに作ってもらったがその材料がベニア板で2年もたたないうちに腐ってしまった。これはこのサイトで繰り返し嘆いていたことである。 閉まった二枚のガラス戸を室内からみると,右手が内側でオスネジがある。左手は外側に位置しメスネジがある。外からガラス戸(外戸)を外して,縁側において,さらに残りのガラス戸(内戸)を外して,縁側においた結果が図26と図27である。 認識に混乱があるかもしれない。外側からガラス戸(外戸)を外してそのまま平行移動して縁側において,さらに残りのガラス戸(内戸)を外してそのまま平行移動して,先に置いた外戸に重ねて置いたのが図26であり,図27なのである。 図23のように,ガラス窓2では室内から見ると,右手の窓枠の上方部には結構大きな隙間がある。内戸の室内から見ると右手の戸車が左手の戸車より高くなっているように見える。だから,これを解消するには,右手の戸車を低くするか,左手の戸車を高くすれば良いと考えるのである。 ところが,図27を見ると,逆になっている。図27の左手のガラス戸に見える戸車は内戸の室内から見ると左手になるが,図26と図27に見える他の三つの戸車とは違って透明感がある。他の三つの戸車は径35mmであり,透明感がある戸車は30mmなのである。つまり,この工作をした際に勘違いしていたのである。嗚呼ややこしい。 図28には外した透明感のある径30mm戸車と黒い径35mm戸車を示しいる。図29には以前買いだめした戸車を示している。 閑話休題でもないが,次にこの東棟からみえる寂しい眺望である。都市計画上の無指定地域に人が暮らす家屋を立ててはだめなのである。当時は田園風景であってもこのように荒んだ景観が展開されるのである。 図32と図33について解説をする。いずれも左手のガラス戸(内戸)である。図32のガラス戸に赤い波板のようなものが載っているがこれは樹脂の弁当箱で再生可能素材である。これは木材よりもより弾力があり紙切り鋏でも可能が簡単なので,これで戸車とガラス戸の間の詰め物として利用した。 図33の画像では見にくいが,左手のガラス戸の戸車のための窪地は極端に深く配置されている。これは当時の大工さんが自らの失策を埋めるために掘り込んだものであった。以前,これを見て,これがこのガラス戸の元凶と思って種々詰め物をしたのであるが,実は失策対処の結果だったのである。このことをぼくは今回もまた判断ミスをして,ついつい弁当箱の詰め物をしたのであった。 さて,ガラス戸(内戸)を改めて嵌め込んで,図44では外から左枠付近に当てて,図45では右枠付近に当てている。図45では右枠とガラス戸がピッタリと引っ付いている。図44では上部に隙間が見える。曲尺で調べると,ガラス窓の木枠がしっかりと長方形ではないのである。木枠も歪んでいたのである。嗚呼,寒し。風化の結果ではない。 オスネジの位置は動かせない。捻り締め鍵を機能させるには,框(かまち)の重ねに隠れたメスネジの位置をずらすことになる。外戸の框左端にセロテープで紙を留めて,外戸を木枠左端に当てて,内戸を木枠右端に当てて図46のようにして,オスネジをグイグイと押す。その結果図47のようにオスネジの圧跡が残る。さらに紙の圧跡をキリなどで刺すと,図48のように木部に穴ができる。 電気ドリルで細いドリルから太いドリルに移って鍵穴を開けて,金具型に削って図51のようにセットした。 これだけの作業で図52のように何とか,ガラス戸の鍵が機能した。図53はたったこれだけのために使ったツールなどである。図33の左手のガラス戸の戸車を径30mmにすればもう少し綺麗な結果が得られたのであろう。 以上,2026年5月25日記。 6.2 ガラス窓1 2026年5月27日 第2回打ち合わせの前後では,窓1の捻り締め鍵の調整をした。以前,この調整をして鍵も新たになっているが,メスネジの金具を見ると,中途半端になっていた。大工仕事が粗っぽい。窓2ほどではないがやっぱりおかしい。 図53と54の間1と図53と54の間2は以前のものである。鍵穴の1は問題がないが金具がずれていた。木枠を掘り込むなどして金具を真っ直ぐにしたが深く掘り込み過ぎて,オスネジがメスネジに引っかかって留めることはできるが気持ちが悪いので,図32の弁当の樹脂を使って金具の位置を浅くして,めでたく成功した。 図53と54の間4では,オスネジに固形石鹸を塗ったところを示している。この作業は窓2についても実施した。回転がなめらかになった。 7. 第2回打ち合わせでLIXILの採風タイプ雨戸を 7.1 外付けブラインド説 5月26日に見積書が届いた。びっくり。想像を遥かに超えるものだった。受け入れがたかった。それで改めてぼくの思いを確かめること「になった」。「にした」ではない。 こういう刺激があってこそ,より自らの思いを深めることができるようだ。業者さんに最初に会ったときには,思いをそのまま,伝えようとした。父の考えが甘くて,東棟の二つの窓,二つの掃き出し口には,雨戸を収納する雨戸袋がない。雨戸を外すには内側から雨戸の桟を持って鴨居側に上げて,外の叩きに置いて立て掛けないといけない。父の昇天のあと,東棟の南と東に面する掃き出し口の雨戸をたぶん僕が廃棄したらしい。置く場所もなく,廃棄することで部屋が明るくなったのである。 さらにミツバチ退治のために,業者さんが天井を切り抜いてそのままになっていたために,昆虫が屋根裏から明るい室内に入ってきて,外に逃げることができずに,障子にぶつかって,障子に死骸などが付着し,畳に多量の遺骸があった。どうにも汚くて,8枚の障子紙を業者さんに依頼して更新したのであるが,また汚れ始め,障子を全部外すようになり,主に東の朝日山からの太陽光が部屋に深く侵入して,床間も畳も風化してしまったのである。 そういう訳で雨戸袋の設置をまずは考えていたのであるが,業者さんと話し合って,それが構造上,難しく,さらにシャッター設置もきびしく,外付けグラインド,となったのである。そして最も廉価なリクシル製が候補となったが,それでも見積額が140万円余りになった。グラインド自体は消費税なしで745,200円,大工仕事には材料費を含めて30万円余りである。他の経費も含めて,140万円余りにもなってしまった。 これだけの費用をかけて,牢屋のごとく室内から外への家具と人の出入りが遮断されてしまうのである。外の劣悪な景観から遮断することが目的でもあるが,隙間から入る光と風に限定されてしまうのは何とも情けない住環境ではある。 7.2 取替雨戸パネル一部採風説 代替案を探し始めて,雨戸にも外付けブラインドと同様,光と風を通す商品があることを知った。GeminiPlusに聞いたらいくつかのメーカーの商品が紹介されたが,ぼくの状況ではリクシルが良いという。紹介された他のメーカーのウェブサイトをすべて確認したが,リクシルが最も廉価で既存和風建築には最も融通製が高いようである。残念ながら網戸タイプはない。 ホーム 商品ラインアップ 窓まわり シャッター・雨戸 の,取替雨戸パネルである, 戸袋が設置できず,それぞれの窓枠または掃き出し口の枠には二枚の雨戸からなるので,レールは設置場所の意義しかもたない。桟を持ち上げて着脱することになる。 昨日の話し合いでは,採風タイプだけで考えていたが,下記のように価格差が大きすぎる。 採風タイプ 86,700円〜 標準タイプ 18,300円〜 […]