学術雑誌『大本教學』コンテンツ contents of the academic journal ‘Ōmoto Kyōgaku’

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 次に電子化である。図5と6の間の8〜10に見えるように進めたが,差し込み方向に問題があり,A5の横枠に縦原稿が載ってしまった。

図5と6の間の8 プリンターの自動給紙位置に裁断したコピー束をセットしスキャンしている
図5と6の間の9 マック画面のスキャンの様子
図5と6の間の10 マック画面のスキャン結果を

 束を縦方向(上端を奥方向)にセットして,スキャン経過は問題なかったが,図5と6の間の13のように,なんとも受け入れにくいものになった。

図5と6の間の11 マックでスキャン
図5と6の間の12 プリンターの自動給紙位置でのセット方向を,縦に変更してスキャンしている
図5と6の間の13 スキャン結果であるが,黄緑色が文の周辺に分布して

 マックでのスキャン設定を種々変更して実験した。カラー,グレー,グレー(誤差拡散,図などに対応),2値化,そして,解像度も100, 150, 200, 300などとしたが,結局,もともとの設定のカラーと300dpiがもっともまとものようであった。

 「図5と6の間の14, 15」は何を示しているのか。-14ではPDFを検索可能ファイルに変更した。結構の時間を要している。その結果からテキストを選択しようとするが,文章の流れに沿ってうまく選択できない。
 -15はPDFを画像出力した結果を示している。一つの画像をタップしてプレビューすると文章の流れに沿って,選択できた。それをコピーしてテキストエディターにペーストしたところを示している。大変都合のいいものになっている。なにも,ここで述べる複合機の機能だけを言っているのではなく,一般に言えることである。PDFからテキストを選択するという発想はやめた方がいいと感じているのである。PDFからテキストの検索をするのは便利ではあるが,文章のコピペはやめた方がいいと感じた次第である。

図5と6の間の14 結構時間をかけて検索可能ファイルに変換したが
図5と6の間の15 jpgファイルに分割出力したら

 で,スキャン結果を,ぼくは,PDF/Aのファイル形式で出力するのがいいと考えていたが,ぼくの認識は間違っていた。パソコンを数十年前からパソコンを使っていると,「A」はテキストと誤解してしまう。それゆえ,PDF/Aを検索可能ファイルと考えていた。ところが,PDF/Aの形で保存したはずなのに,文字検索ができず,「図5と6の間の14」のように,編集ボタンを押して初めて,検索ができるようになった。PDF/Aのサイトの説明をみた。

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PDF/Aが近いうちに、電子ドキュメントのアーカイブのための標準として受け入れられる可能性は高いです。PDFフォーマットおよびPDFを作成・表示・処理するために必要となるソフトウェアは世界中の公共部門や民間企業で使われており、多くの場所で強固で柔軟性のあるフォーマットであると認知されてきています。PDF/A標準は長期間が経過した後でもPDFドキュメントに確実にアクセスできることを保証しているため、ドキュメントの長期アーカイブのための優れたフォーマットです。
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 Aは<archive>のことで,OSやアプリに依存せずに読み込みができるファイル形式ということである。まあ,今後もPDF/Aで保存したらいいと思う。ただ形式を変更すると,従来のPDFになってしまうようだ。

 図5と6の間の16, 17, 18について: 自動給紙の場合のスキャナーに問題があるのではと,フラってベッドスキャナーの結果をチェックした。-17に原本をフラットベッドスキャナーに置いた結果と,コピーしたページを並べているが,フラってベッドスキャナーのデジタル化はかなり優れていると言える。RGB撮像素子に問題があるかもと,フラットベッドスキャナーで絵本をスキャンした。-18に,絵本とmacの画像を並べている。絵本の太い周囲のオレンジの枠は画面では赤色になっている。少女の顔色はmacではあまり良くない。Photoshopで操作したが絵本を再現することはできなかった。絵本の表面はかなり光沢があってこれが影響している可能性はある。ただ,RGBの撮像素子の一部に問題があるようではない。

 もちろん,自動給紙のスキャナーと,フラットベッドスキャナーは別物であり,この種のチェックに意味がないのではあるが。自動給紙のスキャナーは色再現性がかなり低いように感じられる。自動給紙のスキャナーは,紙の風化色の差をかなり正確にというか過度に捉えていて,文字を捉えるよりも紙質や影を捉えすぎていて,その結果が,ドキュメントスキャナーとの間に懸隔を生み出している。ドキュメントスキャナーは文字や線を中心に捉えるような設計がなされているということになるのだろう。

図5と6の間の16 マックでフラットベッドスキャナーを利用して
図5と6の間の17 原本をフラットベッドスキャンして
図5と6の間の18 絵本をフラットベッドスキャンして

 

 執拗であるが,「図5と6の間の19」に示したように自動給紙の場合どうしても小汚ない。「図5と6の間の20」のようにフラットベッドの場合,ここでは2値化したのであるが,問題なく使えることがわかる。

図5と6の間の19 自動給紙のスキャナー利用結果
図5と6の間の20 フラットベッド結果

 結論を言えば,ぼくが使っているブラザー複合機の場合,フラットベッドスキャナーを使えば問題ない。ただ,あまりに時間を取られるので,この選択はできない。自動給紙でやるしかなく,実質,「図5と6の間の15」のように問題なく使えるので,いまだ,ドキュメントスキャナー Scansnapの購入には至らない???

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