天井裏の蜂巣除去のために業者さんが天井板に開けた穴に蓋をすべく To cover the hole that the pest control operator made in the ceiling to remove the hornet nests
はじめに
十年以上前か,父昇天ののち,隅田山崎さんがタニハに十五年間,神奈川県茅ヶ崎から通って頂いた。その間,お二人の寝室となった二室は清潔で保存状態がよかったが,通われなくなったあと,人の気配がないので,特に屋根裏は動物の住処となって,壁に大量の蜜が流れてきて,業者を呼んで蜂蜜退治を。大きな簾のようなミツバチの巣が二つありました。その後,アシナガバチ,ちいさなスズメバチの巣なども。
業者さんが開けた穴を図1に。壁の最下部の黒ずみは蜂蜜の堆積部である。アリが嗅ぎつけたら大変なことになるなあ。

この穴のために天井裏から大量の昆虫が室内に入って,荒れ放題。長く放置してきました。
屋根裏への小動物と昆虫の侵入口を塞ぐ には,部屋の荒れようや,大工さんに入ってもらって,屋外からのイタチなどの天井裏への侵入路を断つなどの対策を書いています。
図2,3は昨日,やっと掃除した二室を示す。図3の南室については,図1の天井板開口部の方で,しかもガラス戸で明るく,雨戸はぼくが何も考え得ないアホは時代に捨ててしまった影響が出て,室内の畳や木材が太陽光で破壊されてしまったのである。
図2の障子は業者さんに依頼して二年ほど前かに,貼り替えた。昆虫が外光に誘われて突撃した後が生々しく表現されていた。とにかく,障子をガラス窓から外して放置していたのである。この障子にアシナガバチの死骸がひっついているので摘もうとしたら何と生きていた。図3奥の最も日焼けした畳を中途半端に一部外していたので,畳の下にはびっしりとカメムシが冬眠していた。
この1ヶ月余り,この部屋のタンス二つの処分または移動のために,母屋三間南廊下の整備をしてきた。やっと部屋から家具がなくなり,掃除することになった。


1. 天井穴に蓋を
まずは,天井裏との通路を遮断することである。開口していると,屋根裏に入った昆虫達が天国への道のように勘違いして部屋に流入してくる。一応,屋外と屋根裏への通路は遮断したはずであるが,イタチやヘビなどは入れなくなった?が,細い隙間がかなりあって蜂などが歩いて入ることは可能と考えている。これも工事で閉鎖するにはかなりの費用が発生することがわかり,断念した。日本建築の限界だ。
図1の天井板の桟の壁際を見るとわかるが,壁の横方向の桟と天井板の縦方向の桟の隙間に,取り去った天井板の破片が見えている。天井板はいわば家具全体の一部のように設置されている。構造的には天井裏側にあらたな天井の板を貼れば良いのであるが,両桟の間に新たな天井板を突っ込まねばならず,工事過程で,天井板全体の構造を弱体化する可能性がある。それが最大の天井裏説をリジェクトする理由である。造作工事も困難が予想される。
そこで,天井板の部屋側に貼り込む方法を選択する。適当な板を購入することに。
2. 蓋の材料←廃棄
天井板の厚さはほぼ2mmである。近所のコーナンプロに行ったが,そういう製品はないそうだ。豊中により上位のプロショップがあるらしい。コーナン関係のネット販売を調べたがアマゾンで購入可能な製品に該当するものはない。モノタロウにはあるが一枚だけ買うのにはかなり高い。
プリント合板 パイン 【2.5×600×900mm】【O】(オカモク,アマゾン)が最もいいようだ。1080円+送料880円。
注意:
- カラー:パイン
- サイズ:厚み2.5×巾600×長さ900mm
- 材質:ラワン合板
- 注意事項:?表面に木目をプリントしており、裏面は未加工となっております。?板厚が薄い為、若干の反りがある場合がございます。予めご了承くださいませ。?低ホルムアルデヒド仕様。 F☆☆☆☆(フォースター)です。※こちらは厚みが薄い為、1枚で配送すると割れてしまう場合がございますので、厚み10mmぐらいなるように個数を調節してご注文していただくことをお薦めします。 1枚単位での配送をご希望の場合は、配送途中に割れや欠け、折れなどが生じてしまいやすいことをご理解・ご了承くださいませ。
Sun., Feb. 22, 2026到着待ちだ。割れてはいないだろうなあ?
追記 2026年2月21日: この考えは廃棄した。第五章に。
3. 部屋側に固定する考え←廃棄
昨日,現場で天井裏側からの修復を考えていたので,穴よりも一回り大きいサイズ,幅47cm x長さ75cmとしている。部屋側からだと,図1に見える横桟の内幅にして長さは75cmぐらいになる。父の辞書用の固紙(A3サイズか)がいっぱいあるので,この場に複数当てて,ホッチキスで留めて,型紙を作って,これを使って,プリント合板をベニア用ノコで切れば良いだろう。その際,図1の屋根裏側の縦方向の桟の位置を型紙に記しておく。型紙の位置を天井板に鉛筆線で記しておく必要がある。

図4にタニハの天井の構造図を示す。
次に天井板に設置固定するネジが必要だ。Geminiに尋ねた。
——— 引用〜
部屋側から設置し、かつ将来的に何度も開閉できるようにする(メンテナンス性を確保する)という計画、非常に合理的です。ご要望に合わせて、木材同士を固定するための「蝶ネジと受け金具」のセットと、隙間を埋めて遮光・防虫するための「スポンジテープ」の2点を、Amazonで購入できる具体的な製品カテゴリーからご紹介します。
3.1 木材同士を留める「蝶ネジ」と「受け金具(鬼目ナット)」
木材に直接ネジをねじ込むと、何度も開け閉めするうちにネジ穴が馬鹿になってしまいます。そこで、天井の「桟(さん)」の方に**「鬼目ナット」という金属のネジ穴を埋め込み、部屋側から「蝶ネジ」**で締める方法が最も確実で、工具なしで外せます。
- 鬼目ナット(おにめなっと):
- 天井の桟(木枠)にドリルで下穴を開け、ねじ込んで設置します。これにより、木材の中に「金属のネジ溝」ができます。
- Amazon検索語:
鬼目ナット M4または鬼目ナット M5(M4やM5はネジの太さです。蓋の重さならM4で十分です)
- 蝶ネジ(ちょうねじ):
- 指で回せる耳がついたネジです。これを部屋側から差し込んで、桟に埋め込んだ鬼目ナットに締め込みます。
- Amazon検索語:
蝶ネジ M4または蝶ボルト M4(鬼目ナットのサイズと合わせてください。長さは「蓋の厚み+10mm〜15mm」程度が目安です)
3.2 光を遮蔽し、虫の侵入を防ぐ「糊付きスポンジテープ」
既存の天井板と新しい蓋の間に挟んで「パッキン」の役割をさせます。光を通さないよう、厚手で高密度のエチレンプロピレンゴム(EPDM)などの素材が適しています。
- D型 または 平型 すきまテープ:
- 特徴: 糊付きで、片面を蓋の縁(裏側)に貼ります。蓋を締め込んだときにスポンジがギュッと潰れることで、光と虫を完全に遮断します。
- Amazon検索語:
すきまテープ 厚手 黒または隙間テープ EPDM - おすすめ: 「3M」や「ニトムズ」などのメーカー品は糊残りが少なく、遮光性も高いです。厚さは3mm〜5mm程度あると、多少の板の反りも吸収してくれます。
引用〜おわり ———
4. スライド式に←廃棄
4.1 蓋用化粧板の問題
Geminiに質問: そこで屋根裏を気にせずに工事をする方法を考えた。天井の穴は天井板二枚分のサイズになっている。穴を構成する隣接する竿縁の内側の幅が44cmとして,穴の竿縁方向の長さを天井板二枚分で73cmとして,蓋用の2 mm厚のプリント合板 44cm x (73 + 3 x 2)cmを用意する。竿縁の穴側の側面に留め金を何ヶ所が装着して,スライド式に嵌めるのはどうだろうか。この場合の留め金の装着間隔とか,適当なアマゾンの留め金商品を紹介ください。密封する方法も教えてください。この方法だと蓋を外すのも簡単だと思われます。
Geminiの回答から考え直したこと: 蓋用の化粧板 2.5mmをスライド式にするのは腰がないので種々の工夫をする必要があるようだ。そこでまだ発送していないので,キャンセルの要望を出した。結果待ち。
以上,2月14日(土)。
メール待ちと考えたがメールがこないので,購入履歴をみたら,キャンセルが受け入れられていたので,薄すぎる材料から回避できた。
以上,2月16日(火)
4.2 手持ちの板で
母の桐ダンスを廃棄した際に,一部の引き出しの底板などをキープした。幅40cmを満たさないので,縦長の板を3枚使って,竿縁44cm幅に切り揃えて3枚を使うことにしよう。穴長73cmに対して長めの板を接合して使うことになるか。明日,現物を確認するが,例えば,35 cm 幅,厚さ 6 mmとする。
Geminiに聞く文章を次に:屋根裏の蜂の巣除去のために,業者さんが二本の竿縁間の天井板を切り取って,44 cm 幅✖️73 cm 長の穴が開いています。この穴を塞ぐのに例えば,35cm幅で厚さ6mmの長い桐のタンスの底板を使いたいと考えています。竿縁の厚さを3 cm とした場合,この隣接する竿縁の穴側にレールを設置して,桐のタンスの底板3枚を使って一つの板にして蓋をしたいと思っています。天井裏に入りたい場合はこの板をスライドして外します。底板の切断面は直線的で三枚使うとして隣接する板の隙間はほぼ無いと考えています。3枚の板を接して,35 cm x 3 = 105 cm 長 の板の長軸方向の両側面に何らかの固定金具をセットして,一枚の板として,これを蓋にしたいと思います。以上について,アドバイスをお願いします。
さて,結構複雑な回答があった。まずは桐板のサイズの確認だな。
アルミL字アングル(20mm × 20mm程度)の長さは板のサイズより多少長くする。コーナンプロにあるか? スライドして天井に残るようにすると,アルミアングルは1.5mほどが必要になる。一々外すことも考えたが,穴を開いても板が天井に残す方がいいだろう。しかし,開けた際に,この板の掃除をした方がいいから,残さない方向がいいな。レールが竿縁側面に見えるので圧迫感がある。
とにかく,明日,板を計測して一枚板をまずは作ってみるか?ジェミニは天井裏側に補強材をセットせよというが部屋側にセットしないと隙間ができる。
以上,令和8年2月17日。
5. はめ込み式に決定
スライド式は,かなりの労力が必要だ。また最初のはめ込み式に戻ったが,Geminiに聞くと,天井裏の作業が入ってくる。
Geminiに聞く原稿:開口部 44 cm x 73 cm には,切り取った厚さ2mmほどの天井板の破片が壁側の回り縁と天井裏側の野縁の間に見えます。開口部の中央部近くを遮って野縁が見えます。天井裏側に入り込まない形で板を嵌め込みにできませんか。←結局だめ。
5.1 蓋材は自前
回答は別にして,蓋になる材を探したがネット上にもコーナンプロにもない。そこで廃棄した母の桐ダンスから採取した桐タンス引き出しの底板を調べた。桐タンス底板(397mm x 830 m),これが幸い二枚確保していた。穴は(435mm x 730mm)なので,桐タンスの縦長部を切断して使わざるを得ない。そうすると,桐タンス底板二枚を使わざるを得ない。もう少し残しておけばよかったと後の祭りではあるが,とにかく十分な材が確保できた。その途中経過を図5,図6に。


図6では両材にネーミングしている。右手が北矢印A,左手が北矢印Bである。ネーミングしている面が部屋側になる。木目の汚れが比較的少ない方を部屋側にした。それぞれの板を開口部にあてて,入るようにはなった。
5.2 桐板接合用桐スノコ強化法
- かつて,コーナンで購入した桐製すのこを図6のよう,一辺に宛てている。桐板の接合部も合っている。桐板をピッタリ合わせるようにはぼくはできないので,この基準は守らないといけない。右手「北矢印A」の南端と,左手「北矢印B」の北端はピッタリひっつける。
- 桐すのこの板,3枚を糊付けされた横材からノコギリで切り取る。
- つぎに,桐すのこの直線を利用して,桐板二枚の縦軸線の一つを揃えるべく,電動サンダー(粗P180と細P40)で調整。
- そして,桐板二枚の端から5cmほどかに,桐すのこ板を貼り込む。これはネジで実施する。Geminiに質問:蓋用の桐板二枚(幅約435mm x 長さ約400mm)を幅軸に接して一つの蓋を作ります。両板を繋ぐために,部屋側の面に桐製スノコの板を二本使います。蓋用桐板も桐製スノコも厚さ8mmです。ねじ止めする場合,ネジのサイズや種類と設置密度などを教えてください。
Gemini回答: 厚さ8mmの桐板同士を、同じく8mmの桐スノコ板で連結するという計画ですね。桐は非常に柔らかく割れやすいため、ネジ選びと下準備が成功の鍵となります。合計16mm(8mm + 8mm)の厚みに対して、突き抜けないよう安全に、かつ強固に固定するための具体的なアドバイスをまとめました。
2026年2月19日,コーナンプロへ。確かに,材は全くない。要するに土建用だけだ。家具用の材がないということだ。図7に購入したものを示す。
1 木工用速乾180g 294円税抜,2 皿木ねじ 太さ3.1mm, 長さ13mm,140円税抜 3 ブロンズヒートンNo. 6 六本入り二袋,162円x 2,だ。
ヒートンは、壁などにねじこんで物を吊り下げるために用いる。日本語では「丸環ねじ」(まるわねじ)という。なお、「ヒートン」はフランス語のピトン(piton)が元になり、それが日本語において訛ったものだと言われ、正しい外来語ではない。英語ではScrew eyeという。

1. ネジのサイズと種類
桐材は密度が低く「保持力(ネジを掴む力)」が弱いため、**「太めの木ネジ」**を使い、ネジ山をしっかり噛ませる必要があります。
- ネジの長さ:12mm〜13mm
- 合計16mmの厚みに対し、ネジ頭が少し沈むことを考慮しても13mm程度がベストです。これなら反対側(屋根裏側)に突き抜ける心配がありません。
- ネジの太さ:3.0mm〜3.5mm
- あまり細い(2mm程度)と、桐の繊維を掴みきれず抜けてしまいます。
- 種類:ブロンズまたはステンレスの「皿ネジ」
- 部屋側から見て目立ちにくい色をおすすめします。
- Amazon検索キーワード:
木ネジ 皿 3.5 × 12またはさら木ねじ 13mm
ぼくのメモ:コーナンプロにある上記条件に最も近いものを選んだ。クロムメッキのようだ。
2. 設置密度と配置
スノコ板を「添え木」として、2枚の板の継ぎ目を跨いで設置します。
- 本数:1本の連結板(スノコ)につき、合計6本〜8本
- 継ぎ目を挟んで、左右の板にそれぞれ3本〜4本ずつネジを打ちます。
- 間隔:約10cm間隔
- スノコ板の両端から2cmほど内側に打ち始め、等間隔に配置すると歪みが出ません。
- 端の処理: 桐は端から割れやすいため、板の端から1.5cm以上は離してネジを打ってください。
3. 作業のコツ(失敗しないために)
① 木工用ボンドの併用(必須)
ネジだけに頼らず、スノコ板と蓋の間に木工用ボンドを塗ってからネジ留めしてください。
- 桐はボンドの吸い込みが良いため、接着強度が格段に上がります。ボンドが乾けば、ネジが緩む心配もなくなります。
ぼくのメモ: 貼る前に雑巾で軽く拭いて,鉛筆で設置場所に鉛筆で線を入れた方がいいだろう。
② 下穴(したあな)を必ず開ける
これが最も重要です。 8mmの桐に直接ネジを打つと、ほぼ確実に板がパカッと割れます。
- 1.5mm〜2.0mm程度のドリル、または細いキリで、深さ8mm〜10mmほどの下穴を必ず開けてください。
- ネジの太さよりも一回り細い穴を開けることで、割れを防ぎつつしっかり固定できます。

ぼくのメモ 2026年2月21日: 図8が昨日の成果。添木になるスノコの板を全部使おうと思ったが,横木をノコで切り取ることは簡単ではなく諦めて,横木の間の断片を3本使うことにした。波状にボンドをつけて,段ボール片で塗り広げた。簡単に満遍なく塗ることができた。木工ボンドはすごく扱いやすい。急に固まるものでもない。
Geminiのアドバイスだとノリが固まる前にネジ留めをすることになっているが,作業を開始したら,貼ったはずの添木がずれてしまう。木工ボンドの説明では固まるのに24時間だそう。それでドリル使用を中止。電動ドリルのビットはぼくが持っているビットの最細の2mm径。
次回,ドリルで添木中央に4本ずつ穴を開けて,ネジ留めすることになる。二枚板の接合部付近は弱いので外している。図8には,鉛筆線が見える。
ぼくのメモ 2026年2月23日: 昨日,ドリルで4×3-2 本の穴を開けて,4×3本のネジ留めをした(図8-2)。天井開口部に行って合わせたが南部が入らない。そこで型紙を作って合わせようとしたが(図8-1),難しいので,桐スノコの切れ端で直角を想定しつつ,墨入れをして(図8-1),


外に出て,サンダーで出っ張りと思しきところをP180?で削り取った。EPDMを貼るための準備にと,P40で仕上げをした。その結果が図8-3で,図8-4のように?,見事にピッタリとハマったのである。


③ Amazonお買い物リスト
- ネジ:
さら木ねじ 3.5 × 13mm(50本入り程度) - 下穴用:
精密ドリルセットまたは細軸ドリル 2mm - 接着剤:
木工用ボンド 速乾
5.3 トンボの代わりにブロンズひーとん
コーナン関係にはトンボがない。構造的には違うが,ヒートンで代用できると思った(図7)。アマゾンで検索すると,図9のようなもので,かなり脆弱である。腰も弱い感じだ。こういうものしかない。すべて鉄製であった。というわけで,たまたま出会ったヒートンこそ,この天井の蓋を留めるツールとして,向いていると思う。コーナンに返却するつもりであったが,その必要性は無くなった。

5.4 EPDM(エチレンプロピレンゴム)製スポンジ



コーナン関係では3Mがない。図8のものには遮光とも防虫とも書かれていない。ニトムズもあった。使用の際に,毛足の長さを5mmより長い9mmにするか。エーアイは遮光とするが,こんな製品はない。防虫や防風などだ。
以上,2026年2月19日。
コーナンDIYでの写真図10〜12は,混乱していた結果だ。図10のすきまモヘアシールは今回の目的には合致しない。エチレンプロピレンゴム製スポンジが正解だ。「遮光性はスポンジ(ゴム)タイプの方」が遮光性が優れている。ここが重要。
① 風化に対する耐久年数
「スポンジテープ」と一口に言っても、素材によって寿命が劇的に異なります。
- 一般的なウレタン製スポンジ(安価なもの)
- 耐久年数:約3〜5年
- 状態: 屋根裏は夏場に高温(50°Cを超えることもあります)になるため、加水分解が進みやすいです。5年を過ぎると、触っただけで粉状に砕ける「風化」が始まります。
- EPDM(エチレンプロピレンゴム)製スポンジ
- 耐久年数:約10〜15年
- 状態: 自動車の窓枠パッキンなどにも使われる素材です。熱やオゾンに非常に強く、天井裏のような過酷な環境でも、長期間弾力性を維持します。「10年越しの対策」であれば、必ずこのEPDM製を選んでください。
② 防虫効果について
結論から申し上げますと、**「正しく施工すれば、非常に高い防虫効果」**があります。
- 物理的な遮断: 蓋をトンボで押し付けることで、スポンジが数ミリ潰れます。この「潰れ」が隙間を完全に埋めるため、カメムシやハチ、小さな羽虫も物理的に通過できなくなります。
- 「光」を遮ることが防虫になる: 多くの虫は「光が漏れている隙間」を目掛けて侵入を試みます。遮光性の高い黒色のEPDMスポンジで光を完全に遮断すれば、虫を呼び寄せる誘因を断つことができます。
③ おすすめの具体的製品
Amazonで購入される際は、以下の条件を満たすものを選んでください。
- ニトムズ「防水ソフトテープ」または「エプトシーラー」
- これらはEPDMゴムを主成分としており、ボロボロになりにくいことで有名です。
- 検索語:
ニトムズ エプトシーラーまたは隙間テープ 高耐久 EPDM
2026年2月21日注文済: ニトムズ(Nitoms) 住宅用気密エプトシーラー 窓 サッシ パッキン すきま すき間 防水 幅10mm×長さ5m×厚さ10mm G0091 825円


図14のように施工すればよい。蓋が天井面と接する北辺と南辺は蓋の屋根裏側に接着する。側辺,つまり,蓋と竿縁が接する場では,屋根裏側は空洞になっているので,蓋側辺(8mm厚)と竿縁の間にエプトシーラーが配置される必要がある。エプトシーラーは幅10mm,蓋厚8mmなので,10-8=2mm,余るが,屋根裏側に余る部分を配置する。部屋側はブロンズヒートンとの接触が繰り返されるし,部屋からエプトシーラーの余った糊部が見えて埃や虫などが付着して見えるので,よくない。
さて,後に施工例の写真をここに配置したいと思う。
北辺(図6の板の右端)は蓋の天井裏側に幅一杯435mmに貼ることになる。蓋側面730mmすべてに部屋向き面にはハミ出すことなく,貼ることになる。北辺のシーラーとは2mmだけ重なる。4隅については,現物をみつつ,追加する必要がある。
結局,435×2 + 730×2 = 2,330mm長を使用することに。購入シーラーの半分を消費するということだ。そうだ,遮光のために,板接合部の中央の隙間(釘跡の穴も)もこのシーラーを貼らねばならない。
④ 施工時の注意点
- 貼り付け面の清掃: 桐板や竿縁に粉塵(ハチの巣の残りや埃)がついていると、テープの糊がすぐに剥がれてしまいます。貼る前に必ず固く絞った布で拭き、乾燥させてください。
- 角の処理: テープの継ぎ目に隙間があると、そこから光が漏れ、虫が入ります。四隅はテープ同士を少し重ねるようにして「隙間のない一周」を作ってください。
追記 2月23日(月): 明日には図8-4に示した天井蓋に,EPDM製スポンジを貼って,天井開口部にハメ込んで,スポンジ厚を含めてのブロンズヒートン設置の決めなければならない。スポンジ付きの蓋を北辺と南辺の天井板にしっかりと接して,竿縁に油性インクで印をつけること。
① 設置まえに,あらかじめ,蓋の西側そして東側に油性インクで,
南北辺から5cm地点,蓋板北Aと北Bの境界部から,それぞれ南北10cm地点,そして,両板のそれらの中間点にマークすること。そして,蓋を開口部の南北側の天井板との関係をみつつ,開口部中央と蓋中央がほぼ一致するように,設置して,油性インクで,蓋の部屋側の下端付近に当たる竿縁にマークすることになる。
② そして,蓋を外して,東西の竿縁それぞれについて,角材を竿縁にあてて,すでにマークされた点を地上に平行な線を鉛筆かなあ,引くことになる。角材を外して,また蓋を開口部に宛ててみて,その線が見えることを確認すること。
③ その線上の点位置に対して,電気ドリルで穴を開けることになるが,手持ちのドリルは最細で2mm径なので,これを使うが,深掘りせず,ヒートンのネジガイド程度と考えること。5.2節の図7のように,ヒートンのネジ部の長さは短く,一応,完全に締めたあと,戻して,❓マークを作る○が地上に水平になるように,反時計回りに,セットすること。
④ 蓋をこの一連のヒートンが設置された線と天井板の間を広く開放された南側からスライドインさせることになる。そして,ヒートンを時計回りに締めて,蓋を天井板側に押し当てるのである。
以上。
6. Bravo!
やっとできた。十年の重荷を経てである。これで蜂などの部屋への侵入が遂に回避できるか。そろそろカメムシだけでなく,蜂などが飛び始める。これから夏まで,当然ながら虫はもう入ってこないはずだ?!
図15ではスノコ添木とタンス底板の間の糊が外れている。図16ではネジを強く締めて無事付着してくれた。


EPDMスポンジを貼る。まずは図17の北辺と南辺。図18の中央,図19の中央両脇。



図20には東西辺を留めたが,側面から貼らず,他と同様,屋根裏面に貼った。外側5mm幅,屋根裏面5mm幅のイメージだ。図21のように,ちょっとだけ外側にスポンジ面が出ている。残りのスポンジは,1メートルほどだが,これも北辺と南辺の中央付近に重ねて貼ることでほぼ5メートル全部使う形だ。


両桟縁は一杯一杯だ。天井板と蓋の機密性が問題。


図23のまま,放置していたら自然落下していた。そこでという訳ではないが,残りのスポンジを使って,南辺と北辺にさらに1本,積み上げた。図25では部屋面の東西辺に,桟縁へヒートン位置を移すために油性インクでマーキングした。


ヒートンの釘穴をマークすべく,蓋の部屋面の東西辺のマークを桟縁に移行する。その際,手持ちの角材の幅が偶然25mmと15mmからなっていて,壁側の桟の高さは高く,天井板の桟縁の高さは低く,ちょうど適度に線引きをすることができた。



図29,30はヒートンを設置例,図31〜33は蓋を嵌めているところ。





ところがである。蓋はヒートンと天井板の間に滑り込ませることができない。スポンジの厚みと摩擦が邪魔している。
で,片側のヒートンを全部抜いて,蓋を上に押し上げて,ヒートンを設置しなおした。回転することで天井板に押し上げることもできる。


確認すると,スライドはできず,片面だけヒートンを設置して,蓋で天井を塞いだ後で,残りの片面にヒートンを差し込むことになる。抜き差しの頻度は多くはない。天井裏での何らかの問題が生じた際に,この蓋の壁側のヒートンを外して,蓋を外せばよい。スポンジは十年持つらしい。次に蓋を外すような場合は,前もってスポンジ5m長をまた購入して,付け替えれば良い。
おわりに
このシステムは昨晩,完成した。ハッピーだ。もう虫害のないことを祈る。昨年秋だったかに工事をしたので,屋根裏への大型動物や,たぶん蜂も侵入しないのではないか。次は,この東棟が利用できるよう,ガラス戸の調整,雨戸の設置依頼,などをする必要がある。夏前に。
以上,2026年2月25日。

