学術雑誌『大本教學』コンテンツ contents of the academic journal ‘Ōmoto Kyōgaku’

はじめに

 現在作成中の報告で,以前,『大本教學』のアーカイブズを利用しようとネット検索したが,ヒットしなかった。『大本教學』は三代教主一派の心無い人々,とくに,「四代教主」三諸聖子の夫三諸齋によって廃刊されたのであるが,それにしても,ヒットしないのが解せない。廃刊行為はなんとも教団にとって自殺行為であるが,執筆の人材が枯渇しつつあるのではとは思う。

 それで,本日,国立国会図書館デジタルライブラリーで,大本教學,を検索したのであるが,大学図書館などの目録などでは一部見られるが,雑誌そのものはヒットしない。宗教法人発行のジャーナルを国会図書館が意図的に収集しないということはありえないのだが,国立国会図書館に教団おほもと(大本)から申請しなかったり,国会図書館からの送付要望に対応していなかったのかもしれない。ただ,木庭次守がそれを怠るというのは信じ難いことではある。

 ぼくが今,問題としているのは,『大本教學』が歴史から消えてゆく危惧である。一般の人々の『大本教學』へのアクセスはかなり難しいと思われる。教団おほもとの発行物は基本的に非売品である。スキャナーでデジタル化をして,貴重な資料や木庭次守などの報告はテキスト化をしたいと思っている。

 情報が揃ったら,国立国会図書館に資料送付の連絡をしようと思う。

1. ドキュメントスキャナー

 手持ちのA3対応プリンターで問題ないのであるが,以前使用していたドキュメントスキャナーの使い勝手が良かった(給紙ロールが溶けてしまい廃棄した)ので,一応,調べてみた。

一つ目,DS-571W WiFi CERTIFIED/Document Capture Proe-文書対応

オープンプライス エプソンダイレクトショップ
販売価格(税込)   48,400円

アマゾンで,41,700円。

二つ目,リコー PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1400 (最新/高速毎分40枚/両面読取/ADF/ワンボタン操作/USB接続/シンプル/書類/レシート/名刺/写真)  Wi-FiよりもUSB接続の方がいいだろうな。

 アマゾン36,964円(税込) ぼくが持っていたスキャナーはScanSnapという名だった。リコーかあ。給紙ロールの弱点は改善されたのだろうか。と,調べてみると,ユーザーの全員が体験している。改善されていない。メーカーの策謀なんだろうなあ。

 ScanSnapって富士通だと思っていたけど,何でリコー?って,調べてみたら,2022年にリコーにイコウしたらしい。何と業務用スキャナーの世界シェアが50%だって?
 価格コム EC JOYで,35,590円。PFU ピーエフユー FI-IX1400A ドキュメントスキャナー ScanSnap 両面読み取り可 A4/はがき/名刺/レシート 600 dpi USB接続

 まあ,これを買うことになるだろうねえ。

三つ目,ScanSnap iX1600 FI-IX1600A [ホワイト] がスタンダードみたいだねえ。 43,299円かあ。

  ScanSnap iX1600 FI-IX1600A-P 2年保証モデル [ホワイト] 43,641円かあ。2022年3月発売。もう三年たったから,新製品がでるんではないかあ。
 口コミ: その後も折を見て活用していますが、追加で気づいた点として2点記します。
① 前機種ix500の場合、一度で読み取れない分厚い書類の場合、紙が少なくなってきた時に、スキャンしながら手で少しずつ紙を追加するか、複数回に分けて読み込んだPDFを、後でツールで合体させるなどで対応し、手間がかかっていました。
本機種は、先ずトレイに入るだけ紙を入れて読み取らせ、終わった時に「追加での読み込み」が選択でき、複数回の読み込みで一つのPDFファイルに統合されるので、とても重宝しています。
② 普段はA4やB5などの用紙の読み込みが多いですが、たまにレシートや名刺など小さな紙を扱うこともあります。その際、付属の名刺・レシートガイドを取り付けると、小さな紙もスムースに読み込むことができ、またそのままA4などの紙も扱えるので、最近はガイドをつけっぱなしにして使っています。
また、今後何か追加があれば、この場でレポートさせて頂きます!

以上,2025年1月31日。

 一連のScansnapは富士通,リコーいずれも,旧機種の切り捨てを容赦なくする企業で,全く信用していない。EUの環境基準に合わせているが,単に売るためだけで,社会貢献的発想は欠如している。ただ,Scansnapはいいので,発売後三年を経過しているので,新たな機種が発売されたら,購入したいと思う。

2. 書物をまとめてスキャンするには

2.1 考えた

図1 高儀(Takagi) GISUKE Cクランプ 50mm グレー

 工具として,木材に糊付けなどをするために,一時的に2枚の板で挟み込むツールがあるはずだ。それを使って,本を挟んでディスクグラインダーで製本糊部を切り取るという発想を今,している。アマゾンで検索したが,ガイド付きのクランプはない。価格も考えて,次がベストだな。高儀(Takagi) GISUKE Cクランプ 50mm グレー たとえば,50mmは290円。

 このクランプを3個,購入すれば,カッティングの際に移動して使うことが可能だろう。

図2 LION裁断機 B4 Pape-rcutter 212N

 ディスクグラインダーを使うのはおおごとなので,裁断機はどうかと,プリンターなどの後ろに置いていた埃まみれの裁断機を取り出した。ネットでは中古で廉価だと2000円ほどで売っていたようだ。かなり高かったように思うが1回使ったかどうか。

 この裁断機ではクランプは使えないし,使う必要性もない。これを使うことにしよう。

 プラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309 40,773 税込円,というのがあるが,これは厚さ15mmまで。ちょっと不足だなあ。手押しは安全でいいのだが。

 上掲の裁断機でも,本そのものを直接,裁断できない。

 クランプ3本利用で,ステンレスの細い板を買って,ディスクグラインダーで切り落とすのが一番いいかもなあ。 そう考えて,5 本の電子化(自炊)で裁断機として使えるか Feb. 2, 2025 のように,新たなディスクの購入を考えたが心変わりした。

図3 オルファ(OLFA) 円形刃カッター ロータリーカッター45 234B

オルファ(OLFA) 円形刃カッター ロータリーカッター45 234B 870円税込。さきほどコーナンプロで見たが,税込1408円。

これは中型だが大型になると歯がかなり高くなる。

 さて,クランプとステンレス角巻をコーナンで購入してきた。かなりちっちゃくてコンパクトなものを購入(税抜382×2円)してきたが,手元の大本教學No. 19(3cm厚)をステンレス角巻を使うとすると挟めない。このあと,返却に戻らないといけない。

 またしてもアマゾンでみて,近与(KONYO) SUN UP 工作台用クランプ 大 CSー15 シルバー 金具 cクランプ 369円税込で2個,が気に入った。材質が鉄というのがやばいかもしれない。

 このサイズだといま手元にある書籍は3cm厚なので,ステンテス角巻2本使っても,問題がない。

材質 鉄
ブランド 近与(KONYO)
商品寸法 (長さx幅x高さ) 5.5 x 13.4 x 2.1 cm
色 シルバー
スタイル ツール,サンアップ
商品の重量 0.22 キログラム

図4 ステンレス角巻の切断 100cm/2

図5 近与(KONYO) SUN UP 工作台用クランプ 大 CSー15 シルバー 金具 cクランプ



2.2 本を裁断しないで電子化

 創刊号は当方には1冊しかない。隅田さんの遺品だ。創刊号は80ページと薄い。まずはグレイで印刷したが文字が読みにくい。それでカラーで印刷した。本はかなり黄ばんでいるが読みやすくなった。

 前もって電子化結果を言う。ブラザーMFC-J6997CDWを使って同梱されている給紙装置を使って電子化したが結果は芳しいものではなかった。前述のScansnapのような結果を得ることができなかった。おそらくソフトウェアの問題であろう。

 図5と6の間の1 の雨水溝のコンクリート枠の赤丸の部分だ。結構,見せてくれた。カワセミ大好きの奥さんに伝えたら,この赤丸の部分の白い線は翡翠のフンだという。この写真は昨日の夕刻に撮った。右の太い幹はソメイヨシノで左の細い幹はウメだ。今月の半ばには咲いてくれると思う。

図5と6の間の1 我が書斎前の庭になんとカワセミが来た。二月八日朝10時頃

 創刊号をカラーコピーした。そして「図5と6の間の2」のように,赤鉛筆でページ境界に印をつけた。そして,「図5と6の間の3」のように第断計画を立てたが,これが適切ではないことがわかった。

図5と6の間の2 創刊号をコピーした結果でページ境界に赤線を入れた

図5と6の間の3 裁断計画をしたが

 裁断機を使って,次の3図の作業を,各見開きページの裁断を実施した。この作業で,見開きページ中央で裁断し,ここのページ幅もほぼ統一された。

図5と6の間の4 ページ境界で裁断

図5と6の間の5 ページ境界から見開き右ページの「本ページ幅」統一のため裁断

図5と6の間の6 ページ境界から見開き左ページの「本ページ幅」統一のため裁断

図5と6の間の7 一応,見開きページ境界で同幅に分けることができた



 次に電子化である。図5と6の間の8〜10に見えるように進めたが,差し込み方向に問題があり,A5の横枠に縦原稿が載ってしまった。

図5と6の間の8 プリンターの自動給紙位置に裁断したコピー束をセットしスキャンしている

図5と6の間の9 マック画面のスキャンの様子

図5と6の間の10 マック画面のスキャン結果を

 束を縦方向(上端を奥方向)にセットして,スキャン経過は問題なかったが,図5と6の間の13のように,なんとも受け入れにくいものになった。

図5と6の間の11 マックでスキャン

図5と6の間の12 プリンターの自動給紙位置でのセット方向を,縦に変更してスキャンしている

図5と6の間の13 スキャン結果であるが,黄緑色が文の周辺に分布して

 マックでのスキャン設定を種々変更して実験した。カラー,グレー,グレー(誤差拡散,図などに対応),2値化,そして,解像度も100, 150, 200, 300などとしたが,結局,もともとの設定のカラーと300dpiがもっともまとものようであった。

 「図5と6の間の14, 15」は何を示しているのか。-14ではPDFを検索可能ファイルに変更した。結構の時間を要している。その結果からテキストを選択しようとするが,文章の流れに沿ってうまく選択できない。
 -15はPDFを画像出力した結果を示している。一つの画像をタップしてプレビューすると文章の流れに沿って,選択できた。それをコピーしてテキストエディターにペーストしたところを示している。大変都合のいいものになっている。なにも,ここで述べる複合機の機能だけを言っているのではなく,一般に言えることである。PDFからテキストを選択するという発想はやめた方がいいと感じているのである。PDFからテキストの検索をするのは便利ではあるが,文章のコピペはやめた方がいいと感じた次第である。

図5と6の間の14 結構時間をかけて検索可能ファイルに変換したが

図5と6の間の15 jpgファイルに分割出力したら

 で,スキャン結果を,ぼくは,PDF/Aのファイル形式で出力するのがいいと考えていたが,ぼくの認識は間違っていた。パソコンを数十年前からパソコンを使っていると,「A」はテキストと誤解してしまう。それゆえ,PDF/Aを検索可能ファイルと考えていた。ところが,PDF/Aの形で保存したはずなのに,文字検索ができず,「図5と6の間の14」のように,編集ボタンを押して初めて,検索ができるようになった。PDF/Aのサイトの説明をみた。

————————————————

PDF/Aが近いうちに、電子ドキュメントのアーカイブのための標準として受け入れられる可能性は高いです。PDFフォーマットおよびPDFを作成・表示・処理するために必要となるソフトウェアは世界中の公共部門や民間企業で使われており、多くの場所で強固で柔軟性のあるフォーマットであると認知されてきています。PDF/A標準は長期間が経過した後でもPDFドキュメントに確実にアクセスできることを保証しているため、ドキュメントの長期アーカイブのための優れたフォーマットです。
————————————————

 Aは<archive>のことで,OSやアプリに依存せずに読み込みができるファイル形式ということである。まあ,今後もPDF/Aで保存したらいいと思う。ただ形式を変更すると,従来のPDFになってしまうようだ。

 図5と6の間の16, 17, 18について: 自動給紙の場合のスキャナーに問題があるのではと,フラってベッドスキャナーの結果をチェックした。-17に原本をフラットベッドスキャナーに置いた結果と,コピーしたページを並べているが,フラってベッドスキャナーのデジタル化はかなり優れていると言える。RGB撮像素子に問題があるかもと,フラットベッドスキャナーで絵本をスキャンした。-18に,絵本とmacの画像を並べている。絵本の太い周囲のオレンジの枠は画面では赤色になっている。少女の顔色はmacではあまり良くない。Photoshopで操作したが絵本を再現することはできなかった。絵本の表面はかなり光沢があってこれが影響している可能性はある。ただ,RGBの撮像素子の一部に問題があるようではない。

 もちろん,自動給紙のスキャナーと,フラットベッドスキャナーは別物であり,この種のチェックに意味がないのではあるが。自動給紙のスキャナーは色再現性がかなり低いように感じられる。自動給紙のスキャナーは,紙の風化色の差をかなり正確にというか過度に捉えていて,文字を捉えるよりも紙質や影を捉えすぎていて,その結果が,ドキュメントスキャナーとの間に懸隔を生み出している。ドキュメントスキャナーは文字や線を中心に捉えるような設計がなされているということになるのだろう。

図5と6の間の16 マックでフラットベッドスキャナーを利用して

図5と6の間の17 原本をフラットベッドスキャンして

図5と6の間の18 絵本をフラットベッドスキャンして

 

 執拗であるが,「図5と6の間の19」に示したように自動給紙の場合どうしても小汚ない。「図5と6の間の20」のようにフラットベッドの場合,ここでは2値化したのであるが,問題なく使えることがわかる。

図5と6の間の19 自動給紙のスキャナー利用結果

図5と6の間の20 フラットベッド結果

 結論を言えば,ぼくが使っているブラザー複合機の場合,フラットベッドスキャナーを使えば問題ない。ただ,あまりに時間を取られるので,この選択はできない。自動給紙でやるしかなく,実質,「図5と6の間の15」のように問題なく使えるので,いまだ,ドキュメントスキャナー Scansnapの購入には至らない???



2.3 本を裁断して電子化

 No. 4はタニハと自宅合わせて4冊あるので,裁断した。先に結論を言うと,裁断も結構大変だった。とにかく, 成功して,学ぶところも多かった。

 2.2図1と図2に,ステンレス角巻棒で本を挟んで,円形刃カッターを使って切ることになったが。なかなか難しい。このカッター,驚くほど切れない。

2.2図1 ステンレス角巻で挟んだ

2.2図2 オルファ円形刃カッター

 この円形刃は手前方向に進む場合に切れる。押し切りはだめだ。紙を押してしまう。2.2図3のように,ゴシゴシと切るのもだめだ。切り口が一通りではない。2.2図4ぐらいに切り込んだら,もう裁断機に頼ることにした。

2.2図3 紙の切り口をみて

2.2図4 残りは裁断機で

 裁断機は有効だ。

2.2図5 裁断機でバッサリ

2.2図6 残りも裁断機で整頓

 円形刃ではだめで,ハサミで整えたのである。

2.2図7 円形刃の切り口がガタガタだ

2.2図8 ハサミで整えたのである

 2.2図9のように2枚がぐちゃぐちゃ。2.2図10には汚れた表紙とフォトショップで綺麗にしてプリントアウトしたA5用紙を並べている。原本の裁断結果とA5用紙が合わないので,2.2図11のように,裁断機でA5表紙を裁断した。

2.2図9 2枚がぐちゃぐちゃ

2.2図10 表紙が汚れているのでフォトショップで綺麗にしてプリントアウト

2.2図11 裁断機でA5表紙を裁断した

 2.2図12, 13のように,両面のスキャナーでどんどんスキャンされる。両面なので給紙が戻ったりすることはない。

2.2図12 自動給紙装置でスキャン

2.2図13 両面のスキャナーでどんどんスキャンされる

 pp. 3-6の両面2枚がぐちゃぐちゃになったので,この2枚を連続給紙装置に流して,A5両面印刷した。その結果を2.2図14に並べている。そしてこの2枚だけスキャンして4つのjpgファイルのナンバーリングをして,すでにスキャンしたjpgファイルと差し替えて,2.2図15のようにバインディングした。その結果の一部を2.2図16に示す。

2.2図14 pp. 3-6の2枚を新たにコピー印刷

2.2図15 Acrobat Proで全jpgファイルをbinding

2.2図16 binding完了

 2.2図17にみえるように,pp. 7-8が欠落している。給紙の際にpp. 3-6の2枚がぐちゃぐちゃになっただけでなく,pp. 7-8のシートがスルーされているのである。pp. 3-6のように,この2枚だけをスキャンして追加するのは大変だ。jpgファイル名を4_085から4_007まで逐次変更しないといけない。

 全部をまとめてスキャンした方がいい。で,実行したのであるが,2.2図18の8/85に見られるように横倒しになっている。pp. 7-8の原稿は縦に流しているのであるが不思議だ。とにかく,Photoshopでこの8/85のjpgファイルだけ90度回転した上で,このjpgファイル群に戻したのである。

2.2図17 pp. 7-8が欠落している

2.2図18 p. 8が何故か横倒しに

 2.2図19のように,また全jpgファイルをバインディングする。そして検索可能ファイルに変換すると,2.2図20, 21のように,テキストのコピペがかなり面倒になる。PDF/Aほどではないが,jpgファイルの良さが失われる。OCR機能がまだ発展途上なのである。

2.2図22に見えるように,編集前のファイルであっても,検索しようとするとこのようなパネルが出てきて,これを実行すると,2.2図20, 21と同じ結果になるのである。

 原稿をスキャナーで読み取って作成したPDFは,発展途上のOCR機能でテキストを抽出しようとするので,もとのjpgの良さが失われてしまうのである。テキストの検索はできないが,PDFからjpgファイルを吐き出して,jpgのテキストを抽出した方が,PDFのテキスト利用には有効とぼくは感じている。

2.2図19 全jpgファイルをバインディングして

2.2図20 検索可能ファイルに変換した結果の例1

 

2.2図21 検索可能ファイルに変換した結果の例2

2.2図22 検索しようとすると編集することになってしまう

 とにかく,この第四号のPDF化は成功した。創刊号のような汚いものではない。第四号の黄ばみは,創刊号の黄ばみほどでないために,うまく行ったのではあろうが,創刊号の表紙をこの四号で実行したように用意してスキャンしてみたいと思っている。



2.4 ステープルを外して電子化

 裁断という観点と大きくはずれないのであるが,書籍の製本はステープルか糊付けになっている。「2.2 本を裁断して電子化」と観点は適切ではないと思う。オルファのカッターを使う前提で記述していたが,この観点から抜け出した。第十三号を例に。

 2.3図1〜3にステープルを露出させたところを示している。ステープラーのツメ外し機能が使える。 

2.3図1 終わりのステープル部

2.3図2 終わりのステープル部のツメを起こす

2.3図3 はじめのステープル部を外す

 2.3図4, 5に解体過程を,そして裁断機を使って,スキャン前の原稿を作成することができた。次はスキャンしてPDF作成だ。

2.3図4 ラジオペンチで抜き取ろうと

2.3図5 壊れないほど

2.3図6 完成だ



3. 目次

 飯塚さんに問い合わせて,大本教学 (教学誌) の氏のページを教えていただいた。不足分は当方がお送りする約束をした。飯塚さんのページでは,目次がないのはNos. 4, 18, 19。出版情報などがないのは,Nos. 3, 13-16である。飯塚さんのテキスト情報も使いつつ,手元の現物で確認しつつ,ここに目次をまとめる。雑誌表題については,創刊号では大本教学院編『大本教學』とあるが裏書ではおおもと『大本教学』とある。編者名は,号によって,教学研鑽所編,大本教学研鑽所編とあるが,ここでは,大本教学研鑽所編『大本教學』としたい。随時追加更新してゆく。

 なお,冒頭の目次と実際の報告の間で,タイトルが必ずしも一致していない場合があり,シリーズでの論文タイトルに統一性が見られない場合もある。前者は著者の責任ではないし,後者の場合も編者が著者に注意喚起をするべきである。このような体制が不完全と言わざるを得ないのである。ここで示す目次タイトルはもちろん報告自体のものに統一している。

 日本では「・」の使い方がおかしい。なんで気づかないんだろうか。耐えられないので一部,表現を替えている。

創刊号

  • 創刊の辞 pp. 2-3
  • 救世の神業と救いの信仰  桜井八洲雄 pp. 4-14
  • 神について 土井靖都 pp. 15-33
  • 大本教典の範囲 木庭次守 pp. 34-47
  • 大本史観について 喜多哲良 pp. 48-60
  • みろくの世に就いて 鈴木祥雄 pp. 61-66
  • 世界・日本・大本 成瀬邦男 pp. 67-77
  • 恵みの賜もの ー「和解」誌よりー 土居真俊 pp. 77-78
  • 教学院通報・後記 桜井八洲雄 pp. 79-80

 昭和35(1960)年2月4日発行。編集兼発行者: 桜井八洲雄,発行所: 大本教学院。
 編集後記には,執筆者を教団以外からも募りたいとあり,編集事務として山本荻江が働いたことが桜井によって記されている。

大本教學第一号PDF

第二号

  • 巻頭言 (無記名) pp. 2-4
  • 朝嵐(この歌は,昭和十七年八月七日保釈出所されたあと,第二次大本事件で入獄中に詠まれた歌を,思い出して記録された歌集 ”朝嵐” から抜粋したものである) 出口王仁三郎 pp. 5-12
  • 大本の宇宙観 出口うちまる pp. 13-21
  • 大乗と小乗 桜井八洲雄 pp. 22-28
  • 神定聖地の神殿造営の意義 木庭次守 pp. 29-44
  • 神国の世 ー開祖の神諭から観た大本の教理 篠原義雄 pp. 45-57
  • 「巨旦、蘇民」両将来の古記述が意味するもの(上) ー実証される「大本教義」の神韻性についてー 佐々木のぼる pp. 58-72
  • 噴水 編集部(無記名だが) pp. 73-78
  • 教学院通報 pp. 78
  • 大本神諭と一つの主権について 編集部(無記名だが) p. 79
  • 編集後記 桜井 p. 80

昭和35(1960)年8月7日発行。編集兼発行者: 桜井重雄,発行所: 大本教学院

大本教學第二号PDF 17.1MB from 飯塚弘明氏 Feb. 18, 2025 revized



第三号

  • 巻頭言 大本教学院 pp. 2-4
  • 私の手帖より 出口直日 pp. 5-10
  • 神国建設の天業 ー立替え立直しー 土居靖都 pp. 11-37
  • 世界情勢の変貌と立替えの実証 大國以都雄 pp. 38-46
  • 大本の基本思想 ー立替え立直しについてー pp. 47-61
  • 「大本の天業使命」の問題点 ー土井氏の書翰にこたえてー (未完) 佐々木のぼる pp. 62-70
  • 噴水 編集部(無記名だが) p.71
  • 編集後記 桜井 p. 72

昭和35(1960)年11月1日発行。編集兼発行者: 桜井重雄,発行所: 大本教学院

大本教學第三号PDF 17.1MB from 出口三平氏 Feb., 2025

 大本教學第三号PDF 18.8MB from 飯塚弘明氏 Jun. 5., 2026

第四号

  • 朝嵐 (1) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-11
  • 教育について ①喬育(「霊界物語」抄),②教育の基礎(「出口王仁三郎全集」抄),③教育の三大事(「信仰叢話」抄),④教育私見(「こころの帖」抄) pp. 12-20
  • お筆先断片考 (1)  出口うちまる pp. 21-23
  • 出口聖師の言葉を研鑽する (1) 大国以都雄 pp. 24-31
  • どういう神さまを拝んでいるか 桜井重雄 pp. 32-37
  • 世界競輪の二大根本義 木庭次守 pp. 38-40
  • 大本祭儀史考=開教時代 「大本年表」摘録 米川清吉 pp. 41-53
  • 資料紹介: 出口聖師の吉岡談話 pp. 54-55
  • 教学の研鑽を望む 大国以都雄 pp. 56-61
  • 大本教義から見た健康道 (1) 三浦一郎 pp. 62-72
  • 霊界物語「資料篇」刊行について 大本教学研鑽所 pp. 73-83
  • 編集後記 伊藤栄蔵 p. 84

 昭和44(1969)年2月3日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

木庭元晴メモ: 二,三号の「噴水」以下(含編集後記)はかなり興味深い記述になっていた。残念ながらこの形は批判にさらされて敢えなく沈没したようである。桜井のおそらく体調不良から編集者が伊藤に替わって,内容の多様性が崩壊したようだ。次号には桜井の訃報が記されている。

大本教學第四号PDF 55.5MB



第五号

  • 神と人(「霊界物語」67巻6章より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐 (2)第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-11
  • お筆先断片考 (2) 出口うちまる pp. 12-15
  • <遺稿> 大本の神観 桜井八洲雄 pp. 16-21
  • 神話と国教について 大国以都雄 pp. 26-35
  • 弥勒神について 木庭次守 pp. 36-45
  • 当面する日本農業の問題点 出口新衛 pp. 46-49
  • 大本教義から見た健康道 (2) 三浦一郎 pp. 50-60
  • 出口王仁三郎聖師歌日記 ─霊界物語ご校正時のもの─ 自昭和八年十二月十日至昭和十年六月二十五日(未発表) pp. 61-88
  • 大本年表(一)開祖ご生誕~大正三年十月 大本教学研鑽所 pp. 89-120
  • 編集後記 米川清吉 p. 121

編集後記には,本号で大本年表第一回を掲載し,順次掲載するとある。桜井重雄(八洲雄)の昇天が報告されている。この遺構は「過ぐる年天恩郷でのエスペラント大会に海外から参会した人たちへの大本神観」の内容のようで,日本で初めて開催された国際エスペラント大会での本部長としての挨拶としてまとめられたものであろう。

 昭和44(1969)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

大本教學第五号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025

第六号

  • 本源の神(伊都能売の神諭より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐 (3) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-12
  • 宗教と政治 出口王仁三郎 pp. 13-15
  • 「大本神諭」編纂について pp. 16-21
  • 〝大本教旨〟について 木庭次守 pp. 22-29
  • 神道観から大本神観へ 大国以都雄 pp. 30-37
  • 大本祭儀史考 (2) ー出修(その一)ー 米川清吉 pp. 38-55
  • 大本神の救世経綸と日本 木庭次守 pp. 56-69
  • 当面する日本農業の問題点(二) 出口新衛 pp. 70-78
  • 出口王仁三郎聖師漢詩集 ─霊界物語余白記載─ pp. 79-88
  • 大本年表(二)ー大正三年十一月〜大正十年六月ー 大本教学研鑽所 pp. 89-120
  • 編集後記 米川清吉 p. 121

昭和44(1969)年11月6日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

大本教學第六号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025



第七号

  • 王ミロク 出口王仁三郎(「水鏡」より) 出口王仁三郎
  • 朝嵐 (4)  第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-13
  • 大本は宇宙意志の表現 ─宣伝使の覚悟と職責について─ 出口王仁三郎 pp. 14-21
  • 大本三大学則 木庭次守 pp. 22-34
  • 大本祭儀史考 (2) ー出修(その二)ー 米川清吉 pp. 35-57
  • 宗医一体の医学を目ざして ─序説─ 広瀬静水 pp. 58-65
  • 五六七の生活 ─衣食住・教育の巻─ 木庭次守 pp. 66-80
  • 出口王仁三郎聖師歌碑集録 附出口聖師歌碑分布図 (昭和四十五年二月現在) (木庭次守) pp. 81-111
  • 大本年表(三)ー大正十年六月~大正十三年十月ー  pp. 113-143
  • 正誤・補遺・疑問点 年表(一) ー明治三十一年までー 大本教学研鑽所 p. 144

  昭和45(1970)年4月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

大本教學第七号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025

第八号

  • 宗教の目的(「神聖」誌より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐(5) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-12
  • 愛善道の根本義 附「天を畏れよ」「応病施薬」 出口王仁三郎 pp. 13-19
  • 大本四大綱領 木庭次守 pp. 20-33
  • 開教八十年と報身みろく神業 附三代教主御就任後の大本年表 伊藤栄蔵 pp. 34-55
  • 言霊学雑感 山藤暁 pp. 56-65
  • 出口王仁三郎聖師漢詩集 その二 pp. 66-71
  • 第二次大本事件裁判事務所 附控訴審裁判事務所日誌,上告審書類作成事務日誌 木庭次守 pp. 72-88
  • 大本年表(四) ー大正十三年十月~昭和四年一月ー 大本教学研鑽所 pp. 89-120

  昭和45(1970)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

大本教學第八号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025



第九号

  • 聖地(霊界物語第49巻抄) 出口王仁三郎 p. 1
  • 日本国の本義 附地理学上および国魂学上より見たる日本と世界の比較対応地図 出口王仁三郎 pp. 2-16
  • 朝嵐 (6) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 17-33
  • お筆先断片考(三) 出口うちまる pp. 34-40
  • 神定聖地の意義 木庭次守 pp. 41-73

    • 一,天地剖判と聖地 p. 42
    • 二,言霊の発生地としての聖地 p. 42
    • 三,聖地の言霊解 pp. 42-48
    • 四,聖地の範囲 pp. 48-49
    • 五,宇宙の組織上より見たる聖地 pp. 49-50
    • 六,御経綸より見たる聖地 pp. 50-54
    • 七,地上天国 p. 54
    • 八,聖師様の御歌 pp. 54-59
    • 九,綾部と亀岡 pp. 59-73

  • 大本四大主義 木庭次守 pp. 74-85
  • 世界宗教者平和会議要録 伊藤栄蔵 pp. 86-112
  • 大本年表(五) ー昭和四年二月~昭和七年二月ー 大本教学研鑽所 pp. 113-143
  • 疑問点・補遺 p. 144

  昭和46(1971)年2月3日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

大本教學第九号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025

第十号

特集五六七神

  • ミロク神関係口絵 pp. 1-8: ①瑞霊真如 出口王仁三郎聖帥肖像(昭和8年10月22日撮影) ②出口聖師筆「山越え弥勒聖像」(縦7尺2寸 x 横4尺8寸) ③山越みろく扮装聖師(昭和8年10月21日撮影) ④出口聖師筆「南西出現瑞霊神」(縦7尺8寸 x 横4尺9寸) ⑤素戔嗚尊扮装聖帥(昭和8年10月22日撮影) ⑥出口聖師筆「聖三会仁愛神像」 ⑦みろく様の宮居「月宮殿」に立たれる出口聖師  ⑧出口聖師筆「弥勒出生」(朝陽館蔵) ⑨兵庫県高砂沖の神島(昭和46年9月8日撮影)
  • 瑞霊苑(熊本県)のみろく神像と出口聖師(大正12年9月2日) p. 12
  • 弥勒神<短歌> 昭和青年・朝嵐・神の国 抄出歌 pp. 13-17
  • ミロクの語源と意義 pp. 18-23
  • ミロクの神名 pp. 24-30
  • ミロク神の神格と救世の神業 pp. 31-40
  • 救世主は五六七神・神素盞嗚大神 pp. 41-44
  • 弥勒は出口聖師 pp. 45-58
  • 法身弥勒・応身弥勒・報身弥勒 pp. 59-68
  • ミロク三会と王ミロク pp. 69-72
  • 弥勒胎蔵経と霊界物語 pp. 73-78
  • ミロクの種別 pp. 79-85
  • ミロクの神の別称 pp. 86-93
  • 弥勒出現の時期と出口聖師 pp. 94-105
  • 西王母 pp. 106-118.
  • あとがき 木庭次守 p. 119

  昭和46(1971)年11月6日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。あとがきは,編集後記にあたる。

大本教學第十号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025



第十一号

続 五六七神特集

  • ミロク神関係口絵 pp. 1-8 (本号 pp. 94-95から転載,木庭元晴一部編集): 
     ①ミロクの出現として五百津御統丸の珠を首にまかせた出口聖師(昭和5年1月8日撮影)[なお,『古事記』 上-3 天照大神と須佐之男命の段では,於左右御手、各纒持八尺勾璁之五百津之美須麻流之珠而自美至流四字以音などとある] 五百津御統丸の球と言ふのは、水晶、珊瑚、紅玉、瑠璃(るり,vaiḍūryaの音写「 吠瑠璃 べいるり 」)、瑪瑙(めのう),硨磲(シャコ貝),翡翠、真珠、黄玉、菅玉、曲玉などを集めて造りたるものにて、ミロク出現の時装飾として、首にまかせ、耳づらに纏かせ、腰にまかせたまふ連珠の玉である。黄金の玉と霊界物語にあるは金の玉にあらずして黄色の玉の黄金色に光りたるものを言ふのである。又皆の神々が玉の御用をせんと活動する所があるが、このミロクの御用に奉る玉の事であつて、神政成就の御用の玉である。この玉が寄つて来ねばミロク出現の活舞台は来ない。玉が集まればその準備が出来たことになる。玉は心を清浄にし、悪魔を防ぐものである。(「月鏡」一八四頁)
     大本開教の当初より、宝石、宝玉、国魂石があつまり、聖師にささげられた。聖師は岩石でミロク神の宮居月宮殿と月宮をきづかれた。宝石、宝玉では五百津御統丸の珠をつくられて首にかけられたのは、ミロクの神が三千世界の神界を統一される意味である。
     ②出口聖師筆「国祖大国常立尊聖像」(縦7尺9寸x横4尺9寸) 天のミロクにます天の御三体の大神の御神勅を仰ぎて、大地球を創造し修理固成 [しゅりこせい,伊耶那岐命・伊耶那美命二柱の神に、「是この多た陀だ用よ弊へ流る国を修理つくろひ固かため成なせ」と詔みことのりして after https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/kojiki/修理固成]し玉う大地のミロクにます国祖の大神の至仁至愛にみちた御尊像である。大地球が維持さるるはこの国祖神の御守殿のたまものである。神界三千年間の和光同塵の時代を直過して、明治二十五年から、神威霊徳を発揚して、天のミロクの大神のお手伝をうけて地上天国を樹立さるる日も近いのである。
     ③出口聖師筆「千手観音像」(縦6尺9寸x横4尺8寸)宇宙の太元神にますミロクの大神の全智全能の神徳を象徴された観音像) われこそは千手観音伊都能売の神の御代と地に生れたり ミロクの顕現にます観音の中でも千手観音は手一杯でなく、あらゆる手をひろげて待ち玉うのである。ミロクの大愛大智を眼のあたりに見るの思いがするのである。
     出口聖師が救世主としての王ミロク,応身ミロクの活動は観音のそのままである。万有愛の救世の活動はそのまま、出口聖師の人類愛善の大精神発顕そのままである。
     ④出口聖師筆「天降 天照皇太神聖像」(縦7尺3寸x横4尺8寸)天のミロクの大神が神器を頂いて大地球に天降り玉う実に芽出たい図 描賢木厳の御魂の大神は綾の高天に現れ坐しにけり(「東の光」二八頁)
     天極紫微宮から地球上に天降り玉う天照皇大神の頭の上にミロクの神器が頂かれていることを思うとき、天のミロクにます天照皇大神が地球上に降臨される模様がわかる。至仁至愛の大神の大地球を愛護し玉う御愛情がいたい程わかるではないか。
     ⑤出口聖師筆「皇祖天照大御神聖像」(縦7尺4寸x横4尺9寸)日本民族の宗家と仰がれた皇室の御祖先にます神風の伊勢の大神 日本民族の宗家となっていた皇室の御先祖にます大神で、神格は大本では神霊界の守り神で、五六七大神の御顕現であると教示してある。
     ⑥末世澆季(まっせいぎょうき)の今日 オレゴン星座より現れきたるキリストとして,背部にオレゴン性の移写的印点を有して降誕したる救世主の出現としての聖師 末世洟季の今日、オレゴン星座より現われ来るキリストは、背部にオレゴン星座の移写的印点を有して降誕すると予言されているが、救世主のあかしとして、出口聖師は、オレゴンの三ッ星のしるしを背に負うて、三葉彦命として生まれ、三千年の救世の経綸を発抑して、高熊山を基点として、三千世界の救済の活動を開始され、現界五十年の神業を了えて現在は神界から不断の活動をなされている。
     ⑦聖師が大正13年2月3日節分に四十八人の信徒に授けられたもの(三分の二大,両手形)
     神徳も 桶伏山の 頂上に 手あとのこして 月は隠るる
    三界唯一の大救世主として両掌に五天紋と右母指の☉の印,十指の皆流紋のある聖師の手形。大正十三年二月三日節分の日に聖師は信徒四十八名に手型をさづけられて,十三日突如蒙古入の壮途に出発された。救世主のあかしとして、右拇指の☉のしるし、十指頭の皆流紋、十本の天下筋(五天紋)がある。
     ⑧不動岩に関連して: 霊界物語第二巻第三章美山彦命の出現のところでのぺられた、ロッキー山上に美山彦命(のちの素蓋嗚尊の幸魂言霊別命)が自身と従臣の姿を造つて立てておかれた(主図)という聖場である。熊本県山鹿市蒲生にある。かつて平重盛がここに西山寺といふ寺社を建立したと伝えられ明治三十八年弥勒如来の出世を祈願した経筒(下図)が発掘されて、鶴嘴のきずが三つの玉をなしたため三玉村と改められた。
     聖師は神岩(主図)の由来は大正十年口述されたが、大正十二年九月二日ここに参拝されて、麓の社務所(凡導寺)で御自身と寸分違わぬ弥勒如来の石像とめぐりあわれた。大正十四年六月にはここを弥勒の聖像を中心に瑞霊苑と命名された。
     聖師はこの石像を寺の外に出さぬと活動できぬと申されて、大三年二月に村との約束が出来たが、その数日後の二月十三日に入蒙の途に出られたのである。全く聖師とは霊縁厚き土地である。経筒(下図)に久安元年(一一四五年)とあるを見れば、今より八百二十七年前ことになる。弥勒の石像は注文した人も、石像の作者も、発送もなお謎のままである。聖師が瑞霊苑と名づけられたことを思うとき,よほど弥勒出現と深いえにしがあるのであろう。綾部の本宮山が平重盛の居城であったことを思えば、神秘はますます重なる。
     平の小松重盛と聖師の活動名の小松林命とに何かのえにしがあるものと思われる。

  • 朝嵐 (7) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 12-28
  • 続五六七神特集 pp. 29-98

    • まえがき 木庭次守 p. 30
    • ミロクの語源と意義 pp. 31-36
    • ミロクの神名 pp. 37-39
    • ミロク神の神格と救世の神業 pp. 40-41
    • 救世主は五六七神・神素盞嗚大神 pp. 42-43
    • 弥勒は出口聖師 pp. 44-46
    • 法身弥勒・応身弥勒・報身弥勒 pp. 47-48
    • ミロク三会と王ミロク pp. 49-51
    • 弥勒胎蔵経と霊界物語 pp. 52-54
    • ミロクの種別 pp. 55-58
    • 弥勒出現の時期と出口聖師 pp. 59-64
    • 西王母 pp. 65-68
    • 五六七出現の聖地 pp. 69-72

  • ミロク神関係中絵 pp. 73-88: 
     ①夢違観音像を抱かれた最奥霊国月照山の大八洲彦命の宣伝使服姿の聖師 聖師が制定された女の宣伝使服姿で、奈良法隆寺にある夢違観音と同型の像を抱いてたたれる姿である。最奥霊国のミロクの大神の宮居である月宮殿の入口にある月照山に神姿をあらわされる大八洲彦命の姿である。五六七の大神は或時は観音や観自在天となって活動されると述べられているが、その活動を示されたものである。
     ②出口聖師筆「寿世理姫命神(須世理毘売神)像」(縦7尺6寸x横4尺8寸) ミロクの和光同塵時代の活動である応身ミロクとしての出口聖師の神業をたすけられた大本二代教主の守護神金勝要神  大本神諭に「坤の金神の子が金勝要神であるぞよ」「親子の身魂を夫婦に致して御用させてあるぞよ」とあるように大本の二代教主すみ子師は出口聖師と盤魂の上からは親子であるので、天のミロクの神の化身の聖師が素戔嗚尊となられた時は奇稲田姫命となり、大穴牟遅神となられると須世理毘売命となり、大本の出現によって出口聖師が応身ミロクと生まれられると、その妻としてミロクの神業に奉仕されることとなった。大地球の金神で大地の霊魂であり、君臣、親子、夫婦、師弟、朋友の縁を結ぷ神である。全く大地の母という神格である。神諭に示された、五六七神政成就の四魂の一柱である。(四魂とは艮の金神、坤の金神、金勝要神、竜宮の乙姫)宝冠が三光(三剣)であるのも、瑞霊の系統の神のあかしである。奇稲田姫が八雲山で弓太鼓によって、琴をはじめられたが、八雲琴らしいものを抱いていられるのも深い神慮と察せられる。
     ③出口聖師筆「神業」(縦1丈x横9尺5寸) 神業二度目の天の岩戸開き、五六七神政成就のことについての大神業を、聖師が一目でわかるように描かれたもので、大本の三千世界の立替え立直しの神業が説示されてある。岩戸の中にます神さまは神器を頭に頂かれた天の五六七の天照皇大神にますことがわかる。天地創造の大神が、人類の心の岩戸を開いて、人心を支配し幸福と平和をあたえ玉うことが、神政の成就である。大本神諭には「神の心と人民の心が―つになりたら神代と申すぞよ」とある。
     祝詞を奏上する神司と長嗚鳥とカササギが描かれ、神業の内容をよくよく説明されている。岩戸の前の手力男命、岩戸別命の身構えも全く見事ではないか。
     ④出口聖師筆「七福神楽遊図」(縦6尺3寸x横3尺3寸) 吾は今 七福神に 身を変じ 国の前途を 護らむとおもふ(「言華」二一一頁) 大本神諭でも霊界物語(六五巻)でも七福神とは、すべて五六七の神世の実現の際の大歓喜の意味である。聖師は七福神とは神の美徳をあらわしたものと教えられている。昭和八年頃から神姿の扮装写真をしきりに撮彩した聖師は遂に大江山太郎の名で「昭和の七福神」の映画をとり、末法の現代から新しいみろくの神代に到る神業を示された大本では七福神の宝の入船は五六七の神代の到来を意味している。開祖に帰神された国常立尊が二代教主とお竜さんに「お前たちは七福神の楽遊びとはしり元でバタバタと働くのとどちらが好きか」と問われると、二代教主は「私は七福神の楽遊びが好きです」お竜さんは「私ははしり元で働くのが好きです」と答えられると、神様が「よーし」と答えられたことは余りにも有名な話である。この言葉の如く,二代教主は五六七の神代建設のため十才から七十才までの六十年間の生涯を五六七の神業に奉仕された。
     一人百首かるた「百鏡」(ももかがみ)出口聖師百神相 pp. 77-88 説明省略。
  • 大本教学第十号特集 五六七神写真説明 pp. 89-93
  • 大本教学第十一号 特集 続五六七神写真説明 pp. 94-98
  • 資料 原典復刻(一) p. 99-

    • 復刻の意義 p. 100
    • 回顧録(一)(五九〜七五) pp. 101-117
    • 回顧録(二)(七二〜七三) pp. 118-119
    • 故郷乃弐拾八年(三五〜四七,四四と四五の配置が逆転) pp. 121-133
    • p134/皇典と現代 六 大蛇退治之段(四〜一五) pp. 134-145
    • 謡曲言霊録 一、西王母(三六〜五二) pp. 146-162
    • 謡曲言霊録 二、巻絹(五三〜五八,五三と五四が逆転) pp. 163-168

  • 附 ミロク神活動表および五六七神定の聖地 木庭次守
  • 大本年表(六) ー昭和七年三月~昭和八年十一月ー 大本教学研鑽所 pp. 169-200

  昭和47(1972)年2月4日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。 

大本教學第十一号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025

第十二号

特集 五六七の世

  • ミロク神関係口絵 pp. 1-8: ①高天閣清庭に立ちみろく踊の浴衣着ながら小照を撮るー王仁三郎(昭和6年7月14日),②出口聖師「北東出現厳霊神」(紙本著色しほんちょしょく 縦7尺9寸x横4尺8寸),③豊雲野神姿の出口聖師(昭和8年10月22日),④木花咲耶姫神姿の出口聖師(昭和8年10月22日),⑤出口聖師筆「伊都能売観音像」(紙本墨絵 縦7尺0寸x横4尺8寸),⑥出口聖師筆「雲上観世音像」(紙本墨絵 縦6尺5寸x横4尺8寸),⑦出口聖師筆「愛善明王」(紙本著色 縦1丈x横6尺),⑧瑞霊苑ミロク岩にあらわれし五六七尊像 左下に全図,右上は前不動上部拡大図。聖師著の霊界物語第2巻第2章に示されし言霊別命の造りし神岩にあらわれた五六七尊像。上左大本開祖,上右出口聖師,下左河本三代教主,下右大本二代教主。地元ではこの神岩を前不動と呼んでいる。出口聖師が大正12年9月2日参拝された時に揮毫されたもの。
  • 神代とは(「このみち」から) 出口王仁三郎  p. 9
  • 朝嵐(8) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 12-26
  • 五六七の世の構想 pp. 27-121

    • まえがき 木庭次守 p. 28
    • 天運循環による地球の完成 pp. 29-33
    • 宇宙創造の神々の経綸成就 pp. 34-43
    • 施政方針は霊主体従 pp. 44-47
    • 万聖の大集会(神庭会議) pp. 48-50
    • 祖神の降臨される神定の聖地 pp. 51-62
    • 惟神の憲法制定 pp. 63-70
    • 国魂の配置はみろくの世界経綸 pp. 71-74
    • 神宝の完備によるみろくの世 pp. 75-90
    • 有形(軍備)無形(敵愾心)の障壁の撤廃 pp. 91-96
    • 万民和楽の産霊の経済 pp. 97-98
    • 農村中心の社会 pp. 99-105
    • 徳主法従の教育 pp. 106-115
    • 芸術と宗教の一致 pp. 116-118
    • 真の宗教の出現 pp. 119-121

  • 日本の神代文字 木庭次守 pp. 122-143
  • 挿絵 pp. 129-136: ①元の大八洲神社(金竜海)前の石柱に刻まれた聖師筆の神代文字,②出口聖師筆 神代文字の大本の御神体,③神代文字右図の御神体の解読,④<シムレイカイ>草書体ともいえる神代文字の題字(大正七年十二月二十二日号),⑤<カミノクニ>楷書体ともいえる神代文字の題字((大正十三年一月二十五日号)),⑥大祥殿で言霊学を講義される出口聖師(昭和8年1月28日)。
  • 大本史跡めぐり① 秘められた由緒 ─亀岡篇─ 塩見雅正(文)・窪田英治(写真) pp. 144-173
  • 対談 救世の神業と立替え立直し ーその目的と方法,当事者,範囲,経綸地等─ 木庭次守・出口和明 pp. 174-192

昭和47(1972)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

大本教學第十二号PDF from 飯塚弘明氏 Feb., 2025



第十三号

  • 口絵: 出口聖師筆の,大聖みろく神像,聖地綾部の鶴山(本宮山)。
  • 朝嵐(9) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-26
  • 教学序想(一)日本について(国体論)を読んで 出口栄二 pp. 27-35
  • 見真実 出口和明 pp. 36-55
  • 神々さまの立替立直 大国美都雄 pp. 56-61
  • 宇宙主神の世界経綸 ー霊界物語全巻から観たー 木庭次守 pp. 62-79
  • 神誓神約 ー神諭に照らしてみた大本歴史ー 徳重高嶺 pp. 80-87
  • 神の実在について 三浦一郎 pp. 88-96
  • 大本年表(七) ー昭和八年十一月~昭和十年七月ー 大本教學院 

  昭和49(1972)年9月8日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

大本教學第十三号PDF 100.3MB 口絵写真の画像,大聖みろく神像(2.7MB 1724×2467),聖地綾部の鶴山(1.1MB 1724×2467),別途高画質を用意している。

第十四号

  • 口絵写真: 草を刈る出口聖師(昭和6年7月),二代教主道歌染筆
  • 神歌 出口王仁三郎 pp. 4-13
  • 歴史のはじまり 大国美都雄 pp. 14-22
  • 農は国の大本なり 出口新衛 pp. 23-29
  • 予言書として視た霊界物語 木庭次守 pp. 30-39
  • 大本教学研鑽の基本問題 葦原万象
  • 綾の聖地(1) ー金竜海について─ 徳重高嶺
  • 丹波王朝時代と「桑田宮」について 三浦一郎 pp. 58-68
  • 「祝詞」にみる大本主神観 ー研鑽資料としてー pp. 69-121
  • 大本教祖伝 出口和明 pp. 122-196
  • 大本年表(八) ー昭和十年八月〜昭和十年十二月八日 附当局メモー 大本教学研鑽所 pp. 197-212

  昭和50(1975)年4月6日発行。編集者: 窪田英治,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

大本教學第十四号PDF 165.9MB



第十五号

特集 神島

  • 口絵写真: ①神島の二代教主碑(みろくのおほかみ) ②二代教主筆「神島」 ③神島の国土地理院航空写真(昭和49年11月2日) ④神島大神現地祭 現地参拝 ⑤神島(炮烙島)近景 ⑥高砂市向島の遥拝地 ⑦高砂神社(境内の三代目相生の松の保存所) pp. 1-8
  • 弥勒出生(「霊界物語」第56巻総説から) 出口王仁三郎 p. 9
  • 教祖神諭 pp. 12-13
  • 弥勒神(「昭和」昭和7年8月号 神歌) 出口王仁三郎 pp. 14-15
  • 神仏無量寿経(「霊界物語」第六十七巻) pp. 16-19
  • 救いの神の出現 ー神島の一考察ー 大國美都雄 pp. 20-24
  • 大神経綸の世界改造運動 ー神島と神の経綸史ー 木庭次守 pp. 25-37
  • 大本神諭と神島 徳重高嶺 pp. 38-55
  • おふでさき(大正五年旧九月十一日) 出口ナオ pp. 41-47 
  • 神島ノート 出口三平 pp. 56-183

    • ①神島に関する一般的知識 pp. 57-76
    • ②霊界物語にみる神島の一考察 pp. 76-99
    • ③大正五年の神島開き pp. 99-134
    • p134/④神島開き以降 pp. 134-166
    • ⑤神島開き六十周年の意義 pp. 166-183

  • 挿絵写真: ①大正八年大本王仁書 ②神島開き時の賢和田(さわだ)姫命の神姿の聖師(大正五年旧5月25日 現地にて) ③賢和田姫命(豊雲野尊)の神姿の聖師 神島開きの後,綾部の神苑にて記念撮影 ④大正5年旧5月25日の神島開きの集合写真 ⑤綾部神苑の金竜海の神島 神霊鎮座 大正5年秋 ⑥大本開祖の神島渡島 大正5年旧9月9日 全体の記念撮影 そして⑦開祖周辺のズームイン ⑧旧金竜海の神島の天の御三体の大神を奉斎された大八洲神社 祠前の石柱は神代文字 向かって右はアメノミハシラ(伊邪那岐大神),左はクニノミハシラ(伊邪那美大神) ⑨旧金竜海の神島 ⑩神島開きの墓目の法を再現される自叙伝映画の一コマ ⑪昭和10年10月6日(旧9月9日)の神島参拝 ⑫同日の出口聖師と二代教主同伴の最後の神島渡島 pp. 89-96
  • みろく様のご因縁(昭和26年4月8日みろく大祭にて「神の国」六月号) 出口すみ子 pp. 167-172
  • 《座談会》 太初瑞霊顕現地 ー神島開き六十年の意義ー pp. 184-200
  • 大本年表(九) ー検挙と裁判ー pp. 201-216

大本教學第十五号PDF 200.6MB

第十六号

  • 口絵写真: 教碑(梅松苑鶴山頂上)「神は万物普遍にして 人は天地経綸の大司宰也 神人合一して 茲に無限の権力を発揮☉」。教学碑(天恩郷明光殿跡)「神人一致」。高熊山(出口聖師の神格完成の神山),小幡神社(大本三大学則神授の神社),いずれも亀岡市曽我部町穴太。
  • 吾人の至誠(「三丹新報」大正二年十一月十九日号より)
  • 山上の神訓(「霊界物語」第六十三巻) pp. 8-9
  • 教学シンポジウム 第一回 教学について 大本三大学則・大本教旨をめぐって

    • 基調発題 教学について 大本三大学則をめぐって 出口栄二 pp. 11-28
    • 自由討論 出口栄二,大国美都雄,広瀬静水,徳重高嶺,木庭次守,奥田宗弘
    • コメント 大国美都雄 ①三大学則の運用について ②大本教旨について
    • コメント 木庭次守 ①三大学則の成立について ②大本教旨について

  • みろく論集

    • みろく信仰と大本の立場 出口栄二 pp. 93-99
    • みろく下生と大本の使命 徳重高嶺 pp. 100-108
    • みろくについて 葦原萬象 pp. 109-114
    • 五六七神 山藤暁 pp. 115-120

  • 出口王仁三郎聖師文献総目録(一) pp. 123-152

 昭和51(1976)年9月8日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

大本教學第十六号PDF 90.2MB



第十七号

特集 万教同根シンポジウム

  • 万教同根(「霊界物語」第六巻より) 出口王仁三郎 pp. 4-5
  • 序にかえて 出口栄二 pp. 6-8
  • 昭和五十二年度 第一回教学シンポジウム 大本教学における万教同根論

    • あいさつ 出口栄二 p. 12
    • 報告一、大本教団史上の立場から 伊藤栄蔵 含コメント pp. 12-19
    • 報告二、教義資料の立場から 三諸斎 含コメント pp. 19-31
    • 報告三、教学上の立場から 出口栄二 含コメントと補足 pp. 31-50
    • 自由討論 pp. 50-73
    • まとめ 広瀬静水 pp. 73-78
    • 第一回シンポジウム 大本教学における万教同根論 提出資料

      • 万教同根論 ーインド,ネパールを旅してー 出口栄二 pp. 80-103
      • 万教同根について(一),(二) ー梅松塾教修資料ー 三諸斎編 pp. 103-121, pp. 122-128
      • 万教同根の真理 木庭次守編 ー大本文献と解題ー pp. 129-154
      • 大正七年十一月(開祖昇天)までの他宗教宗派との関係交流史参考資料(その一) 大本教學研鑽所編 pp. 155-168
      • 大本第二次事件までの他宗教宗派との関係交流史参考資料(その二) 大本教學研鑽所編 pp. 169-182
      • 新発足後の他宗教宗派との関係交流史参考資料(その三) 大本教學研鑽所編 pp. 183-193

  • 昭和五十二年度 第二回教学シンポジウム 救世の経綸と万教同根論

    • あいさつ 出口栄二 pp. 198-199
    • 報告一、大本の神観 ー神即多神即汎神をめぐってー 出口栄二 pp. 199-211
    • 報告二、大本の善悪観 伊藤栄蔵 含コメント pp. 211-219
    • 報告三、大本史における宗教提携の実際的内容 大石栄 含コメント pp. 219-228
    • 報告四、霊界物語における宗教提携の原理 大国美都雄 含コメント pp. 228-232
    • 自由討論 pp. 232-267
    • 第二回シンポジウム 救世の経綸と万教同根論 提出資料

      • 大本の善悪観 大本教學研鑽所編 pp. 270-277
      • 大本歴史上の宗教提携の実際内容 米川清吉編 pp. 278-286
      • 『霊界物語』にみる宗教提携の原理 大本教學研鑽所編 pp. 287-292

    • 万教同根シンポジウム 講演記録

      • イスラムの宗教 加賀谷寛 含質議 pp. 295-308
      • カトリックの立場 「キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言」をめぐって 田中健一、東門陽二郎 含質議 pp. 309-331

        • 第二バチカン公会議関係資料: キリスト教以外諸宗教に対する教会の態度についての宣言 pp. 331-334

  • 昭和五十二年度 第三回教学シンポジウム 共同礼拝はどこまで可能か

    • あいさつ 出口栄二 含総長出口京太郎挨拶 pp. 338-340
    • 報告一、共同礼拝はどこまで可能か ー教学的立場からー 出口栄二 pp. 340-344
    • 報告二、共同礼拝はどこまで可能か ー祭祀に関してー 梅田伊都雄 pp. 345-346
    • 報告三、共同礼拝はどこまで可能か ー最近の動きをふりかえりつつー 出口京太郎 pp. 346-356
    • 自由討論 pp. 356-372
    • 第三回シンポジウム 共同礼拝はどこまで可能か 提出資料

      • 共同礼拝はどこまで可能か 出口栄二 pp. 374-375
      • 祭の本義 大本祭祀部 pp. 376-377
      • 芸術は宗教を超えて(人類を考える10「放送朝日」昭和50年10月号抜粋) 出口京太郎・梅棹忠夫 pp. 378-394

  • 京都国際会議場シンポジウム 諸宗教間の協力について

    • 一九七七年十一月八日 京都でのシンポジウムの演説概要

      • 基調講演 サンフランシスコグレース大聖堂長 スタンリー・F・ロジャーズ(岸英司まとめ) pp. 395-396
      • 宗教間の対話 日本聖公会 関本肇 pp. 397-398
      • 諸宗教間の協力について ー共同礼拝の問題ー 英知大学長 岸英司 p. 399
      • 共同礼拝について 大谷大学教授 坂東性純 pp. 400-401
      • 諸宗教間の協力について 国学院大学教授 平井直房 p. 402

    • 共同礼拝関係祝詞集 pp. 403-405

      • (一)ニューヨーク展開催奉告祝詞 昭和50年3月12日 於聖ヨハネ大寺院
      • (二)第五回精神頂上会議開催奉告祭祝詞 昭和50年10月19日 於聖ヨハネ大寺院
      • (三)サンフランシスコ展開催奉告祝詞 昭和50年11月14日 於聖グレース大寺院
      • (四)聖ピヱトロ大寺院奉告祭祝詞 昭和50年10月12日 於聖ピヱトロ大寺院

    • シンポジウム 諸宗教間の協力について 主催:京都宗教懇話会 協賛:大本本部

      • 開会挨拶 土居真俊 pp. 410-412
      • 基調講演一 シンポジウムに寄せて サンフランシスコグレース大聖堂長 スタンリー・F・ロジャーズ pp. 413-416
      • 基調講演二 諸宗教間の協力について ー共同礼拝の問題ー 英知大学長 岸英司 pp. 416-423

        • 質問 pp. 423-425

      • パネルディスカッション

        • 報告一 諸宗教間の対話と共同礼拝 日本聖公会司祭 関本肇 pp. 426-431
        • 報告二 共同礼拝はどこまで可能か 大本祭教院長 出口栄二 pp. 431-435
        • 報告三 諸宗教間の協力について 国学院大学教授 平井直房 pp. 435-439
        • 報告四 共同礼拝について 大谷大学教授 坂東性純 pp. 440-445

          • 補足,一般質問,一般討議 pp. 445-470

        • 閉会挨拶 花園大学教授 木村静雄 p. 470

      • 参加者リスト p. 471

  • 現代において『聖』とは何か ー大本の立場からー 大本教學研鑽所 p. 473

    • 報告 出口栄二 pp. 474-485

  • 万教同根論集

    • (一)世界と宗教の反省 大国美都雄 pp. 485-499
    • (二)高嶺の月 日野巌 pp. 500-509
    • (三)万教同根論 ー教理と実践ー 葦原万象 pp. 510-518

大本教學第十七号PDF 120MB from 飯塚弘明 Feb. 17,2025

空白ページが多くページ番号が時に跳んでいるはそのためである。p. 47の次はp.48のはずであるが,p. 42となっている。そして次のページはp. 49となっており,p. 48がp. 42と印刷されているのである。スキャンミスではない。p. 39下段最終行の「りい」に隣接して黒い縞があるのはスキャン時にゴミが混入したものと思われる。

第十八号

  • 聖言(『霊界物語』第四十八巻より) 出口王仁三郎 
  • 近代国家と信教の自由 ー人権と自由の根本につながるー 出口栄二 pp. 1-11
  • 二つの歴史とその片鱗 大国美都雄 pp. 12-18
  • 霊主体従論 葦原万象 pp. 19-23
  • 大本教典の権威(一) 徳重高嶺 pp. 24-27
  • 国魂論 木庭次守 pp. 28-47
  • 五十六億七千万人の食糧 出口昭弘 pp. 48-57
  • 教学シンポジュウム(第十七号の一部再録)

    • 基調報告 アジア・日本におけるみろく信仰 出口栄二 pp. 58-95
    • (一)世界と宗教の反省 大国美都雄 pp. 96-110
    • (二)高嶺の月 日野巌 pp. 111-120
    • (三)万教同根論 ー教理と実践ー 葦原万象 pp. 121-129

  • 第二次大本事件の回顧 山藤暁 pp. 130-159

  • 大本年表(十) ー検挙と裁判ー pp. 161-164

編集後記にあたる次のお詫びが裏表紙裏に掲載されている。

 第十七号が諸種の事情により男在改訂中のため,第十八号が先に発行される運びとなりました。第十八号も編集準備開始以来,約1年の歳月が流れ漸く発行にこぎつけましたが永らく本誌を待望された方々に深くお詫び申し上げます。
 第十八号編集にあたり大部分の論文は昨年三月以前に執筆いただいたものであり、内容的に発表時期が遅れたものもあり,ご執筆の方方にも深くお詫びいたします。
 又「万教同根論集」は、一応第十七号に編集されていたものをこれも諸種の事情により十八号に転載いたしました。

昭和55(1980)年2月4日発行。発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

大本教學第十八号PDF 第17号からステープル製本を天声社は脱したようだ。無線綴じの網代綴じというのだろうか。裁断の前作業も楽になった。135.9MB

第十九号

  • 口絵写真: 明治三十年代の出口なお
  • 大本教祖伝資料 その一

    •  考証・出口なお伝 (上)
    •  瑞月校閲 大本教祖伝(開祖の巻)

  • 考証・出口なお伝 (上)

    • 大本教祖伝資料(一)の刊行にあたりて 大本教学研鑽所 p. 3
    • 序 ー大本教祖伝の系譜ー pp. 4-7
    • 凡例 p. 8
    • 大本教祖伝資料 その一 目次 pp. 9-14
    • 第一章 神が隠した経論の地場 pp. 15-

      • 経綸の地場 p. 15
      • 激動の世界 p. 15
      • 金が物言う pp. 16-17
      • おかげ参り pp. 17-18
      • 天命を保つ p. 18
      • 天明の飢催 pp. 18-19
      • 天保の飢催 pp. 19
      • 御霊の大榎 p. 20

    • 第二章 いんねんの身魂の誕生

      • 朽木氏藩政 pp. 21-23
      • 減児の危機 pp. 23-24 
      • 尊氏産井戸 pp. 24-25
      • たけの出自 pp. 26-28
      • なおの誕生 pp. 28-29
      • 屋号カメ屋 p. 29
      • 郷宿と生家 pp. 30-35

    • 第三章 三千年あまりての経綸

      • 山蔭中納言 pp. 36-37
      • 天児屋根命 p. 37
      • 桐の庄から pp. 37-38
      • 墓碑と位牌 pp. 38-39
      • 桐村の初代 pp. 39-44
      • 本摂の出自 pp. 44-45
      • 桐村と佐山 pp. 45-46
      • 桐村家系図 pp. 46-47
      • 姉さん女房 pp. 47-49
      • たけの出自 pp. 49-51
      • 伊助と蒔助 p. 51
      • 桐村清兵衛 pp. 51-53
      • 桐村両家家系図 p. 54

    • 第四章 無情の風が誘いにくる

      • 大塩平八郎 p. 55
      • 苦い思い出 p. 56
      • 天保の改革 pp. 56-57
      • 甘酒五郎三 p. 57
      • 五郎三の死 pp. 57-58
      • 三人の孝女 pp. 58-60
      • 泉屋清兵衛 pp. 60-61
      • 米久呉服店 pp. 61-62
      • 折れた棟木 pp. 62-63

    • 第五章 代々続く女のご世継ぎ pp. 64-72

      • (節名省略)

    • 第六章 世の元の生神の住まい

      • 綾部組坪内 pp. 73-74
      • 角のない鬼 pp. 74-75
      • 兄弟の争い pp. 75-76
      • 英明の藩主 pp. 76-78
      • 九鬼の因縁 pp. 78-80
      • 大本と熊野 pp. 80-81
      • 丹波道主命 p. 82
      • 丹波道主族 p. 82
      • 御鎮座本紀 p. 83
      • 古代の英雄 pp. 83-84
      • 比沼真名井 p. 84
      • 奇しき神縁 p. 85

    • 第七章 善と悪とがおなじ種に pp. 86-102

      • (節名省略)

    • 第八章 貸した物はよう取らず pp. 103-115

      • (節名省略)

    • 第九章 不公平ではおさまらん pp. 116-124

      • (節名省略)

    • 第一〇章 瓦持ちもいたしたぞよ

      • 明治の新政 pp. 125-126
      • ひさの出生 p. 126
      • 辻村藤兵衛 pp. 126-127
      • 因果の応報 pp. 127-129
      • 戸締めの噂 pp. 129-130
      • 辛や糸引き pp. 130-131
      • 煮立てた鍋 pp. 131-132
      • もらった鯖 pp. 132-134
      • 屋敷門修理 pp. 134-135
      • 屋敷を売る p. 135
      • 土蔵暮らし pp. 135-136

    • 第一一章 弟子置く代りに饅頭屋

      • 綾部の一揆 pp. 137-139
      • 饅頭屋開店 pp. 139-`42
      • 九鬼の姫様 pp. 142-143
      • よねの恋愛 pp. 143-145
      • よねの結婚 pp. 145-147
      • 牛肉屋開店 pp. 147-148

    • 第一二章 山から柱を夫婦で運ぶ

      • 出口元屋敷 pp. 149-152
      • 火を免れる pp. 152-153
      • 天照皇大神 p. 153
      • 宮絹の霊魂 pp. 153-154
      • よねの苦悩 pp. 154-155
      • 馬場の小屋 pp. 155-156
      • ひさの不満 pp. 156-157

    • 第一三章 出口の後継ぎになる子

      • ひさ初奉公 pp. 158-160
      • たらしの豆 p. 160
      • ことの家出 p. 161
      • 武士の商法 pp. 162-163
      • 綾部の劇場 p. 163
      • りょう出生 pp. 163-164
      • ことの結婚 pp. 164-165
      • 大工見習い p. 165
      • 興村の吉蔵 pp. 166-168
      • すみの誕生 pp. 168-169
      • 乳姉妹ぶん pp. 169-170
      • 岡へ貰い乳 pp. 170-173
      • 四方安兵衛 p. 173

    • 第一四章 後家のようにおもうて pp. 174-177

      • (節名省略)

    • 第一五章 地獄の釜の焦げ起こし pp. 178-192

      • (節名省略)

    • 第一六章 吟味した酒を飲ませて

      • 天地の冥加 pp. 193-194
      • 難関普甲峠 pp. 194-195
      • 普甲峠の難 pp. 195-197
      • 恵まれた金 pp. 197-198
      • 名残の酒 pp. 198-200
      • 名残の餅 pp. 200-201
      • 政五郎の死 pp. 201-202
      • 説法と明教 pp. 202-204
      • 喪主のなお pp. 205-206

    • 第一七章 えらい加減がわるうて

      • ひさの家出 pp. 207-208
      • 幼児の日日 p. 208
      • 物言えぬ娘 pp. 208-210
      • 女のない国 pp. 210-211
      • 案ずるより pp. 211-212
      • 主人の正体 pp. 213-214
      • 八木へ行く p. 214
      • 消えた二円 pp. 215-216
      • 竹蔵の蒸発 pp. 216-217

    • 第一八章 御三体の大神の御守護

      • 土間の小池 pp. 218-219
      • 綾部小学校 pp. 219-220
      • 喧嘩八兵衛 pp. 220-221
      • 清吉兄さん pp. 221-222
      • 母と寝る夜 pp. 222-223
      • 三体の大神 pp. 223-224 
      • 伝吉兄さん pp. 224-225
      • 牝馬の金玉 pp. 225-226

    • 第一九章 後のくる人まつばかり

      • 代筆の手紙 pp. 227-228
      • 黒砂糖さん pp. 228-231
      • まからん屋 p. 231
      • すみ初奉公 p. 232
      • 米屋へ奉公 pp. 233-234

    • 第二〇勝 米が高うござりまして

      • 福島寅之助 pp. 235-236
      • ひさの結婚 pp. 236-237
      • 米が高うて p. 238
      • せり市遊び pp. 238-239
      • 待てぬ親心 p. 240
      • 螢こいこい pp. 240-241
      • 名物の藪蚊 pp. 241-242
      • 運のよい子 p. 243
      • 毛が生えた p. 244
      • 子煩悩の母 pp. 244-246

    • 第二一章 人民ではなかりたぞよ

      • 初産の衝撃 pp. 247-248
      • ひさの発狂 pp. 248-249
      • 贖主の日柄 pp. 250-251
      • 大将軍の妻 pp. 252-253
      • 七人の女人 pp. 254-256
      • 剣先の利益 p. 257
      • 百日の病床 pp. 257-258

    • 第二二章 病気全快なさしめ給え

      • 吉川の陰謀 pp. 259-261
      • 発狂の前兆 p. 261
      • よねの発狂 p. 262
      • 妙見大菩薩 pp. 262-263
      • 稲荷と法華 pp. 263-264
      • 旧正月元旦 pp. 264-265

    • 第二三章 一どにひらくうめの花

      • お大将の声 pp. 266-267
      • 三六の燈明 pp. 267-268
      • なおの帰神 pp. 268-272
      • 絶食と水行 pp. 272-273
      • 又旅の政蔵 pp. 273-275
      • 毛筋の横幅 pp. 275-276
      • 鬼門の金神 pp. 276-277

    • 考証出口なお伝(上)注 pp. 278-287

  • ——————————————
    資料篇 瑞月校閲 大本教祖伝(開祖の巻)  大本史実編纂部 pp. 289-454

    • 解題・凡例 pp. 290-291
    • 目次 pp. 292-293
    • 以下,『神の国』大正十二年八月二十五日号掲載
    • 第一 生ひ立ち

      • 一 飢餓と減児 p. 294
      • 二 御生家 pp. 294-295
      • 三 御生誕 p. 296
      • 四 上紺屋町 p. 297
      • 五 福知山 pp. 297-298
      • 六 簀巻 p. 298

    • 第二 奉公時代

      • 七 父の帰幽 p. 299

    • 以下,『神の国』大正十二年九月十日号掲載

      • 八 米久呉服店 pp. 299-300
      • 九 孝行娘 pp. 300-301
      • 一〇 山中修行 p. 301
      • 一一 饅頭屋奉公 pp. 301-302

    • 第三 処女時代

      • 一二 筈巻 p. 303
      • 一三 出口家 pp. 303-304
      • 一四 ゆり刀自 pp. 304-306
      • ひとりごと(編纂日誌) とやま pp. 306-307

    • 以下,『神の国』大正十二年九月二十五日号掲載

      • 一五 綾部本宮 pp. 307-309
      • モトミヤの言霊 出口王仁三郎 p. 309

    • 第四 主婦時代

      • 一六 御入嫁 pp. 310-311
      • 一七 母の帰幽 pp. 311-313

    • 以下,『神の国』大正十二年十月十日号掲載

      • 一八 貧困の(一) pp. 313-315
      • 一九 貧困の(二) pp. 315-316
      • 二〇 転居 pp. 316-317
      • 二一 赤貧の(一) pp. 317-318
      • 二二 赤貧の(二) pp. 318-319

    • 以下,『神の国』大正十二年十月二十五日号掲載

      • 二三 石臼物語 pp. 319-323
      • 二四 頼母子講 pp. 323-324 

    • 以下,『神の国』大正十二年十一月十日号掲載

      • 二五 夫の負傷 pp. 324-325
      • 二六 夫の看病 pp. 325-327
      • 二七 普甲峠 pp. 327-330
      • 二八 夫の臨終 pp. 330-33

    • 以下,『神の国』大正十二年十一月二十五日号掲載
    • 第五 寡婦時代

      • 二九 夫の一生 pp. 332-334
      • 三〇 男八兵衛 pp. 334-336
      • 三一 行商三昧 pp. 337-338
      • 三二 三女の狂乱 pp. 338-340

    • 以下,『神の国』大正十二年十二月十日号掲載

      • 三三 長女の狂乱 pp. 341-344

    • 第六 開教時代

      • 三四 霊夢 pp. 345-347

    • 以下,『神の国』大正十三年新年号掲載

      • 三五 教祖の神懸 pp. 347-350

    • 以下,『神の国』大正十三年一月十日掲載

      • 三六 狂人扱ひ pp. 350-352
      • 三七 葉蘭 pp. 352-354

    • 以下,『神の国』大正十三年一月二十五日号掲載

      • 三八 鑑定師 pp. 354-356
      • 三九 山家へ pp. 356-357
      • 四〇 福知山へ pp. 357-358
      • 四一 神床掃除 pp. 358-359

    • 以下,『神の国』大正十三年二月十日号掲載

      • 四二 御上人 pp. 359-361
      • 四三 神使 pp. 361-364

    • 以下,『神の国』大正十三年二月二十五日号掲載

      • 四四 夢と霊覚 pp. 364-366
      • 四五 二十六年 pp. 366-371

    • 以下,『神の国』大正十三年三月十日号掲載

      • 四六 放火の嫌疑 pp. 371-374
      • 四七 警察署へ pp. 374-377

    • 以下,『神の国』大正十三年三月二十五日号掲載

      • 四八 四十日間 pp. 377-380

    • 以下,『神の国』大正十三年四月十日号掲載

      • 四九 生か死か pp. 380-385

    • 以下,『神の国』大正十三年四月二十五日号掲載

      • 五〇 八木へ pp. 385-389

    • 以下,『神の国』大正十三年五月十日号掲載

      • 五一 二十七年 pp. 389-394

    • 以下,『神の国』大正十三年五月二十五日号掲載

      • 五二 開教の発端 pp. 394-398

    • 以下,『神の国』大正十三年六月十日号掲載

      • 五三 鎮祭の相談 pp. 398-401
      • 五四 酔漢の来襲 pp. 401-402
      • 五五 御筆先の読み始め pp. 402-403
      • 五六 竹原の入信 pp. 403-404

    • 以下,『神の国』大正十三年六月二十五日号掲載

      • 五七 西岡へ pp. 404-405
      • 五八 東四辻へ pp. 406-407

    • 以下,『神の国』大正十三年七月十日号掲載

      • 五九 泣祭り pp. 407-411

    • 以下,『神の国』大正十三年七月二十五日号掲載

      • 六〇 万右衛門牛 pp. 411-414

    • 以下,『神の国』大正十三年八月二十五日号掲載

      • 六一 足立正信 pp. 414-415

    • 以下,『神の国』大正十三年九月十日号掲載

      • 六二 伊助の倉へ pp. 415-419

    • 以下,『神の国』大正十三年九月二十五日号掲載

      • 六三 足立但馬へ pp. 419-421
      • 六四 四方スミ pp. 421-424

    • 以下,『神の国』大正十三年十月十日号掲載
    • 第七 萌芽時代

      • 六五 変性女子 pp. 425-427
      • 六六 時節到来 pp. 427-429

    • 以下,『神の国』大正十三年十月二十五日号掲載

      • 六七 天眼通 pp. 429-433

    • 以下,『神の国』大正十三年十一月十日号掲載

      • 六八 再会 pp. 433-437
      • 瑞月校閲 大本教祖伝(開祖の巻)神名・人名索引(五十音順) pp. 438-454

昭和55(1980)年9月3日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。後半の瑞月校閲については原本にあたる予定。神の国掲載号と内容の関係がわかりにくい。実際には頒布されていないし,日付も問題かも。

大本教學第十九号PDF 87.6MB from 飯塚弘明 Feb. 17, 2025

スキャンに問題はない。文中の鉛筆書きは木庭元晴によるものである。雑誌『神の国』の掲載情報にかなりのミスがあり,当初は鉛筆書きをしていたが,大本教學が信用できず(編集部の不注意によるものであろう),このWebページの「4.2 大本教祖伝 開祖の巻」に記しているように,既存文献に基づいて,上記の目次には修正結果を示している。



4. 『大本教學』管見

 管見といっても,これを達成するにはかなりの時間を要する筈である。全部読み込んで理解した上でなければならない。ここでは,目次を作成したりちょっと覗いただけでの文字通りの管見を示したいと思う。

4.1 総長京太郎一派による『大本教學』廃刊

 なんといっても廃刊になってしまったことが残念である。某氏からは次のように。

和明さんの『第三次大本事件の真相』208頁には次のように書いてあります。
—–
 『大本教学』第一九号は五五年九月大本教学研鑽所より発刊された。内容は私の執筆した『考証・出口直伝』を主とし、付録に『瑞月校閲・大本教祖伝(開祖の巻)』が掲載された四五四頁にわたる書である。『考証・出口直伝』は私が『大地の母』完結いらい長年月かけ、多くの私費を投じて取材し執筆したものであり、教学研鑽所の要請に応じて出版を認め、しかも印税も辞退した。また教団内における私の立場を考慮して著者名を出すことも遠慮し、大本教学研鑽所編として出版した。それでもたちまち発行禁止になり、まぼろしの書になる。しかも著者に対してその理由の説明もなく今に及ぶ。一度は発行された『大本教学』第一七号、第一九号はすでに廃棄処分になったのか、どこかに死蔵されているのか、知るよしもない。
—–
 また,別の某氏によれば,

教学17号は、当時総長になっていた京太郎さんのご機嫌に適わず、発禁になった号でした。

 第十八号のp. 165にあたる編集部のおわびの文からも相当の圧力があったことが見えるのである。

 第十七号は,昭和五十二(1977)年万教同根シンポジウム特集号である。王仁三郎作耀盌を主とする英国での作品展に始まって,出口うちまるそしてその後継になった栄二の愛善運動が実を結び,大本祭式が合衆国ニューヨークのカソリック教会で実施されたことなどの状況を踏まえてのことであろう。

 このシンポジウムは,その成立経緯から,栄二が主導して当然のものであったろう。『大本教學』第十七号について,総長出口京太郎がキレる内容なのか,流し読みしたが,全くそういう兆候はない。総長出口京太郎の出番も用意している。栄二の性格ゆえもあろう,目立っているのは確かであるが,大本の社会的宣伝には総長とすれば,喜ばしいことである。なんとも,情けないことであった。

 『大本教學』第十九号の前半では,出口うちまるの長男,出口和明の地道な調査が結実している。「考証出口なお伝(上)」で終わったことはなんとも残念ということで,さらに別の某氏にお尋ねしたら,八幡書店から,『いり豆の花』大本開祖 出口なお伝,として出ているということであった。https://www.hachiman.com/shopdetail/000000000360/

 大本教開祖 出口なお 艱難と愛に満ちた八十三年の生涯
いり豆の花 出口和明=著 5,126円(本体4,660円+税10%)


開祖出口直は、聖師出口王仁三郎とともに、大本教団の二大教祖とされる。にもかかわらず直昇天七十七年、王仁三郎昇天四十七年を経た平成七(一九九五)年現在でも、本格的な『開祖伝』『聖師伝』は、教団から一冊だに編纂されていない。
 本書執筆の意図は、すべての資料を吟味し、点検し、時には今まで事実とされていたものを崩し、不明は不明とする。また主人公の残した足跡を、足で確認し、できる限り資料は資料として散逸しないように活字に残しておくことである。
 『大地の母』執筆の始まった昭和四十二年頃から取材にかかり、完成後も、本書執筆の意図をもって断続しながらも取材を重ねたため、今では知り得ぬ貴重な事実の発見をその取材記録の中に蓄積してきた。それらも本書の中に随所にちりばめたつもりである。(著者あとがきより)


 

 中古で3000円で入手可能である。タニハにあったような。探したい,

 出口伊佐男(うちまる)は和明の父である。王仁三郎が大正十三年の入蒙直前に『錦の土産』といういわば遺書を書いた。そこでは,伊佐男は王仁三郎の霊的な子供であり,全権を二十歳の伊佐男に託している。三代教主よりもより高い位置づけであった。同年,三女八重野と結婚し,若干二十一歳ですぐに二代および三代両教主の教主補佐(出口和明,1986: p. 187)となっている。第二次大本事件では投獄され,王仁三郎、澄子と共に6年8か月の獄中生活を送った。昭和三十三(1958)年には総長を辞任し,次の教主直美の夫栄二を推挙している。自らの長男和明を推薦することも権力的には可能ではあったと思われる。

 栄二は出口伊佐男の平和運動を受け継いでその急進性ゆえにとして,昭和37(1962)年,三代教主から総長を解任される。昭和57(1982)年には,王仁三郎が決定した四代直美とともに追放されるのである。

 前述のように,『大本教學』第十八号の発行年月日は昭和五十五(1980)年二月四日である。この時にはまだ第十七号は出ていない。ところが手元の第十七号を見ると,発行年月日は昭和五十三年七月十二日となっている。結局,第十七号は印刷されたが,総長命令で,お蔵入りになったと考えて良い。栄二と王仁三郎決定の四代直美が追放されたのは第十八号の翌年である。

 改めて第十九号の発行年月日を見ると,昭和五十五(1980)年九月三日となっている。和明の語るところではこの十九号も日の目を見なかったことになる。

 『大本教學』というよりも,三代教主とその長男京太郎による栄二,和明排撃の真っ最中であった。王仁三郎が定めた四代教主直美が生まれたら京太郎一派の立身が立ち行かなくなる。そういう文脈での『大本教學』廃刊であった。

4.2 大本教祖伝 開祖の巻

 聖師出口王仁三郎伝は和明流に言えばいまだ公にされていないということになるが,和明はこの聖師伝のための調査も進めていた。出口京太郎の巨人伝もある。ぼくは伝記よりも教えに注力すべきとは思っている。

 新約聖書にはかなりの数の伝があるが,その中核は伝記的なものよりも,教えである。教えゆえに世のバイブルになっているのである。

 さて,この文の流れとは異なるが,昭和三十二(1957)年一月十五日付の『稿案 大本教祖伝 開祖の巻 大本教学院』がタニハには残っている。ここでは『神の国』掲載日付が正しく記載されている。これを使って,第十九号の日付を検証した。修正した結果を上記第十九号に反映させている。

以上,2025年2月6日。

 

4.3 王仁三郎のオリオン三つ星と手相

 第十一号の口絵写真には,王仁三郎の背中のオリオンの三つ星(図6)と手相(図8)が掲載されている。これについて,ぼくが納得すべく,ネット上での情報を拾いつつ,ここに示したいと思う。

 『霊界物語』全七十二巻とは別に,霊界物語特別編として,山河草木入蒙記がある。校訂版のあとがき(p. 384)には,もとは上野公園著『王仁蒙古入記』として大正十四年二月十四日蚕都新聞社から出版されたもの,と注記されている。

 『霊界物語』特別編の「第九章 司令公館」の一部を次に引用する。

——— 引用〜『霊界物語』特別編の「第九章 司令公館」pp. 84-86

 盧占魁は日出雄が支那服を誂へた時、ソツと被服商の主人に言ひ含め,支那にて有名なる観相学者を呼んで来て,古来伝説にある救世主の資格の有無を調べむため,日出雄の骨格や容貌や, 目,口,鼻,耳等の形から胸のまはり,手足の長短等から,指の節々,指紋等に至るまでを仔細に調べ させた結果,いはゆる三十三相を具備した天来の救世主だと言つた観相家の説に,随喜の涙をこぼし,いよいよ蒙古王国建設の真柱と仰ぐに至つたのである。かかる注意の下に盧占魁が日出雄の身体を調べ てゐるに拘らず,日出雄は索倫山の本営に行つて盧占魁が自白するまで,そんな事とは気が附かなかつたのである。観相者は特に日出雄の掌中の四天紋(してんもん)と指頭の皆流紋(かいりうもん)を見て,左の如き断定を下した。

   掌中四天紋=乾為天

大哉乾元万物資始乃統天雲行雨施品物流形大明終始六位時成時,時乗六竜以御天乾道変化各正性命保合太和乃利貞出庶物万国咸寧。

   指紋皆流=坤為地

至哉坤元万物資生乃順承天,坤厚載物徳合旡彊,含弘光大品物亭牡馬地類行地旡彊柔順利貞君子攸行,光迷失道,後順得常西南得明乃与類行東北喪明乃終有慶安貞之吉応地旡彊。

 盧占魁は更に,日出雄の掌中に現はれたるキリストが十字架上に於ける釘の聖痕や,背に印せるオリオ ン星座の形をなせる黒子等を見て非常に驚喜した。そしてこの次第を哥老会の耆宿 (きしゆく) 揚成業(やうせいげふ)や蒙古王の貝勒(ばいろく),貝子鎮国公(ばいしちんこくこう) を初め、張彦三(ちやうげんさん),張桂林(ちやうけいりん),鄒秀明(すうしうめい),何全孝(か ぜんこう),劉陞三(りうしようさん),大英子児(タアインヅル),賈孟卿(ジヤムチン)等の馬賊の 頭目や,張作霖(ちやうさくりん)部下の将校連(しやうかうれん)にも之を示し,天来の救世主だ,この救世主を頭に戴いて内外蒙古に活躍すれば成功疑ひなしと,確信してゐたのである。それゆゑ日出雄は蒙古に入つても凡ての 上下の人々より、非常な尊敬と信用を受けたのである。

引用〜おわり ———

 第十一号の口絵写真には,ここで言及されている「背に印せるオリオ ン星座の形をなせる黒子(ほくろ)」と「掌中の四天紋(してんもん)と指頭の皆流紋(かいりうもん)」が提示されている。

 なお,『入蒙記』引用中の漢文はPerglexityを使って,邦訳した。次にそれを。

——— 引用〜Perglexityを使って

掌中四天紋=乾為天について:

なんと偉大であることか、乾元(けんげん)は万物が生成を始める源であり、それによって天を統べる。雲が巡り雨を施し、万物が形を成して流通する。始まりから終わりまでを明らかにし、六つの位(六爻)がそれぞれの時に応じて完成する。時に六竜に乗り、天を自在に治める。乾の道は変化し、それぞれの性質や命を正しくし、大いなる調和を保つ。これが正しき道であり、万物の繁栄と万国の平和をもたらすのである。

 この文章は『易経』の「乾為天」における彖伝(たんでん)の一節を基にした翻訳,とある。

指紋皆流=坤為地について:

なんと偉大であることか、坤元(こんげん)は万物が生じる源であり、天に従うことでその道を成す。坤は大地のように厚く万物を載せ、その徳は無限である。広大で包容力があり、光り輝き偉大である。万物は調和し、牝馬(めうま)のように柔順で、地の性質に従い行動する。地は無限に広がり、柔順で正しい行いを助ける。君子はこの道を歩むべきである。
もし迷い道を失えば、後に順応することで常道を得る。西南の方角では明るさを得て仲間と共に行動できるが、東北の方角では明るさを失う。それでも最終的には喜びと安定が訪れ、正しい道を歩むことで吉兆となる。このように坤の徳は無限である。
 この文章は『易経』の「坤為地」に基づく内容で、大地の徳や柔順さ、従順の美徳を強調しているとある。

引用〜おわり ———

 翻訳を見る限り,とくに手相の特徴は記されていない。ここでの観点では役に立たない。

 まずは,第十一号口絵写真⑦オリオンの三つ星についてである。聖師の背中に,三つの黒子(ほくろ)が並ぶ。図7として,オリオンの三つ星の天文写真を並べている。ニュージーランドクライストチャーチ夏季滞在中は,自宅からほぼ毎晩眺めてきた。百八十度ひっくり返っているのであるが。

図6 聖師の背中の三つ星

 次に,口絵写真 ⑦聖師が大正13年2月3日節分に四十八人の信徒に授けられたもの(三分の二大,両手形)について確認したい。

 

図8 ⑦聖師が大正13年2月3日節分に四十八人の信徒に授けられたもの(三分の二大,両手形) 左が左手,右が右手の手形に対応している

 図8では,墨の乾かないうちに手形紙を重ねてしまったのであろう。残念ながら上下の墨が付着してしまっている。キリストが十字架上に於ける釘の聖痕,にあたるところに王仁の字が重なっていて,見ることができない。右手だけに注目したい。

 図10で,5本の指の第1関節の指紋の部分について特に赤丸で囲っている場所には,皆流指紋が見られる。画像としてはボタンが付着しているように見えている。図9, 10の左上の指紋は,親指で押された拇印にあたる。これが☉を示すのである。印肉とは違って,墨が入り込んでいて丸く抜けてはいない。繰り返し墨塗りをした結果でもあろう。

図9 右手

図10 右手に補助線

 

 「皆流紋」という表現はかつて使用されたもののようで,次の長谷部(1944)の人類学的研究成果で見られる。ここには,須田昭義がほぼ四千人の男子の左右手について調査した結果が記されており,これによれば,頻度からすると皆流紋は珍しいものではない。王仁三郎の指紋がかなり指先に近い部分に配されているようにも見えるのではあるが。
 長谷部言人, 1944. 我國の手相學書に記された指紋手式に就いて. 人類学雑誌,Vol. 59, No. 11, pp. 415-417. https://www.jstage.jst.go.jp/article/ase1911/59/11/59_11_415/_pdf

図11 ぼくの右手の天下線ますかけ 2025年2月7日撮影

 四天紋(木庭次守の表現では五天紋)という表現は現在のネット上には存在しない。『大本教學』第十一号は昭和四十七年二月に発行されている。この時はぼくが大学3年生にあたるのであるが,ぼくが中学生時代に父が聖師の手相についてぼくに語りかけたことがあった。聖師には天下線があると言う。そのとき,子供ゆえと許していただきたいが,爪で天下線を自らの手の中指に描いて父にすぐさま見せたのである。父はじっとみてなんとも言わなかった。今でもその時の父の顔が浮かぶ。

 四天紋(木庭次守の表現では五天紋),が父が天下線と言ったものだと思う。天下線をネットで見ると,このぼくの右手の写真にみえる「ますかけ線」をさすようである。父の言う天下線は運命線が手首近くから指先に向かって伸びる線のことである。それで図10に,父の言う天下線を捉えようとしたがなかなか難しい。どうも聖師には父の言う天下線がない。ますかけ線ならば図8を見ると,両手にあるかもしれない。ぼくの長男には両手がますかけになっている。そう珍しいことではないのではないか。

 四天紋(木庭次守の表現では五天紋),が父が天下線と言ったものであるが,これはますかけ線のことではないだろう。名前からすると,「運命線が手首近くから指先に向かって伸びる線」のことである。これを持つ人の例はいまだない。聖師がそれに当てはまるかどうか。

図12 秀吉の右手

ネット上には図12,13の画像が溢れているが,おそらく信頼できるもののようである。図12の手首から指先に伸びる「天下線」は秀吉が刀で自ら切り込んだという説が有力である。ますかけ線はあるらしい。別の掛け軸の画像からそう読み取れる。図13の家康の手形には,ますかけ線があるが何か糸状のものを渡したように見える。

図13 家康の左手

 とにかく,図12,13からすると,手相には昔からかなりこだわりがあったことは確かで,天下線(天下取り線)とされるのは,家康のこだわりの手形からすると,ますかけ線と考えて良いように思う。
 聖師には,このますかけ線が(両手に)あったのは確かなことであったが,運命線の延長が第1関節に達する掌中の四または五天紋は図8の手形ではわからない。聖師の活動を振り返ってみて,手そのものを撮影した写真もあるのではないかと想像するのであるが‥‥‥‥‥‥‥。見つからないのだろうか。

以上,2025年2月7日。

4.4 在庫と父のメモ

 電子化のための裁断が必要で,自宅とタニハの在庫を確認した。No. 19までの電子化は,Nos. 1(元晴), 2(い飯塚弘明), 3(出口三平), 5-12(飯塚弘明)は,完了している。残りのNos. 4, 13-19,のうち,大部なNos. 17, 19を除いて,元晴が電子化の予定である。Nos. 13, 14, 15, 16,18はタニハに3冊以上あったので自宅に持参した。No. 4は自宅とタニハで計4冊あるので,裁断利用が可能になった。

図14 『大本教學』自宅在庫

図15 『大本教學』タニハ在庫

タニハでの『大本教學』の在庫を調べている際に父の修正メモを

図16 『大本教學』No. 13

図17 『大本教學』No. 13 父修正メモ1

図18 『大本教學』No. 13 父修正メモ2

図19 『大本教學』No. 13 父修正メモ3

図20 『大本教學』No. 13 父修正メモ4

図21 『大本教學』No. 13 父記録

以上,2025年2月11日。




玄関引き戸とその敷居の補修 repairment of sliding doors and their rails of lounges

はじめに

 父の昇天の後,タニハの玄関鍵の開け閉めには苦労してきたが,この春の退職まで,向き合うことは無かった。正面玄関,通用玄関,そして玄関脇倉庫口はいずれも,同じ引戸と花崗岩の敷居になっていて,類似の問題を抱えている。

写真1 正面玄関と玄関脇倉庫

上の写真1は今年2020年10月初旬のものである。草刈をまだしていないが,屋根の補修や聚楽壁などの修復は終わっている。右の写真は正面玄関で,この右手に倉庫がある。

写真2 正面玄関

写真3 正面玄関の真鍮レールが曲がっている

写真4 通用玄関では引戸が動きにくい 掃除の前に撮った

写真5 玄関脇倉庫も上棧と鴨居の空間がない

 まずは,取っ組み易い通用玄関の上棧削りから始める。戸車の型を調べて問題があれば,更新する必要がある。倉庫口も同様の対処が必要となる。正面玄関はレールの交換だけでなく,花崗岩と真鍮レールの穴開けなどの作業が続く筈である。

 以上,Dec. 17, 2020記

1. 通用玄関にチャレンジ

 この場が最も簡単で,ここで,戸車と真鍮レールのチェックをして,工事計画を立てたいと思い,帰りのアイスバーンが回避できるであろう本日,Dec. 18, 2020にタニハに向かった。Googleでは,通い慣れたルートと違うルートを指示するので,アイスバーン回避のために,このルートを検証した。ワインドと急坂に関して,今回のルートの方がいいことがわかった。所用時間は変わらない。

写真6 鴨居が下がる西側

写真7 西寄りにジャッキセット

 ちょっとギシギシと鳴った。肩と頂部をそれぞれ5mm下げた方がいいようだ。東寄りだと適当だが。簡単に掃除したつもりだが,かなり積年のほこりは溜まっている。

 外して,上棧の削り込みを何とか本日完了した。

 

写真8 外した戸車と戸車の穴

写真9 戸車とその留め釘と,真鍮レールの釘

 戸車は動かないということは無いが,この際,全部交換したい。2x2x3=12個必要だ。戸車固定用の釘は写真9のように,木ねじではなかった。

 右の写真9の右下の小さな釘は真鍮レールに刺さっていたもので,この下部は花崗岩の方に残った。

写真10 花崗岩に掘られた穴と埋められた木の杭?

 この様子を見た時に事態が飲み込めなかった。iPhoneの写真を見て,理解できた。花崗岩に穴を開けようとしたが,不定形に割れている。そして,セメントを埋めて,それに木の円柱杭を押し込んだようだ。そして,真鍮レールに穴を開けて,木杭に打ち込んでいる。だから,耐久性が無くて,抜けてしまったのだ。ひどい工事だ。

 で,ぼくはどうするか。

以上,Dec. 18, 2020。

2. まずは戸車とその釘について

 45年前に父が建てた家なのだが,装着されていたものにほぼ該当するものをネット上で確認した。これはヨコヅナ製の「RJC鋳物枠ローラー戸車の袖平型」という。ローラーは鉄製なので,結構錆びてはいるが問題なく回転している。始めてチェックしたし,今後はもう年齢的にぼくが実施することは考えられないので,交換するのが妥当と思っている。

 交換する上で注意すべきなのは,ねじ穴の位置,戸車を入れ込むように削り込まれた穴の形,戸車を交換した際の鴨居の溝から敷居の真鍮レールのトップまでの距離(図11のM+(E-I))がほぼ一致している必要がある。ネット上に出ている袖平型とされる図面は,ぼくが見た販売サイトはいずれも過って袖丸型が掲載されているので,修正して図11を用意した。 

図11 RJC鋳物枠ローラー戸車の袖平型

 図面では,赤線でローラーの丸型を平型に修正している。図中に,M+(E-I),の該当場所を寸法線などで記している。タニハの既存のものは,M+(E-I)=5+(5-2)=8mmである。

 図12の情報から,RCJ-0363は,M+(E-I)=5+(8-3)=10mmであり,この戸車に交換することで,引戸が2mmだけ高くなるので,上棧を削る深さを考慮する必要がある。A長も,76-72=4mmだけ長いので,既存の支持溝長を2mmずつ伸ばす必要がある。ローラーを入れ込むポケットの幅は,A-2L=76-2×15=46mm長で,F-M=30-5=25mm深であるが,タニハの引戸に掘られたポケットは既存の戸車のA-2Lが45mmであり,RCJ-0363の厚さGは16mmで既存戸車14mmより大きいが,たぶん,新たに削ることなく,このRCJ-0363をセット出来るはずである。

 タケダネットでは319円/個だが,送料情報が注文時点では得られないのでかなり不安ではある。この関係の送料は本体価格よりも高くなる可能性がかなり高いのである。https://www.ks-takeda.biz/item/akawaku_roller_hira30/

図12 RJC鋳物枠ローラー戸車袖平型-0363情報と,タニハ既存戸車情報

 この戸車を留める釘は,タニハでは木ねじではなく,ネジ溝無しの真っ直ぐの釘であった。頭の直径4mm,釘部の直径1.8mm,およそ25mmであった。このRCJ-0363のφKは3.2mmあるので,固定のためには,タニハのもともとの1.8mmよりも太い釘を選ぶのが適当であろう。

 形やサイズからすると,より耐久性の高い戸車の選択肢,ヨコヅナBTSベアリング入真鍮戸車袖平型ステンレス枠,のBTS-0363もある。ただ,タケダネットで1920円(個,税抜き)である。

図13 ベアリング入 真鍮戸車 袖平型 ステンレス枠

 図13でBTS-0363について見ると,M+(E-I)=5+(5-2)=8mmとなり,タニハの現在の戸車と同じ値を示している。ただ,A長は76-72=4mmだけ,B長も64-60=4mm長い。B長については二つの釘穴はそれぞれ2mm外側にズレるにすぎない。ローラーを入れ込むポケットの幅は,A-2L=76-2×14=48mm長で,F-M=32-5=27mm深であるが,タニハの引戸に掘られたポケットは既存の戸車のA-2Lが45mmであり,BTS-0363の厚さGは14mmで既存戸車と一致しており,たぶん,新たに削ることなく,このBTS-0363をセット出来るはずである。

このBTS-0363については,使用品度の高い正面玄関と玄関横倉庫のそれぞれ日常的に利用する2枚の引戸だけに適用することも可能かと思っている。以上,Dec. 19, 2020記

 今日,コーナンプロで,安い方の,RCJ-0363,を12個入を注文してしまった。まあ,いいわ。釘については自宅の道具箱から3種類の釘をより分けた。使ってみないと解らない。 Dec. 20, 2020記



3. 真鍮レール周辺の準備

 写真10に見られるように,真鍮レールには釘がセットされていた。この通用玄関では比較的レール移動が無いように思われたが,2本それぞれで1個所ぐらいしか,固定されていない。風化の結果である。写真10の木杭のように見えるのが実際木製なのかをドライバーなどを突っ込んでみて確かめる必要はあろうが,まあ間違いないだろう。

図14 真鍮レールの穴と抜いた釘

 左の写真では,敷居の水洗い直後であるが,釘を抜いて,真鍮レールの上に載せている。この真鍮製の釘はφ1.8mmで,長さは10mm,これは折れてしまっているので,元々より長いものである。

 真鍮レールの断面は8mm正方形で,長さは177.5cm長である。釘穴は5ヶ所。

 

図15 真鍮角レール 8x8x1820mm

真鍮レールはモノタロウから,(8×8)x1820 (mm) 販売価格(税込)¥3,179で,販売されている。製造元は,水上MIZUKAMである。送料不明。

https://www.monotaro.com/g/03986365/

図16 スチール釘なんだけど

これに対応する釘は,SPフロア釘というもので,品番15 (1.8) x 38で,600本入りが税別で399円である。スチールであることが多少心配。

https://www.monotaro.com/g/00866611/

  次の図17はモノタロウで本日,Dec. 21, 2020, 購入した。なんと長尺なのに,送料無料だった。コーナンプロで見積もりして頂いたが,モノタロウから比べるとかなり高い。取り寄せ送料も請求された。モノタロウは3500円以上だと送料が無料になる。ありがたい。戸車は結局,高級な方は諦めた。

図17 モノタロウで注文

 注文当日にもう発送されたらしい。戸車の方。Dec. 21, 2020記

4. 真鍮角レール固定のための工具とパテなど

 真鍮角レールの固定に関連しては,コーナンプロの店長のアドバイスを踏まえて,工具やパテなどを購入した。旧式のようではあるが廉価な振動ドリルを購入した。コンクリート,金属,木材に対応したドリルである。機能などを説明書を見て確認する必要がある。

図18 コンクリート,金属,木材の穴開け用の振動ドリル

 次の図19のドリルビットdrill bitもコーナンで一緒に購入したが,振動ドリルと合うのかどうか,確認する必要がある。下のビットの説明も確認する必要がある。左の木工用ドリルセットのケースは開けることができない。コーナンプロの技術職の方も開けることができなかった。この方はすでに同じ製品のケースを壊して開けていた。再挑戦だったが駄目だったのである。

図19 木工用と鉄,木材,樹脂などに対応しているビットだけど

  真鍮レール再設置のための,パテなどは,次のものである。

図20 ボンドなど

図21 追加工具

追加 Dec. 24, 2020 コーナンプロで上記の振動ドリルの説明を受けた昨日,追加購入。図21左の赤い頭のものは角錐万能ピック 288円,図の中央のものは振動専用ビットで「ノンストップ型 ミカゲ石,石材用」488円。この写真にはないが,1mのアルミ板360円を購入した。墨入れ用である。スケール付きだとこの10倍はする。万能ピックは,ポンチの代わりにもなり,次の作業の際に,釘位置決めの際にも使えると思う。図21の右のものであるが,別途,電気ドリル使用時の目の保護のために,手持ちの保護めがね,理研オプティック製保護めがね(ゴーグル型)M10C-HF,を用意している。



5. 通用玄関の今後の手順

 真鍮角レールの更新は,正面玄関のレールが踏み散らかして曲げてしまった1本だけである。さし当たり,通用玄関については戸車が到着すれば,数時間内に工事が可能の筈である。真鍮角レールを如何に固定するか。これが最大の問題である。木杭が腐っていない場合の工事は簡単だ(追加Dec. 24, 2020: Dec. 22に確認した。固くて問題無いようである)。通用玄関については,次の手順になると思う。

  1. 改めて,木杭が腐っていないことを確認する。
  2. 真鍮角レールに残っているフロア釘を全部外して,ちょっとクリーニングか。
  3. レールを既存の位置から軸方向で,木杭内で少しずらす。
  4. レールを仮設置して,ピックを刺して,その位置決めをする。
  5. レールを外して,位置決めした5ヶ所について,木工用ビットφ3mmで深さ45mmほどの垂直穴を開ける。
  6. エポキシパテを細長く丸めて,この5ヶ所の穴に充填する。
  7. ウルトラ多用途ボンドをレールの両端と5ヶ所の穴の間を想定して,花崗岩の敷石に直接,塗る。
  8. そして,レールを載せて,5ヶ所の穴とレールの穴を合わせて,ボンドの位置付近を上から押さえつける。
  9. そして,エポキシパテを埋めた5ヶ所に,フロア釘を刺す。
  10. これで,レールは固定される。もう一つのレールについても同様の作業を実施する。

 乾かしている間に,引戸の戸車の交換を実施すること。

以上,Dec. 21, 2020記,Dec. 24追記

6. 通用玄関を実際にやってみたら

 正月三日,お天気が比較的よくて,寒さに戦きつつ,タニハに出かけた。で,想定外があった。レールが簡単で,戸車交換が大変だった。

図22 折れていない釘が15mm長

図23 15mm釘を打ち込み

図24 15mm長に切る

 通用玄関レールで辛うじて残った釘付近をペンチで引き抜くと,簡単にレールは花崗岩から離れた。その残った釘を側面から見たのが図22である。折れ尺の10mmから25mmに渡っているので釘の長さは15mm長ということになる。用意していたフロア釘は38mm長なので,余りに短い。実際に,金槌で打ち込んでみると入らず,曲がってしまう。

図25レールは完成

 そこで,図24のように38mm長の釘を先から15mm長にすべくペンチで切り取った。図24に見える樹脂製の頭をもった槌でペンチの頭を叩いて,押し切ったのである。そして,打ち込んだのが図23の釘でレール頂面レベルに入り込んだ。この釘は既存の釘穴を避けて木杭に打ち込んだ。つまりは,長く考えてきた振動(電気)ドリル,ビットを全く使う必要がなかった。ボンドも不要だった。ペンチを使えば簡単にレールは外れるであろうが,通常の使用環境ではしっかりしたものである(図25)。また不具合が生じることがあれば,何らかの改善が必要ではあろうが。

 さて,戸車の交換である。

図26 新戸車が入らない

図27 旧戸車は入りきる

 図26のように,新戸車はエプロン部分が入らない。図27のように旧戸車は完全に入っている。図27では戸車の上の部分が赤く覗いているが板の削り込みと視角のためである。

 

図28 新旧戸車の厚さを比較

図29 新戸車の直上に旧戸車の載せている

 図28,図29のように,新戸車は旧戸車に比べて,より厚く,エプロンもより高い。

 それゆえ,引戸の戸車設置用の穴は,より幅を大きく,戸車の釘付け面もより深く彫り込む必要がある。

 戸車の旧戸車用の設置穴を計測して,幅と彫り込み深を正しく求める必要がある。釘は既存のものより長くて太いものを考えていたが,金槌が狭い溝には入らないので,従来のサイズを踏襲した方がよさそうである。なお,この造作はノミだけでは困難で,折角購入したドリルを使いたいと考えている。

 ただ,前述「図12の情報から,RCJ-0363は,M+(E-I)=5+(8-3)=10mmであり,この戸車に交換することで,引戸が2mmだけ高くなるので,上棧を削る深さを考慮する必要がある。A長も,76-72=4mmだけ長いので,既存の支持溝長を2mmずつ伸ばす必要がある。ローラーを入れ込むポケットの幅は,A-2L=76-2×15=46mm長で,F-M=30-5=25mm深であるが,タニハの引戸に掘られたポケットは既存の戸車のA-2Lが45mmであり,RCJ-0363の厚さGは16mmで既存戸車14mmより大きいが,たぶん,新たに削ることなく,このRCJ-0363をセット出来るはずである。」が関わるので,まずは釘付け部分の削り込みは,待った方がいいかも知れない。

以上,0: 14AM, Jan. 4, 2021

7. 続 通用玄関を実際にやってみたら

 昨日に続き,天候の関係から,本日,Jan. 4, 2020,も出かけた。そして,1枚の引戸を無事仕上げることができた。その経過を明日,書き込みたい。さしあたり,図30を掲載する。

図30 旧戸車収納彫り込みと新戸車の関係

 図30(図11が下敷き)の黒色の線と文字は,新規の戸車の寸法図である。オレンジの実線は下棧底,破線は旧戸車収納のために彫り込まれていた空隙に当たっている。緑色は,問題となるところで,一つはエプロンの飛び出し,もう一つは小さい戸車収納空隙を示している。

Jan. 4, 2020記

 新たな戸車設置経験をまずはまとめたい。

図31 新戸車のはみ出し 2mm

図32 問題2点の解消作業中

図33 埋め込み完成

 まずは,新戸車自体を空隙に入れることができなかった。図30でオレンジ色の破線で示した戸車収納空隙の長さが足りない。新戸車は,A-2L=46mmが必要である。ところが旧戸車が小さいので空隙も小さかった。そこで,図32ではその作業が終わった後であるが,見えないが,新しい戸車を填め込むために,ノミと木槌を使って,A-2L=46mmより多少長くした。そのようにして,図31のように新戸車が一応,入り込んだのである。

 その結果,エプロンが確実に下棧からはみ出していることが明確になった。このままだと,通用玄関口に戻す時に引っかかって入らないし,レールを載せている花崗岩をひっかく可能性がある。これを解消するためには,取付場と下棧距離を図31の場合だと2mmだけ増やす必要がある。つまり削り込む必要がある。平面的に削るのは困難で電気ドリルで深さ調整して多数彫り込むことを考えていたが,まずは,ノミで削ってみようと思い立った。その途中の作業過程を図32に示している。

 下棧に彫り込まれた「レール用の溝」を更に彫り込んで,「戸車固定部の面」が用意されているが,まずは,「レール用の溝」と「戸車固定部の面」の崖(大げさ?)にノミを崖側にノミの裏を当てて打ち込んだ。感覚としては3mm程度? なお,ぼくの腰はこの写真の左手にある。そして切れ刃を奥方向に向けて,崖側から填め込み穴に向かって少しずつ削り込んで行く。そうすると,結果として平面を確保できた。棧の柾目方向に削っているためであった。図32の右手の「戸車固定部の面」も,腰を移動しないままにやるとうまくいかない。この戸車穴の次に手抜きをしたら,不格好になった。腰を移動することは重要だ。図33には,この二つの作業,つまり,填め込み穴の長さを伸ばし,「戸車固定部の面」を深めた,結果,うまく,新しい戸車が落ち着いた様子を示している。

図34 木ねじ設置完了

 しっかりと固定されていて,釘は必要無いように思えたが,不安なのでねじ込んだ。釘を用意していたが,種々工夫したが下棧が邪魔で打ち込めない。そこで,急遽,あり合わせの木ねじを使った。

 この作業を実施する上で,幾つかの工夫をした。それを次に。

図35 ハロゲンストーブの利用

図36 金属タワシで掃除

図37 樹脂と木の槌

 夜型人間のぼくは自宅を出るのが遅い。そこで大工仕事を始めてしばらくすると暗くなる。玄関灯が上からのもので暗い。そこで自宅から持参したハロゲンストーブを照明に使ってみた。多少は暖かいし横方向の穴も見易くなった。それが図35である。

 図36には金属タワシが見える。これを使って填め込み穴の削り滓を削り落として,その後で掃除機で吸えば綺麗になる。戸車に削り滓が入って動きにくくなることを予防するためである。

 図37には二つの槌を示す。戸車の固定部分を木槌の柄尻に当てて,樹脂の槌で木槌の柄の頭側を叩くことで戸車の固定部が深くしっかりと入る。

図38 ヤスリと釘

図39 木ねじとヘッドライト

図40 買い換えたネジ

 コーナン今宮で,昨日出かける前と,経験を踏まえて戻ってきた時に購入したものを,それぞれ図38と図39に。図38にはレール磨き用のアルミナ研磨シート,釘は結局使わなかった。図39は新たに購入したものだが,木ねじについては本日, Jan. 5, によりよいもの(図40,右下のものはJan. 4に実際に使ったものの残り)をコーナンプロ今宮で購入し,図39の木ねじをコーナン今宮に返却した。よりよいというのは,頭の直径が戸車固定のための穴(φK=3.2mm)より大きくて(φ3.5mm),ネジの長さが前回と同じものを意味している。図39の右手のものはダイソー100円ショップで買ったLEDヘッドライト,よく出来ているけど頭にベルトを回すと息苦しい。帽子が被れなくなったことに呼応している。使うかどうかだなあ。

 いまのところ,1枚の引戸だけ完成した。2個の戸車交換を交換しただけであるが,戸車空隙サイズにかなりの違いがあった。両者のバランスを得るための工夫もあったようである。それゆえ,戸車交換の際には,毎回,サイズを確かめる必要がある。そして,工作である。その手順を次にまとめたいと思う。

1. 戸車の高さは,F+E=38mm,だから,下棧からの戸車空隙の深さは40mm以上が必要である。それを折れ尺で確かめる。二つの情報ではかなり深さには余裕があるので,増し堀りは不要かとは思う。必要な場合はノミで適当に彫り込むのもいいかとは思うが。

2. 戸車填め込み部の長さA-2Lを,キリを使って,46mmより多少長くなるように伸ばす。戸車固定部の末端からL/2=15/2=7.5mm付近がネジ穴なので,46mm以上と言っても,戸車の填め込み部の長さは最大48mm程度であろう。増し削りの深さは 7/18*15<15mmほどで十分。

3. 「戸車固定部の面」の下棧底部のからの深さを調べること。13mmが必要である。2.の過程が終われば,まずは新戸車を入れて,エプロンの出る厚さを調べて,その上で削るのもいいが,M+E=5+8=13mmだから,折れ尺で深さを求めればよい。ノミで削り込みつつ,深さを計測してゆき,削り過ぎないことが重要である。

4. そして,戸車を空隙に填め込んで,一つ目錐でガイド穴を作って後に,木ねじをまっすぐに締め込んだら,終了である。

 完成した引戸を新しく釘付けしたレールに走らせた。スイスイと動く。ただ,釘の部分でカタカタと鳴る。釘の打ち付けの際に叩き込み過ぎた結果であろう。正面玄関と倉庫口の際にはこの点,気をつけねばならない。

以上,Jan. 5, 2021記

図41 釘を曲げて固定

寒さが緩んだJan.14に,引戸の2枚目の戸車2個を交換した。一つの戸車については釘が残っていて,木ねじが入らない。仕方なく頭径が小さな釘を使って途中で曲げる形にした。もちろん,戸車の車の移動に邪魔にならないよう,曲げている。



8. 正面玄関

8-1 敷居レール

 いつもだったら,戸車2個替えたら,もう帰宅なんだけど,ちょっと早起きしたから,今日はもう1本。倉庫口か正面玄関か迷ったけど,大物の正面玄関にトライ。ジャッキアップすることなく,内側から見て左面から引戸を二つ共に外すことができた。上棧削りは不要であった。そして敷居の花崗岩を洗った。レールの10本の釘のうち,残っていたのは1本だけだった。

 写真3のように,レールの1本は曲がっていたので,予め新たな真鍮レールをモノタロウで購入して手許にあった。既存レール2本を外して雑巾で拭いていると曲がっている印象がない。適当に置いてみたらちょっと曲がっているだけで釘による固定で何とかなりそうである。新規に購入したレールと曲がったレールの5個の穴の位置が一致しない。新たに穴を開ける必要がある。かなり面倒なことと日和って,作業過程で問題が無いのであれば,既存レールを使うことにした。

図42 真鍮の木ねじが見える

図43 出てきた木ねじ

図42にプラスネジが見える。図43では抜いてそばに置く。

 通用玄関のレールを留めていた釘は,径1.8mmの図16のような真鍮製フロアー釘であったが,この正面玄関では,十字の真鍮製木ねじが使われていた。劣化が激しく,通用玄関では簡単に抜くことができたが,この正面玄関では,図21左のポンチを使って何度も叩いた。どうしても抜けないものが2本あって,電動ドリル + 径2mmビット,を使用したが穴を開けるのもなかなか大変で,その上でポンチを使って,何とか落とすことができた。振動で真鍮レールとの間が緩んだのであろう。真鍮レールにビットがぶつかるとガタガタと衝撃がある。釘は腐っているので比較的抵抗が無いがレールは腐っていない。同じ真鍮だと思ったが,径の差が起因しているのか。

図44 電動ドリルと径2mmビット

 振動モードと回転モードで実施した。

図45 真っ直ぐになったレール

レールが真っ直ぐになった。

図46 やっとできた

図47 ベニア止めのネジ

図48 ベニア止めネジを使って

長さ2cmもあるが問題無く,打ち込むことができた。

 レールの穴への釘の打込については,通用玄関での反省があって,レールは叩かないようにして,釘の頭を釘抜きツールを使って金槌で叩き込んだが,相変わらず,引戸を動かすと,ガタ,ガタ,と言う。とはいえ,これからはレールに何らかの支障があれば,引戸を外して,簡単にメンテできることがわかった。今回の釘はステンレスなので真鍮よりは耐久性があるだろう。

 明日は引き続き,引戸2枚の戸車の交換である。連日タニハ行きは本当に疲れるが,16日は母の21年祭を自宅で新婚の長男夫婦とともに四人で執り行うので,暖かい14日,15日は外せない。

以上,Jan. 14, 2021記

8-2 戸車交換とその後の調整

図49 ステンレス戸車

 戸車は,通用玄関のヨコヅナ鋳物枠ではなく,ステンレス製であった。形態が異なるために(M+E: 鋳物枠13mm,ステンレス製は8mm; G: 鋳物枠16mm,ステンレス製は13mm),釘固定面は,幅3mm,深さ5mmほど削り込む必要があった。

図50 内側右手引戸と柱の隙間

 何より残念だったのは,交換後に引戸の動きが交換前と違わないことである。ローラー下端とエプロン下端の距離Iはいずれも3mmで一致している。この対策として,次回は次のように考える。

1 引戸下棧底と敷居の距離を確認する。擦れているのではないか,ということであるが,配置からはあり得ないことではある。2 レールをアルミペーパーで磨く。????

2 幾つか,サイズを確認して,今後の対策を練りたい。 引戸の動きを見ていたら,図50の現象を確認した。玄関枠の内側から見て,右のスギ柱と右の引戸の間にV字の隙間がある。最下部付近で6mm,肩付近で13mm。引戸の高さは肩までで1800mmなので,V字の隙間の成す角度は,arctan ((13-6)/1800) = 0.223度となる。

 さらに他の問題として,右の引戸の最下部付近の花崗岩の切れ込みが右柱よりも出っ張っていて引戸が右柱と離れているのである。思えば,隅田さんが来られている10年ほど前にも,二人でこの現象に驚いた記憶がある。幸い,柱が鉛直方向である。引戸の歪みも無いと考えてよい。左の引戸は左の柱にピッタリと引っ付く。そこで考えられる歪みの概略を次の図51に示す。

 黒色枠は玄関枠である。垂直のスギの太柱2本と,水平の花崗岩の敷居,そして,スギの鴨居。緑色の線は引戸を戯画化している。二つの引戸に歪みはない筈である。

 次回,出かけた時に,次の確認をしたい。両引戸間の関係である。重なり部分が完全に一致しているか? 図51のように,正確には一致していない筈である。右の引戸が右柱に接触できないように花崗岩の凹みが足りないので,右の引戸の右下隅を切り取れば良いが,そうした場合,両引戸の重なりが10mm程度小さくなるが,違和感は無いかも検討する必要がある。違和感よりも右引戸と右柱の接触を優先すべきであると思うが。

 「図51のように正確には一致していない」のであれば,それを修正すれば良いことになる。まずは,右引戸の右下隅を切って,右引戸が花崗岩の切れ込みに入り込んで右柱に接するようになる。

 その上で,図51の戸車のLとRの関係を変更する。その方法としては2種類ある。
1. 戸車Lの釘付け面と戸車の間にアルミホイルを入れて釘付け面とローラー下端の距離を伸ばして,V字の隙間を解消する。
2. 戸車Rの釘付け面を更に削り込んで,釘付け面とローラーの距離を下げて,V字の隙間を解消する。
 1.の方法では,上棧が鴨居の凹みに接触して右引戸が動かなくなる可能性がある。
 2.の方法では,釘付け面を削り込むことで,将来の戸車交換の選択肢が小さくなる。
 いずれを可とするかは難しいが,前者の方法を取りたいと思う。

図51 内側から見た正面玄関

 その場合,右引戸が動かなくなる場合は,上棧首と肩を多少カンナで削ることになる。3mmほどだろうか?
 距離LRを求めなかったが,LとRの敷居から釘付け面の比高は,距離LR*sin (0.223度)なので,一応,次回行った時に比高を確かめたいと思っている。

 左の引戸については,ステンレスの戸車が劣化していないようなので,交換せずに掃除やオイルを吹き付けるだけに留めたいと考えている。右引戸と同様に削り込んで戸車を鋳物枠に替えると,折角の左の柱との適切な接触が壊れてしまう可能性がある。両引戸の関係が従来のものと変わり,両引戸の重なり部分つまり引違戸中央の鍵は切り欠き部分がずれてしまう。鍵については保安上の問題があるので,このページでは描かない。

Jan. 15, 16, 2021記

8-3 完成した

 Fri., Jan. 15以来,ほぼ一週間のThu., Jan. 21,お天気に恵まれた。懸案の右引戸と右柱の間のV字隙間の解消がテーマであった。成功した。以下,手順などを述べる。

図52 花崗岩の切れ込みと右柱の距離

図52からわかるように,花崗岩の切れ込みと右柱の距離が一致していないので,右引戸を一杯右に寄せても,図50のように,全面的に隙間ができてしまう。

花崗岩の切れ込みと右柱の位置がほぼ5mmズレているので,右引戸の右下隅にこの分の切れ込みを入れる必要がある。

 触る前に,左右引戸を一杯に閉じて観察したが,隙間以外は特に,見た感じの違和感はなかった。見ただけでは,わからないというのが妥当である。右引戸を外して,図51の戸車LRの距離を計測すると,66cmであった。距離LR*sin (0.223度) = 66cm*sin(0.223)=0.257cmだから,3mm弱である。R側の戸車の固定ための木部を感覚的に削り込んだ。3回填めたり外したりした。切れ込みも終わった。

図53 右側Rの戸車の固定木部を深くした

図53のように,図51のRに該当する戸車をより深い位置に置いた。戸車のエプロン下端と下棧下端の距離は,左では2mm,右では4mmであった。この写真は最後の手直し直前のものである。

図54 (左)隙間幅がほぼ一致 (右)最下部に隙間

図55 右下切れ込み

 右引戸を改めて填めると,R戸車の配置がより深くなったことで,図54左のように右下隅が花崗岩に再び多少押されているように見えた。そこで,図55のように,更に切れ込みを上方に拡大した。そして,要らんことなのに,更に右R戸車の固定木部のうち,右側だけ1mmほど削り込んだ。

 その結果,図56のように,下棧下端の右側付近が花崗岩の敷居に擦れて,引戸自体がほぼ動かなくなってしまったのである。
 右引戸をまたまた外して,左L戸車と右R戸車のローラー下端と下棧下端の距離を計測すると,それぞれ2mm,4mmになっていた。2mmだけ下棧下端が花崗岩の敷居の載る形になっていた。
 そこで,図57のように,下棧下端の右側部分を平カンナで削ったのである。

 その結果,右引戸は動くようになったが,図54右のように,右引戸の上端付近で右柱に接触し,下端付近で極めて狭いが小さな隙間ができてしまったのである。

図56 右下で擦っている
 図57 下棧下端の右手を平カンナで削る

図58 完成形

 図58が完成形である。中央の左右の引戸の重なり部分は両引戸の竪棧に完全に一致した。上棧の肩と鴨居の距離も完全一致している。両柱と引戸の隙間もほぼ無いと言って良い。左の引戸については,ローラーにCRC5-56オイルを入れるだけにした。レールにもオイルを吹き付けた。今は多少臭っている。

 通用玄関同様,動きが良くなった。レール位置を補正することで,鍵のオスメスが一致して,過去無いぐらいに鍵掛けにストレスが無くなった。玄関口はあとは倉庫だけだ。レール位置の補正をする際にベニア用釘を抜くのに千枚通しをレールと花崗岩敷居の間に差し込んで抜いた。その際,コンクリートの粉末のようなものが飛び散った。

以上,Jan. 21, 2021記,Jan. 22一部修正。



9. 倉庫口

9-1 初日

 通用玄関と正面玄関が完成して,残りは倉庫口である。積み上げてきたので,この三番目の作業が最も簡便になると想像していたが,全く違った。今日,実施したことを次に。

 まずは,図59に見える内側から見て右手の引戸と柱の間の固定金具を外した。正面玄関,通用玄関,そしてこの倉庫口のいずれにも固定金具が使われている。業者さんの考えの無い仕業だ。この倉庫口の外側からみて左手の隅(図60左隅)では,雨が吹き込んでその水が乾かないために,図63のように,雨風が集まる右引戸の右側の戸車は錆び落ちて,この周辺の下棧が膨れている。この防御策としては,日常的にいずれの引戸も開け閉めすることだ。そのように設計されているのに,まるで西洋式ドアと同じ発想で引戸の機能が破壊されているのである。

 通用玄関同様,この倉庫口でもジャッキアップが必要であった。図60のように支え棒がメキメキと頽れる寸前までジャッキアップしたが,限界だった。図61のように,ジャッキアップ一杯あっても,上棧の戸首も肩も鴨居木部に隙間が無いほどに位置していて,全く外すスペースが生まれない。

図59 内側から右手の引戸固定金具を外す

図60 ジャッキアップしても

図61 上棧と鴨居の隙間ができない

 ほぼ絶望して,別途,レールを引き抜くことはできないかとも考えたが無理なので,試しにレールごと引戸を手前に外そうとした。幸い,図62のように,ガタッとレールごと外れたのである。

図62 レールとともに引戸を敷居の外へ

図63 内側からの右引戸の右戸車付近の膨らみ

 この倉庫口の引戸はかなり湿気でやられている。このままでは,釘もカンナも使えないと考え,タワシでこすったりした。緑藻が生えている。敷居の内外が土間であることにも起因しているようである。乾燥ぎみの冬季でもこれだから,梅雨時はひどいものであろう。通用玄関と正面玄関では下棧と敷居の隙間はほぼ無いに近いスタイルであるが,この倉庫ではそのスタイルから,この改修工事で離脱しようと思った。後にその工夫を示したいと思っている。

 この湿った状態では戸車の交換はできない。できれば一週間ほどは引戸を外して乾燥させたいのであるが,防犯上それもできない。

図64 内側から右引戸のV字隙間

図65 左引戸の^字隙間

図66 さし当たりノンレール

 レールの再設置も戸車の交換も今日はできない。防犯上の理由もあって,とにかく,レールなしで,戸車を外した引戸を元の位置に仮置きするしかない。それが図66である。さて,これを内側から撮影したのが,図64と図65である。

 図64には,右側引戸と右柱の間にV字型の隙間,図65には,左引戸と左柱の間に^字ガタ隙間。これを解消するためには,各引戸それぞれの二つの戸車の固定面に差を設けなければならない。課題である。

Jan. 25, 2021記入

9-2 第二〜第四作業日の日程

 今後の作業プロセスを次に挙げたいが,通用玄関とは違う対処が必要である。一つの引戸に二つの戸車を付けるのには経験上,一日仕事。上棧を削ってしまうと引戸は引っかかりがなくて,倒れてしまう。レールを付けると上棧を削るのが前提。第二作業日には,レール設置+両引戸の上棧削り,第三作業日には,右引戸の戸車設置,第四作業日には,左引戸の戸車設置,となる。

  1. 第二作業日: レール設置に1時間。このあと防犯上,最低でも両引戸の上棧を削り込む必要がある。その時間は3時間ほどか。それゆえ,最低4時間だから,日没5時半として,作業は遅くとも,午後1時開始だから,自宅出発11時半の必要がある。僕としてはかなり早い始動時刻。
  2. まずはレール設置。真鍮レールはすでにマイペット水拭き,5-56吹きかけ,拭き取りを終了して倉庫に保管している。花崗岩の敷石もマイペット水拭きは終わっている。真鍮レールの穴に残った釘除去をしなければならない。工法は通用玄関のものと同じである。釘は,まずは,正面玄関同様,ベニア止め25mm長ネジを打ち込んでみる。駄目な場合,真鍮製のSPフロア釘を15mm長に切って使用する。
  3. 次に,上棧の削り込み。ジャッキアップで外せないほど鴨居ギリギリなので,首と肩それぞれ4mm削っても問題がない。で,以下に述べるが,通用玄関とは違って,戸車の設置点を2mmずつ削り込むことはしないので4mm削っても鴨居に入らない可能性が高い。まずは,右引戸だけ,上棧の戸首と肩を,4+1=5mm削って,もちろん戸車装着なしで,レールに載せてみよう。入らなければ,さらに1mmずつ削ることになる。レールを動かすほどギリギリに入るようならば,さらに1mm削る必要がある。そして,左引戸も同様のことをして,当日は完了である。補助鍵も設置して鍵掛けだが,2mmほど高くなるので,鍵掛けができないかも知れない。まあ,仕方がない。上棧の削り方は次のページで。

  1. 第三作業日: 右引戸の戸車を設置する。図63のように,内側から見て,右側の戸車の付近がかなり風化している。戸車周辺の板が大きく外側に膨れている。削る訳にも行かないので,そのままにする。図63では下棧の溝が黒く変色している。カビかもしれない。布で強く拭き,釘も入らないようであればノミで軽く削り落とすしか無いであろう。アルミフォイルによる補強も考えられる。通用玄関とは違って,湿気回避の一つの手段として,引戸とレールの間によりスペースを取りたいと思う。図64のように右引戸と右柱の間のV字隙間を解消すべく,右戸車については木ねじ設置面を2mm削り込むことにする。できれば1mmぐらいに押さえたいがV字隙間の解消ができない。湿気排除のためにもV字よりもまだ^字ぎみの方が良いと思う。左戸車の木ねじ設置面は一切削り込まない。補助鍵を設置して,この日は終了である。

     追記 Jan. 28, 2021: 通用玄関と同様,鋳物戸車の旧タイプから新タイプへの交換であり,図30が適用される。実際の作業過程で適切な形を取りたいと思う。新タイプは,i=3mmだから,戸車設置の後,下棧底部からエプロンが1mm高だけ出たままだと,下棧底部から2mm奥がローラー下端になる。内側から右の引戸ではその右側を左側より低くしたいので,エプロンの下棧から出ている高さは,右で1mmだと,左で2mmになる。この形を理想とする。つまり左では釘付け部の彫り込み一切しないのである。この組み合わせで,右引戸を倉庫口のフレームに入らない場合は,戸車のエプロンの出を,右0mm,左1mmとする。さて,どうなるか?

  2. 第四作業日: 左引戸の戸車を設置する。図65のように^字の隙間がある。この隙間は小さいので,内側から向かって右側,つまり左柱から遠い方の戸車を木ねじ設置面を1mmだけ削り込む。左引戸の内側から見て左側,つまり左柱に近い方には削り込みをしないで戸車を設置すること。

 以上で,倉庫口の修復は終了するはずである。

Jan. 26, 2021記

9-3 第二作業日の実際

 Jan. 27, 2021にはタニハに13時10分前に到着,17時35分には所定の作業を終了することができた。レール交換は1時間弱,引き戸上桟の削りこみはそれぞれ2時間弱で実施することができた。上棧の削り込みは5mmで十分であった。完了後の鍵掛けも問題がなかった。

 次の図67は設置後のようすである。25mm長のベニア止め用のステンレス釘(上段中央)を打ち込むことができた。外からみて,上段左に左端の,上段右に右端の様子を示している。

 図67 倉庫口のレール設置

 図68は正面玄関での作業の様子である。ガラス戸に鍵関係の出っ張りがあり,床を傷つけないように(過去の反省から),座布団を敷いている。図69は内側から見て右引戸の上棧肩の削り込みが終わったところ。図70では上棧戸首の竪棧をノコで切り取ったあとで,これから平カンナで横棧を削る。

図68 引き戸作業の準備

図69 肩の削りこみ

図70 戸首の竪桟のノコ切り

 図71には両引戸の上棧を削った後に,レールに載せた結果の鴨居付近のようすを示す。左は内側からみて右引戸,中央と右は左引戸のそれぞれ右手と左手の様子である。削る前は全く隙間が無かったがかなり余裕ができた。特に,中央と右の写真では引戸が外れるのではと思わせる。ただ,今後,戸車を設置するので,問題はない。

図71 引戸と鴨居

 図72 引戸と敷居レールの関係

 図72を見ると,8mm角の真鍮レールが,引戸に切られた溝に完全に填まっている。これまでこの事実を知らなかった。この情報を踏まえて,戸車設置過程について,次の第三作業日の前に,再確認し,上掲の第三作業日の工程に追加したい。

 以上,Jan. 28, 2021記

9-4 第三作業+第四作業の実際

 昨晩でこの倉庫口を終了した。

第73 右引戸の右の戸車交換

第74 右引戸の左の戸車交換

 Jan. 31, 2021 第三作業開始。図73の右引戸の右の戸車部分は,最も風化している場所だ。旧戸車を外して,放置して多少乾燥されたためか,初日作業時とは違い,木質の湿気はほぼなかった。50年の湿気による膨らんだ部分に平鉋で多少,削り込んだ。お金を稼ぐ大工さんだったら,この裾板を全部交換ではないだろうか。釘付け部分は弱くなっている。釘も残っていた。図74の左の戸車付近では竪棧と裾板の間が外れていて,出ている部分を平鉋で削った。図73と74を比較するとわかるが,左の戸車は右の戸車よりも釘付け部分を深く削り,填め込んでいる。

 前述のように,溝底と下棧底との距離は8mmである。右と左の戸車のローラー底はそれぞれ,4mm,3mmにした。左戸車のエプロンは下棧底より1mmほど出ている。幸い,この右の引戸は倉庫口枠に入れることができた。そして,図75のように,右引戸と右柱のV字の隙間は消失した。上棧と鴨居の関係を示したのが図76,77である。何とか引っかかっている。さらに鴨居が沈んでも,もう引戸が外せなくなることは無いだろう。

 なお,図73のように,右引戸の通気性をよくすべく,下棧底を平カンナで多少,削り込んだ。

図75 内側から右の引戸と右柱

図76 左から右引戸の鴨居を見る

図77 右から右引戸の鴨居を見る

 次の図78〜80は,左引戸の戸車である。 当初,左引戸のエプロンを2mm出したが,レールをクリアしないと考え,更に削り込んでしまった。その結果が図79であり,図81に見られるように,左引戸と左柱の^字隙間が改善されなかった。そこで,図80のように,アルミ箔を釘付け部分に挟んでエプロンを1mmほど出した。その結果が図81である。

図78 左引戸の右戸車

図79 左引戸の左戸車1

図80 左引戸の左戸車2

図81 左引戸と左柱の接触部1

図82 同接触部2

 図81と図82の間には,隙間の解消に向かう改善が見えない。更に左引戸左戸車の釘付け部のアルミ箔を厚くすればいいのだが,疲れてしまって,これで良しとした。倉庫だしね。簡易鍵はより入りやすくなった。鍵の劣化が進んでいるので,同製品の改善版が販売されているので,ヨドバシに注文中。

おわりに

 1月末で何とか,正面玄関,通用玄関,そして倉庫口の引戸はスルスルと動くようになった。何十年と動きにくかった状況が改善できた。引戸の汚れを落とせば完了であるが,これはまだやる気がしない。このWebページを書き始めたのは,12月17日になっている。この作業になんと1ヶ月半を要したのである。退職後の「大きな」成果の一つになった? やばいよ,と思いつつ,この部分のストレスは解消した。タニハの玄関から入るたびに,倉庫を開けるたびに,ストレスを感じてきた。

 次は,さしあたり,既存の大工ツールなどを処分して,ツール棚を整理する,玄関口の廊下のものを片付ける,てなことが次の課題ですなあ。徳之島調査の準備もさらに進めないと。本日,スーチーさんが軍のクーデターで拘束されたらしい。スーチーさんのこれまでのストレスは凄いのでしょうなあ。ロヒンギャ虐殺,虐待を認めて,西欧世界に阿るよりも,自国民優先,これは当然のことだなあ。

Feb. 1, 2021



10. 風化の後に Jun. 19, 2024

 この作業をしたのが,もう三年四カ月も前なのか。正面玄関の使用頻度が圧倒的に多くて,その結果,ガタが来てしまった。タニハの出入りの引っかかりにずっと慣れて放置した当時の状況に戻ってしまった。正面玄関の外側のレールの2本の留め釘が錆びて腐ってしまった。

 図83は柱側で上に跳ねていてレールのピントが合っていない。図84はこれに隣接する中央よりのもので,これも釘が効いていない。この2本を更新する必要がある。

図83 正面玄関の表側レールの柱側の跳ね返り

図84 同 中央寄り

 図85の外側柱側の釘が最も大きな問題。図86ではレールが跳ねているのがわかる。

図85 そばに道具を置いている

図86 室内の土間に使用道具を置いている

 今日はもう諦めた。次回だ。釘がレールに錆び付いて取れない。釘が腐っていて,突出した釘部分が無い。どうも真鍮は錆びやすいのか。ステンレスにした方がいいようだ。図85に見える釘箱にステンレス釘も用意していたような気がする。
 真鍮レールの釘が錆び付いて腐っていて除去できないので,次回は振動ドリルを使って,腐った真鍮釘を除去しないといけない。ネジはあるがもともと機能していないので,要するに振動ドリルで刺激して,削ったり叩いたりしつつ,除去することになるだろう。

図87 屋内の土間に道具を置いている

図88 振動ドリル

図89 同

 このページの前回の工夫を確認して,次回,実行したい。

以上,2024/06/20。

11. 修復準備 Jun. 22, 2024

 コンサルが雨樋の見積もり調査に来るというので行ったけど午前中で終わったとのこと。世間は仕事が早い。レールの釘の更新にトライしたが今日は正面玄関のみ完了。

 図90は修理前,図91は修理の後。二カ所,簡単にできた。まずはインパクトドライバーで径2mmビットを使用して,腐った釘を破壊して,径2mmの穴を開けて,15mm長のステンレスネジ釘をハンマーで打ち込んだ。完了した。

図90 正面玄関のレールが大きく外れて

図91 修理完了

 次に同様の作業を実施したつもりが大失敗。図91のルーペの下には,この電動インパクトドライバーの回転方向のレバーがあるが,移動過程で,回転方向が逆になって,ドリルが入らない。理由はわからなかった。1時間餘してもだめなので,ビットが減っているためと考えて,径3mmに替えた。その段階でこの回転方向が逆になっていることを認知したが,設置した径3mmのビットを使うことにした。逆回転のためにドリルビット固定部だけでなく,主要回転部が何度か外れた。壊れたのかと思い,何度か,外れた回転部を戻してまた外れてを繰り返していたのである。

図92 倉庫のレールのネジが腐っていた

図93 径3mmビットでやっと穴ができたが

 図93, 94はやっと径3mmの穴を完成した。15mm長のステンレスねじ釘を打ち込んだが,留まらない。レール上の穴が大きいことが原因のようだ。結果としては,花崗岩内の埋め込まれた木では留まらなくなったようだ。

図94 二カ所で径3mmの穴を

図95 図94の下方のズームイン

 倉庫のレールの釘穴で,釘を留めることができないので,ネジ釘を太いものに替えようと思っている。長さは15mmでないと深くは入らないので,長さはできれば15mm長で,太さをより太いものに替えようと思っている。コーナンで探してみよう。多少15mm長を超えてもペンチで切ればいいと思う。
 この対策でだめの場合は,木の方に樹脂を入れるしか無いだろう。上記のように用意はしているので。次回だ。

以上,2024/06/22。



12. 修復完了 Jun. 25, 2024

 花崗岩敷石内の木製の詰め物が市販されているのではないかとコーナンプロで聞いたけど,スタッフではわからない。詰め物の穴を塞ぐことを考えて,そういう用途のものも聞いたけど,わからない。売り場に職人さんに聞いたらそういうものがあるとのことで一緒に探したがなかったが,結束バンドなどを切って詰めればということで,納得し,自宅に帰って探したがまとまったものがみつからなかったが,3本だけ何とか見つけた。
 径3mmの木ねじはコーナンプロにあった。頭が平らになっているものである。径2mmのドリルビットもあった。瞬間接着剤はコーナンのダイソーで購入した。

図96 ツール群

図97 プラスチック箒

 図96が今回,取りそろえたものだ。径3mmの穴に対して木ねじは径3.1mmということらしい。3.1×16の16mmは釘の長さだ。結束バンド3本も見える。自宅から切れるハサミも持参した。結束バンドを長さ10mm弱で切り取って用意したが上に行くほど幅が広くなっていて,穴埋めができない,入らない,固定できない。そこで図97のプラスチック箒に崩れた先をつかった。こちらの方が有用であったがまあまあ。そして瞬間接着剤を流し込んだ。

 図98は実施前で,木製埋めものに木ねじ跡の穴が見える。図99は結束バンド,図100は箒先を入れ込んだあと瞬間接着剤を塗って乾燥した後の状態だ。図101,102は径3.1x16mmの木ねじを打ち込んだ後だ。

図98 ターゲットと結束バンド

図99 柱そばのターゲット

図100 中央に近いターゲット

図101 柱そばの径3.1mmの木ねじを打ち込んだ後

図102 中央に近い径3.1mmの木ねじを打ち込んだ後

 多少ガタガタ音がする。木ねじがレールの上に跳びだしているためだ。玄関とともに,556を撒いているので滑りは良くなったが花崗岩がオイルで汚れている。

 このあとは,玄関前の砂利内の草むしり。

以上,2024/06/26。




天井裏の蜂巣除去のために業者さんが天井板に開けた穴に蓋をすべく To cover the hole that the pest control operator made in the ceiling to remove the hornet nests

はじめに

 十年以上前か,父昇天ののち,隅田山崎さんがタニハに十五年間,神奈川県茅ヶ崎から通って頂いた。その間,お二人の寝室となった二室は清潔で保存状態がよかったが,通われなくなったあと,人の気配がないので,特に屋根裏は動物の住処となって,壁に大量の蜜が流れてきて,業者を呼んで蜂蜜退治を。大きな簾のようなミツバチの巣が二つありました。その後,アシナガバチ,ちいさなスズメバチの巣なども。

 業者さんが開けた穴を図1に。壁の最下部の黒ずみは蜂蜜の堆積部である。アリが嗅ぎつけたら大変なことになるなあ。

図1 天井裏への穴

 この穴のために天井裏から大量の昆虫が室内に入って,荒れ放題。長く放置してきました。

屋根裏への小動物と昆虫の侵入口を塞ぐ には,部屋の荒れようや,大工さんに入ってもらって,屋外からのイタチなどの天井裏への侵入路を断つなどの対策を書いています。

 図2,3は昨日,やっと掃除した二室を示す。図3の南室については,図1の天井板開口部の方で,しかもガラス戸で明るく,雨戸はぼくが何も考え得ないアホは時代に捨ててしまった影響が出て,室内の畳や木材が太陽光で破壊されてしまったのである。

 図2の障子は業者さんに依頼して二年ほど前かに,貼り替えた。昆虫が外光に誘われて突撃した後が生々しく表現されていた。とにかく,障子をガラス窓から外して放置していたのである。この障子にアシナガバチの死骸がひっついているので摘もうとしたら何と生きていた。図3奥の最も日焼けした畳を中途半端に一部外していたので,畳の下にはびっしりとカメムシが冬眠していた。

 この1ヶ月余り,この部屋のタンス二つの処分または移動のために,母屋三間南廊下の整備をしてきた。やっと部屋から家具がなくなり,掃除することになった。

図2 大雑把な掃除後の北部屋

図3 天井裏への穴がある方の,大雑把な掃除後の南部屋

1. 天井穴に蓋を

 まずは,天井裏との通路を遮断することである。開口していると,屋根裏に入った昆虫達が天国への道のように勘違いして部屋に流入してくる。一応,屋外と屋根裏への通路は遮断したはずであるが,イタチやヘビなどは入れなくなった?が,細い隙間がかなりあって蜂などが歩いて入ることは可能と考えている。これも工事で閉鎖するにはかなりの費用が発生することがわかり,断念した。日本建築の限界だ。

 図1の天井板の桟の壁際を見るとわかるが,壁の横方向の桟と天井板の縦方向の桟の隙間に,取り去った天井板の破片が見えている。天井板はいわば家具全体の一部のように設置されている。構造的には天井裏側にあらたな天井の板を貼れば良いのであるが,両桟の間に新たな天井板を突っ込まねばならず,工事過程で,天井板全体の構造を弱体化する可能性がある。それが最大の天井裏説をリジェクトする理由である。造作工事も困難が予想される。

 そこで,天井板の部屋側に貼り込む方法を選択する。適当な板を購入することに。

2. 蓋の材料←廃棄

 天井板の厚さはほぼ2mmである。近所のコーナンプロに行ったが,そういう製品はないそうだ。豊中により上位のプロショップがあるらしい。コーナン関係のネット販売を調べたがアマゾンで購入可能な製品に該当するものはない。モノタロウにはあるが一枚だけ買うのにはかなり高い。

 プリント合板 パイン 【2.5×600×900mm】【O】(オカモク,アマゾン)が最もいいようだ。1080円+送料880円。

注意:

  • カラー:パイン
  • サイズ:厚み2.5×巾600×長さ900mm
  • 材質:ラワン合板
  • 注意事項:?表面に木目をプリントしており、裏面は未加工となっております。?板厚が薄い為、若干の反りがある場合がございます。予めご了承くださいませ。?低ホルムアルデヒド仕様。 F☆☆☆☆(フォースター)です。※こちらは厚みが薄い為、1枚で配送すると割れてしまう場合がございますので、厚み10mmぐらいなるように個数を調節してご注文していただくことをお薦めします。 1枚単位での配送をご希望の場合は、配送途中に割れや欠け、折れなどが生じてしまいやすいことをご理解・ご了承くださいませ。

 Sun., Feb. 22, 2026到着待ちだ。割れてはいないだろうなあ?

追記 2026年2月21日: この考えは廃棄した。第五章に。

3. 部屋側に固定する考え←廃棄

 昨日,現場で天井裏側からの修復を考えていたので,穴よりも一回り大きいサイズ,幅47cm x長さ75cmとしている。部屋側からだと,図1に見える横桟の内幅にして長さは75cmぐらいになる。父の辞書用の固紙(A3サイズか)がいっぱいあるので,この場に複数当てて,ホッチキスで留めて,型紙を作って,これを使って,プリント合板をベニア用ノコで切れば良いだろう。その際,図1の屋根裏側の縦方向の桟の位置を型紙に記しておく。型紙の位置を天井板に鉛筆線で記しておく必要がある。

 図4にタニハの天井の構造図を示す。 

次に天井板に設置固定するネジが必要だ。Geminiに尋ねた。

——— 引用〜

部屋側から設置し、かつ将来的に何度も開閉できるようにする(メンテナンス性を確保する)という計画、非常に合理的です。ご要望に合わせて、木材同士を固定するための「蝶ネジと受け金具」のセットと、隙間を埋めて遮光・防虫するための「スポンジテープ」の2点を、Amazonで購入できる具体的な製品カテゴリーからご紹介します。

3.1 木材同士を留める「蝶ネジ」と「受け金具(鬼目ナット)」

木材に直接ネジをねじ込むと、何度も開け閉めするうちにネジ穴が馬鹿になってしまいます。そこで、天井の「桟(さん)」の方に**「鬼目ナット」という金属のネジ穴を埋め込み、部屋側から「蝶ネジ」**で締める方法が最も確実で、工具なしで外せます。

  • 鬼目ナット(おにめなっと):

    • 天井の桟(木枠)にドリルで下穴を開け、ねじ込んで設置します。これにより、木材の中に「金属のネジ溝」ができます。
    • Amazon検索語: 鬼目ナット M4 または 鬼目ナット M5(M4やM5はネジの太さです。蓋の重さならM4で十分です)

  • 蝶ネジ(ちょうねじ):

    • 指で回せる耳がついたネジです。これを部屋側から差し込んで、桟に埋め込んだ鬼目ナットに締め込みます。
    • Amazon検索語: 蝶ネジ M4 または 蝶ボルト M4(鬼目ナットのサイズと合わせてください。長さは「蓋の厚み+10mm〜15mm」程度が目安です)

3.2 光を遮蔽し、虫の侵入を防ぐ「糊付きスポンジテープ」

既存の天井板と新しい蓋の間に挟んで「パッキン」の役割をさせます。光を通さないよう、厚手で高密度のエチレンプロピレンゴム(EPDM)などの素材が適しています。

  • D型 または 平型 すきまテープ:

    • 特徴: 糊付きで、片面を蓋の縁(裏側)に貼ります。蓋を締め込んだときにスポンジがギュッと潰れることで、光と虫を完全に遮断します。
    • Amazon検索語: すきまテープ 厚手 黒 または 隙間テープ EPDM
    • おすすめ: 「3M」や「ニトムズ」などのメーカー品は糊残りが少なく、遮光性も高いです。厚さは3mm〜5mm程度あると、多少の板の反りも吸収してくれます。

引用〜おわり ———

4. スライド式に←廃棄

4.1 蓋用化粧板の問題

Geminiに質問: そこで屋根裏を気にせずに工事をする方法を考えた。天井の穴は天井板二枚分のサイズになっている。穴を構成する隣接する竿縁の内側の幅が44cmとして,穴の竿縁方向の長さを天井板二枚分で73cmとして,蓋用の2 mm厚のプリント合板 44cm x (73 + 3 x 2)cmを用意する。竿縁の穴側の側面に留め金を何ヶ所が装着して,スライド式に嵌めるのはどうだろうか。この場合の留め金の装着間隔とか,適当なアマゾンの留め金商品を紹介ください。密封する方法も教えてください。この方法だと蓋を外すのも簡単だと思われます。

Geminiの回答から考え直したこと: 蓋用の化粧板 2.5mmをスライド式にするのは腰がないので種々の工夫をする必要があるようだ。そこでまだ発送していないので,キャンセルの要望を出した。結果待ち。

以上,2月14日(土)。

 メール待ちと考えたがメールがこないので,購入履歴をみたら,キャンセルが受け入れられていたので,薄すぎる材料から回避できた。

以上,2月16日(火)

4.2 手持ちの板で

 母の桐ダンスを廃棄した際に,一部の引き出しの底板などをキープした。幅40cmを満たさないので,縦長の板を3枚使って,竿縁44cm幅に切り揃えて3枚を使うことにしよう。穴長73cmに対して長めの板を接合して使うことになるか。明日,現物を確認するが,例えば,35 cm 幅,厚さ 6 mmとする。

 Geminiに聞く文章を次に:屋根裏の蜂の巣除去のために,業者さんが二本の竿縁間の天井板を切り取って,44 cm 幅✖️73 cm 長の穴が開いています。この穴を塞ぐのに例えば,35cm幅で厚さ6mmの長い桐のタンスの底板を使いたいと考えています。竿縁の厚さを3 cm とした場合,この隣接する竿縁の穴側にレールを設置して,桐のタンスの底板3枚を使って一つの板にして蓋をしたいと思っています。天井裏に入りたい場合はこの板をスライドして外します。底板の切断面は直線的で三枚使うとして隣接する板の隙間はほぼ無いと考えています。3枚の板を接して,35 cm x 3 = 105 cm 長 の板の長軸方向の両側面に何らかの固定金具をセットして,一枚の板として,これを蓋にしたいと思います。以上について,アドバイスをお願いします。

 さて,結構複雑な回答があった。まずは桐板のサイズの確認だな。

 アルミL字アングル(20mm × 20mm程度)の長さは板のサイズより多少長くする。コーナンプロにあるか? スライドして天井に残るようにすると,アルミアングルは1.5mほどが必要になる。一々外すことも考えたが,穴を開いても板が天井に残す方がいいだろう。しかし,開けた際に,この板の掃除をした方がいいから,残さない方向がいいな。レールが竿縁側面に見えるので圧迫感がある。

 とにかく,明日,板を計測して一枚板をまずは作ってみるか?ジェミニは天井裏側に補強材をセットせよというが部屋側にセットしないと隙間ができる。

以上,令和8年2月17日。

5. はめ込み式に決定

 スライド式は,かなりの労力が必要だ。また最初のはめ込み式に戻ったが,Geminiに聞くと,天井裏の作業が入ってくる。

Geminiに聞く原稿:開口部 44 cm x 73 cm には,切り取った厚さ2mmほどの天井板の破片が壁側の回り縁と天井裏側の野縁の間に見えます。開口部の中央部近くを遮って野縁が見えます。天井裏側に入り込まない形で板を嵌め込みにできませんか。←結局だめ。

5.1 蓋材は自前

 回答は別にして,蓋になる材を探したがネット上にもコーナンプロにもない。そこで廃棄した母の桐ダンスから採取した桐タンス引き出しの底板を調べた。桐タンス底板(397mm x 830 m),これが幸い二枚確保していた。穴は(435mm x 730mm)なので,桐タンスの縦長部を切断して使わざるを得ない。そうすると,桐タンス底板二枚を使わざるを得ない。もう少し残しておけばよかったと後の祭りではあるが,とにかく十分な材が確保できた。その途中経過を図5,図6に。

図5 右は穴埋め用整形済み,左は一辺をノコ切り済み

図6 一応切り揃えて

 図6では両材にネーミングしている。右手が北矢印A,左手が北矢印Bである。ネーミングしている面が部屋側になる。木目の汚れが比較的少ない方を部屋側にした。それぞれの板を開口部にあてて,入るようにはなった。

5.2 桐板接合用桐スノコ強化法

  1. かつて,コーナンで購入した桐製すのこを図6のよう,一辺に宛てている。桐板の接合部も合っている。桐板をピッタリ合わせるようにはぼくはできないので,この基準は守らないといけない。右手「北矢印A」の南端と,左手「北矢印B」の北端はピッタリひっつける。
  2. 桐すのこの板,3枚を糊付けされた横材からノコギリで切り取る。
  3. つぎに,桐すのこの直線を利用して,桐板二枚の縦軸線の一つを揃えるべく,電動サンダー(粗P180と細P40)で調整。
  4. そして,桐板二枚の端から5cmほどかに,桐すのこ板を貼り込む。これはネジで実施する。Geminiに質問:蓋用の桐板二枚(幅約435mm x 長さ約400mm)を幅軸に接して一つの蓋を作ります。両板を繋ぐために,部屋側の面に桐製スノコの板を二本使います。蓋用桐板も桐製スノコも厚さ8mmです。ねじ止めする場合,ネジのサイズや種類と設置密度などを教えてください。

Gemini回答: 厚さ8mmの桐板同士を、同じく8mmの桐スノコ板で連結するという計画ですね。桐は非常に柔らかく割れやすいため、ネジ選びと下準備が成功の鍵となります。合計16mm(8mm + 8mm)の厚みに対して、突き抜けないよう安全に、かつ強固に固定するための具体的なアドバイスをまとめました。

 2026年2月19日,コーナンプロへ。確かに,材は全くない。要するに土建用だけだ。家具用の材がないということだ。図7に購入したものを示す。

1 木工用速乾180g 294円税抜,2 皿木ねじ 太さ3.1mm, 長さ13mm,140円税抜 3 ブロンズヒートンNo. 6 六本入り二袋,162円x 2,だ。

ヒートンは、壁などにねじこんで物を吊り下げるために用いる。日本語では「丸環ねじ」(まるわねじ)という。なお、「ヒートン」はフランス語のピトン(piton)が元になり、それが日本語において訛ったものだと言われ、正しい外来語ではない。英語ではScrew eyeという。

図7 コーナンプロで

 


1. ネジのサイズと種類

桐材は密度が低く「保持力(ネジを掴む力)」が弱いため、**「太めの木ネジ」**を使い、ネジ山をしっかり噛ませる必要があります。

  • ネジの長さ:12mm〜13mm

    • 合計16mmの厚みに対し、ネジ頭が少し沈むことを考慮しても13mm程度がベストです。これなら反対側(屋根裏側)に突き抜ける心配がありません。

  • ネジの太さ:3.0mm〜3.5mm

    • あまり細い(2mm程度)と、桐の繊維を掴みきれず抜けてしまいます。

  • 種類:ブロンズまたはステンレスの「皿ネジ」

    • 部屋側から見て目立ちにくい色をおすすめします。

  • Amazon検索キーワード: 木ネジ 皿 3.5 × 12 または さら木ねじ 13mm

ぼくのメモ:コーナンプロにある上記条件に最も近いものを選んだ。クロムメッキのようだ。

2. 設置密度と配置

スノコ板を「添え木」として、2枚の板の継ぎ目を跨いで設置します。

  • 本数:1本の連結板(スノコ)につき、合計6本〜8本

    • 継ぎ目を挟んで、左右の板にそれぞれ3本〜4本ずつネジを打ちます。

  • 間隔:約10cm間隔

    • スノコ板の両端から2cmほど内側に打ち始め、等間隔に配置すると歪みが出ません。

  • 端の処理: 桐は端から割れやすいため、板の端から1.5cm以上は離してネジを打ってください。

3. 作業のコツ(失敗しないために)

① 木工用ボンドの併用(必須)

ネジだけに頼らず、スノコ板と蓋の間に木工用ボンドを塗ってからネジ留めしてください。

  • 桐はボンドの吸い込みが良いため、接着強度が格段に上がります。ボンドが乾けば、ネジが緩む心配もなくなります。

ぼくのメモ: 貼る前に雑巾で軽く拭いて,鉛筆で設置場所に鉛筆で線を入れた方がいいだろう。

② 下穴(したあな)を必ず開ける

これが最も重要です。 8mmの桐に直接ネジを打つと、ほぼ確実に板がパカッと割れます。

  • 1.5mm〜2.0mm程度のドリル、または細いキリで、深さ8mm〜10mmほどの下穴を必ず開けてください。
  • ネジの太さよりも一回り細い穴を開けることで、割れを防ぎつつしっかり固定できます。
図8 2026年2月20日実施

ぼくのメモ 2026年2月21日: 図8が昨日の成果。添木になるスノコの板を全部使おうと思ったが,横木をノコで切り取ることは簡単ではなく諦めて,横木の間の断片を3本使うことにした。波状にボンドをつけて,段ボール片で塗り広げた。簡単に満遍なく塗ることができた。木工ボンドはすごく扱いやすい。急に固まるものでもない。

 Geminiのアドバイスだとノリが固まる前にネジ留めをすることになっているが,作業を開始したら,貼ったはずの添木がずれてしまう。木工ボンドの説明では固まるのに24時間だそう。それでドリル使用を中止。電動ドリルのビットはぼくが持っているビットの最細の2mm径。

 次回,ドリルで添木中央に4本ずつ穴を開けて,ネジ留めすることになる。二枚板の接合部付近は弱いので外している。図8には,鉛筆線が見える。

ぼくのメモ 2026年2月23日: 昨日,ドリルで4×3-2 本の穴を開けて,4×3本のネジ留めをした(図8-2)。天井開口部に行って合わせたが南部が入らない。そこで型紙を作って合わせようとしたが(図8-1),難しいので,桐スノコの切れ端で直角を想定しつつ,墨入れをして(図8-1),

図8-1 型紙を作成して板の上に載せている

図8-2 墨入れ完了(図の上辺に見える)

外に出て,サンダーで出っ張りと思しきところをP180?で削り取った。EPDMを貼るための準備にと,P40で仕上げをした。その結果が図8-3で,図8-4のように?,見事にピッタリとハマったのである。

図8-3 サンダー完了

図8-4 ピッタリとハマった

③ Amazonお買い物リスト

  • ネジ: さら木ねじ 3.5 × 13mm (50本入り程度)
  • 下穴用: 精密ドリルセット または 細軸ドリル 2mm
  • 接着剤: 木工用ボンド 速乾

5.3 トンボの代わりにブロンズひーとん

 コーナン関係にはトンボがない。構造的には違うが,ヒートンで代用できると思った(図7)。アマゾンで検索すると,図9のようなもので,かなり脆弱である。腰も弱い感じだ。こういうものしかない。すべて鉄製であった。というわけで,たまたま出会ったヒートンこそ,この天井の蓋を留めるツールとして,向いていると思う。コーナンに返却するつもりであったが,その必要性は無くなった。

図9 トンボの例 from amazon

5.4 EPDM(エチレンプロピレンゴム)製スポンジ

図10 すきまテープ by Tsuchiya

図11 アルミクロステープ

図12 防水アルミテープ

 コーナン関係では3Mがない。図8のものには遮光とも防虫とも書かれていない。ニトムズもあった。使用の際に,毛足の長さを5mmより長い9mmにするか。エーアイは遮光とするが,こんな製品はない。防虫や防風などだ。

以上,2026年2月19日。

 コーナンDIYでの写真図10〜12は,混乱していた結果だ。図10のすきまモヘアシールは今回の目的には合致しない。エチレンプロピレンゴム製スポンジが正解だ。「遮光性はスポンジ(ゴム)タイプの方」が遮光性が優れている。ここが重要。


① 風化に対する耐久年数

「スポンジテープ」と一口に言っても、素材によって寿命が劇的に異なります。

  • 一般的なウレタン製スポンジ(安価なもの)

    • 耐久年数:約3〜5年
    • 状態: 屋根裏は夏場に高温(50°Cを超えることもあります)になるため、加水分解が進みやすいです。5年を過ぎると、触っただけで粉状に砕ける「風化」が始まります。

  • EPDM(エチレンプロピレンゴム)製スポンジ

    • 耐久年数:約10〜15年
    • 状態: 自動車の窓枠パッキンなどにも使われる素材です。熱やオゾンに非常に強く、天井裏のような過酷な環境でも、長期間弾力性を維持します。「10年越しの対策」であれば、必ずこのEPDM製を選んでください。

② 防虫効果について

結論から申し上げますと、**「正しく施工すれば、非常に高い防虫効果」**があります。

  • 物理的な遮断: 蓋をトンボで押し付けることで、スポンジが数ミリ潰れます。この「潰れ」が隙間を完全に埋めるため、カメムシやハチ、小さな羽虫も物理的に通過できなくなります。
  • 「光」を遮ることが防虫になる: 多くの虫は「光が漏れている隙間」を目掛けて侵入を試みます。遮光性の高い黒色のEPDMスポンジで光を完全に遮断すれば、虫を呼び寄せる誘因を断つことができます。

③ おすすめの具体的製品

Amazonで購入される際は、以下の条件を満たすものを選んでください。

  • ニトムズ「防水ソフトテープ」または「エプトシーラー」

    • これらはEPDMゴムを主成分としており、ボロボロになりにくいことで有名です。
    • 検索語: ニトムズ エプトシーラー または 隙間テープ 高耐久 EPDM

2026年2月21日注文済: ニトムズ(Nitoms) 住宅用気密エプトシーラー 窓 サッシ パッキン すきま すき間 防水 幅10mm×長さ5m×厚さ10mm G0091 825円

図13

図14

図14のように施工すればよい。蓋が天井面と接する北辺と南辺は蓋の屋根裏側に接着する。側辺,つまり,蓋と竿縁が接する場では,屋根裏側は空洞になっているので,蓋側辺(8mm厚)と竿縁の間にエプトシーラーが配置される必要がある。エプトシーラーは幅10mm,蓋厚8mmなので,10-8=2mm,余るが,屋根裏側に余る部分を配置する。部屋側はブロンズヒートンとの接触が繰り返されるし,部屋からエプトシーラーの余った糊部が見えて埃や虫などが付着して見えるので,よくない。

 さて,後に施工例の写真をここに配置したいと思う。
 北辺(図6の板の右端)は蓋の天井裏側に幅一杯435mmに貼ることになる。蓋側面730mmすべてに部屋向き面にはハミ出すことなく,貼ることになる。北辺のシーラーとは2mmだけ重なる。4隅については,現物をみつつ,追加する必要がある。

 結局,435×2 + 730×2 = 2,330mm長を使用することに。購入シーラーの半分を消費するということだ。そうだ,遮光のために,板接合部の中央の隙間(釘跡の穴も)もこのシーラーを貼らねばならない。


④ 施工時の注意点

  1. 貼り付け面の清掃: 桐板や竿縁に粉塵(ハチの巣の残りや埃)がついていると、テープの糊がすぐに剥がれてしまいます。貼る前に必ず固く絞った布で拭き、乾燥させてください。
  2. 角の処理: テープの継ぎ目に隙間があると、そこから光が漏れ、虫が入ります。四隅はテープ同士を少し重ねるようにして「隙間のない一周」を作ってください。

追記 2月23日(月): 明日には図8-4に示した天井蓋に,EPDM製スポンジを貼って,天井開口部にハメ込んで,スポンジ厚を含めてのブロンズヒートン設置の決めなければならない。スポンジ付きの蓋を北辺と南辺の天井板にしっかりと接して,竿縁に油性インクで印をつけること。

① 設置まえに,あらかじめ,蓋の西側そして東側に油性インクで,

南北辺から5cm地点,蓋板北Aと北Bの境界部から,それぞれ南北10cm地点,そして,両板のそれらの中間点にマークすること。そして,蓋を開口部の南北側の天井板との関係をみつつ,開口部中央と蓋中央がほぼ一致するように,設置して,油性インクで,蓋の部屋側の下端付近に当たる竿縁にマークすることになる。

② そして,蓋を外して,東西の竿縁それぞれについて,角材を竿縁にあてて,すでにマークされた点を地上に平行な線を鉛筆かなあ,引くことになる。角材を外して,また蓋を開口部に宛ててみて,その線が見えることを確認すること。

③ その線上の点位置に対して,電気ドリルで穴を開けることになるが,手持ちのドリルは最細で2mm径なので,これを使うが,深掘りせず,ヒートンのネジガイド程度と考えること。5.2節の図7のように,ヒートンのネジ部の長さは短く,一応,完全に締めたあと,戻して,❓マークを作る○が地上に水平になるように,反時計回りに,セットすること。

④ 蓋をこの一連のヒートンが設置された線と天井板の間を広く開放された南側からスライドインさせることになる。そして,ヒートンを時計回りに締めて,蓋を天井板側に押し当てるのである。

 以上。

6. Bravo! 

 やっとできた。十年の重荷を経てである。これで蜂などの部屋への侵入が遂に回避できるか。そろそろカメムシだけでなく,蜂などが飛び始める。これから夏まで,当然ながら虫はもう入ってこないはずだ?!

 図15ではスノコ添木とタンス底板の間の糊が外れている。図16ではネジを強く締めて無事付着してくれた。

図15 糊が外れている

図16 ネジ留めで戻った

 EPDMスポンジを貼る。まずは図17の北辺と南辺。図18の中央,図19の中央両脇。

図17 北辺と南辺

図18 中央の両板の隙間

図19 中央の両脇の釘穴を

 図20には東西辺を留めたが,側面から貼らず,他と同様,屋根裏面に貼った。外側5mm幅,屋根裏面5mm幅のイメージだ。図21のように,ちょっとだけ外側にスポンジ面が出ている。残りのスポンジは,1メートルほどだが,これも北辺と南辺の中央付近に重ねて貼ることでほぼ5メートル全部使う形だ。

図20 東西辺も

図21 部屋側面と残りのスポンジ

 両桟縁は一杯一杯だ。天井板と蓋の機密性が問題。

図22 南辺のスポンジ

図23 北辺のスポンジ

 図23のまま,放置していたら自然落下していた。そこでという訳ではないが,残りのスポンジを使って,南辺と北辺にさらに1本,積み上げた。図25では部屋面の東西辺に,桟縁へヒートン位置を移すために油性インクでマーキングした。

図24 南辺と北辺にさらに1本積み上げる

図25 ヒートン 3 x 4 本対応にマーク

 ヒートンの釘穴をマークすべく,蓋の部屋面の東西辺のマークを桟縁に移行する。その際,手持ちの角材の幅が偶然25mmと15mmからなっていて,壁側の桟の高さは高く,天井板の桟縁の高さは低く,ちょうど適度に線引きをすることができた。

図26 ヒートンの穴を角材の25mm幅面で線引き

図27 15mm幅面で線引き

図28 壁側の桟に電気ドリルで穴開け

 図29,30はヒートンを設置例,図31〜33は蓋を嵌めているところ。

図29 壁側にヒートン

図30 桟縁にヒートン

図31 蓋を嵌める

図32 蓋を嵌めてヒートンを回転して

図33 同

 ところがである。蓋はヒートンと天井板の間に滑り込ませることができない。スポンジの厚みと摩擦が邪魔している。

 で,片側のヒートンを全部抜いて,蓋を上に押し上げて,ヒートンを設置しなおした。回転することで天井板に押し上げることもできる。

図34 完成だ

図35 同

 確認すると,スライドはできず,片面だけヒートンを設置して,蓋で天井を塞いだ後で,残りの片面にヒートンを差し込むことになる。抜き差しの頻度は多くはない。天井裏での何らかの問題が生じた際に,この蓋の壁側のヒートンを外して,蓋を外せばよい。スポンジは十年持つらしい。次に蓋を外すような場合は,前もってスポンジ5m長をまた購入して,付け替えれば良い。

おわりに

 このシステムは昨晩,完成した。ハッピーだ。もう虫害のないことを祈る。昨年秋だったかに工事をしたので,屋根裏への大型動物や,たぶん蜂も侵入しないのではないか。次は,この東棟が利用できるよう,ガラス戸の調整,雨戸の設置依頼,などをする必要がある。夏前に。

以上,2026年2月25日。

追記:こんな簡単なものが

 トラスコ中山(TRUSCO) アルミ天井点検口 シルバー 450×450mm AT-4545 こんな簡単なものがあった。税込1610円。これを二つ買って設置すれば簡単だった。




洗面台混合栓の交換 replacement of a bathroom faucet

はじめに

 タニハの風呂場に接続する洗面台の混合栓の交換をしたいと思う。父の昇天ののち,姉とその娘がタニハに一時的ではあったが引っ越した。その際に自宅から洗面台を移動した。この事情についてはぼくは関心がなかった。今思えばその費用も結構のものであったろうがこの費用をぼくが工面した記憶がない。

 姉とその娘は半年後のことだったか,タニハから離れたが,他のものと同様,置き去りにされた。その後,ぼくはこの洗面台には近づかなかった。この5月の連休の終わりに来客があるのに対応して,この近づかなかった洗面台に向き合ったのである。収納スペースには姉の化粧品や剃刀や歯ブラシなどなどがあった。今日,これらのものは,風呂場にあったマットなどとともにクリーンセンターに運んだ。

1. 風呂場と洗面台設置のスペースと

 トイレは来客のために掃除した(図1)。数ヶ月に一度ぐらいしか掃除しないけど,なぜかアンモニア臭はない。図2は化粧台で蛇口直下は酸化鉄で濃い朱色だったがトイレ掃除のサンポールだったかを水を流しながら廃棄したがその過程でこの朱色がかなり薄くなった。とはいえ,タワシで擦っても図5のように型は残っている。試しにとクエン酸のペーストを作って塗ってタワシで擦ると図6のように酸化鉄の島は消えた。中のものを取り出してマイペットで吹いた結果が図4である。さっぱりした。

 図6には弁当に入っていた御菜用のケースが見えるが,しっかり取っ手を締めてもわずかにリークがあり,その水滴を受けるために用意した。このリークを解決しないといけない。

 

図1 掃除ののち

図2 風呂場隣接スペースの化粧台 掃除前

図3 風呂場の掃除前

図4 風呂場隣接スペースの化粧台 掃除後

図5 複合栓と蛇口下のサンポール処理後の赤錆

図6 クエン酸処理後の蛇口下

2. 該当洗面混合栓

 「SANEI(サンエイ) ツーバルブ洗面混合栓 台付 2穴 一般地・寒冷地 共用形 ゴム栓付き 取付ピッチ102mm 日本製 K51-W」が対応しているようだ。注文する前に,現在の混合栓をまずは外して構造を確かめた方が良いと考えた。

図7 K51-W
図8 K51-W 図面



3. 現状の混合栓を撤去する手順の調査

 Gemini +を参照。

手順

  1. 止水栓を閉める: 洗面台の下の収納スペースに、お湯と水の配管それぞれにハンドル(またはマイナス溝のネジ)があります。これを時計回りに止まるまで回してください。
  2. 配管の接続を外す。洗面台の下(裏側)での作業になります。給水ホース・管を外す: 蛇口本体から伸びているお湯と水の管が、壁や床からの配管と接続されているナットをレンチで緩めて外します。注意: 管の中に残っている水が垂れてくるため、下にバケツや雑巾を置いておくと安心です。
  3. 本体を固定しているナットを外す。ここが一番の難所になることが多いステップです。
    固定ナットを緩める: 洗面台の天板の裏側に、蛇口本体を締め付けて固定している大きなナット(通常2箇所)があります。
    専用工具の活用: 非常に狭い場所での作業になるため、一般的なレンチでは回しにくいことがあります。その場合は、「立水栓締付工具」という縦に長い専用の工具があるとスムーズです。
    固着している場合: ナットが動かない場合は、無理に力を入れると洗面台(陶器)を割る恐れがあります。市販の潤滑浸透スプレー(KURE 5-56など)を吹きかけ、しばらく置いてから再度試してみてください。
  4. 本体を引き抜く。
    上から引き上げる: 裏側の固定ナットが外れれば、洗面台の上から本体をそのまま引き抜くことができます。
    清掃: 本体を外すと、長年の汚れが蓄積しているはずです。新しい蛇口を設置する前に、取付穴の周りをきれいに掃除しておきましょう。
  5. 撤去後の確認ポイント
    新品を注文する前に、以下の3点を計測してください。
    取付ピッチ: 2つの穴の中心から中心までの距離(おそらく102mmですが、念のため実測してください)。
    穴の径: 洗面台にあいている穴の直径。
    天板の厚み: 洗面台の陶器(またはカウンター)の厚み。

    古い蛇口を外した状態でお写真を撮っておくと、万が一サイズが特殊だった場合でも、適合する商品を探しやすくなります。怪我のないよう、ゆっくり作業を進めてくださいね。

ナットを外すには

固定ナットのサイズを正確に測るのは、狭い洗面台の下ではなかなか大変ですよね。

半世紀前の「台付2ハンドル混合栓」の場合、固定ナットのサイズは以下のいずれかである可能性が非常に高いです。

  1. 対辺 24mm: 最も一般的なサイズです。
  2. 対辺 23mm または 25mm: メーカーによって稀に採用されています。

もし定規などで大まかに測れるようであれば、ナットの平らな面から反対側の平らな面までの距離を確認してみてください。

サイズ測定が難しい場合のアドバイス

もし正確なサイズが分からなくても、以下の方法で対応可能です。

  • マルチタイプ工具を選ぶ: 先ほどご紹介した SANEI 立水栓締付工具セット R3510S のようなアダプター交換式であれば、23・24・25mmすべてに対応しているため、測らずに作業を開始できます。
  • モンキーレンチを試す: もし手元に開口幅が30mm程度まで広がるモンキーレンチがあり、かつナットの周りにそれを回せるだけのスペース(数センチ程度)があれば、専用工具を買わずに済むかもしれません。ただし、多くの場合、洗面ボウルが邪魔をしてモンキーレンチは入りません。

確認のためのヒント:

もしナットの見た目が「指先でつまむには大きく、手のひらで握るには小さい」程度であれば、ほぼ間違いなく24mm前後の規格です。

まずは潤滑剤を吹き付けておき、ナットの直径が「だいたい2.5cmくらい」かどうかだけでも確認いただけますでしょうか?それに基づき、最も安価で確実な工具を絞り込むお手伝いをいたします。

まずは,ナットのサイズを現場で調べないと。

以上,2026年5月5日。

4. 現状の混合栓を見た

 来客があった。近所のお花屋さんで買って活けた。

図9 シャクヤクなど

図10 カンパニュラなど

 シンクの裏から。図の上方が壁面側。

図11 湯のロックナット周辺

図12 同。右には水のロックナットも見える

図13 水の方のロックナット周辺

図14 同

 タニハにあった工具。残念ながら対辺24mm用のものがなかった。オアフ島で買ったような?何のためだったか覚えていない。

図15 既存のソケットレンチセット

5. 立水栓取付レンチ

 対応工具に辿り着くのは結構,時間を要した。Gemini Plusで深掘りしてやっと妥当な工具に辿り着いた。図11をGeminiPlusに見せても当初は誤った回答があった。AIの回答に食いつきたくなるが,我慢して,AIとは異なる世界での調査をして反論してゆくと次の回答に辿りついて,アマゾンに注文した。

SANEI(サンエイ) 工具 ベンリーレンチ 対辺23~24mm用 ラチェット式 材質:鋼 PR38 税込2835円

図16 全体像

図17 使用模式図

図18 レンチ付近拡大図

図19 全体図解

 図11,13などの現状をみて,図19のレンチ幅60mmと対照すると,問題なく使えるとは思う。この商品の口コミを見ると,閉めることはできても緩めることはできないとある。図17んは2本の棒状のものが見える。左が当方の場合フレキシブルステンレスパイプで,右が立水栓レンチだ。ナットw緩めるには,反時計周りに回転することになる。力が入らないだろう。その対策としてエーアイは次の作業を勧めている。ゴムのハンマーがあるので,ナット部分も叩いた方が良いだろうと思う。

潤滑剤(5-56等)の徹底: 作業の数時間前、できれば前日の夜にナットの隙間に吹き付けておくと、驚くほど軽く回ることがあります。

衝撃を与える: 工具をナットにしっかりかけた状態で、工具の持ち手をゴムハンマーなどで軽くコンコンと叩くと、サビの固着が「振動」で剥がれやすくなります。

 さて,次の製品の方が良いようなので,一応,アマゾンでキャンセルのリクエストをした。明日到着予定のまま,なので,次の製品を注文して良いか迷っている。2時間後ぐらいか,アマゾンからキャンセルできないという連絡あり。

 ガオナ(Gaona) これエエやん 蛇口しめつけ工具 立水栓 ツーホール混合水栓 (取付け 取外し 対辺23・25mm 六角スパナ付き) GA-KH006 対辺23,25mmでも24mmに対応するとのことだが?

図20 全体図

図21 使い方

図22 六角対辺 23,25mm

以上,2026年5月7日。

 当方の環境を確かめないまま,工具を考えていた。上記のベンリーレンチのアマゾンでの注文をキャンセルできず,到着後,すぐに黒猫に持参して500円負担で返送した。

 その翌日,タニハで確認したが,普通のモンキーレンチで取り外しと装着ができたのである。



6. ツーバルブ洗面混合栓の撤去と新規セットの設置

 図23のように,化粧台Vanityの下段に座布団を敷いて人感センサー付き蛍光灯をセットした。図24では上段の混合水栓も。

図23 化粧台Vanityの下段に座布団と照明

図24 上段の混合水栓

 図25では水の栓,図26では湯の栓を抜いた。

 図25 水の栓を抜いた。

 図26 湯の栓を抜いた。

 図27では混合水栓を外すために556を水栓と塗装金属板の間に散布した。腕で奥と手前の方向に圧迫することで,図28のように簡単に

抜き出すことができたのである。

図27 混合水栓を外すために556を水栓と塗装金属板の間に散布

図28 腕で奥と手前の方向に圧迫して抜き出した

 図29では下面にパッキンがあって塗装金属板との密着が確保されていた。真鍮のねじ切りされたバルブの扇端にはパッキンがあった。潰れていてOリングに見えたが,パッキンである。図30にはそのパッキンの直径18mmを示している。これはこの新品「SANEI(サンエイ) ツーバルブ洗面混合栓 台付 2穴 一般地寒冷地 共用形 ゴム栓付き 取付ピッチ102mm 日本製 K51-W」には付属していないので,コーナンDIYで購入した。

図29 取り外した混合水栓の下面

図30 取り外した混合栓を側面から

 図31は新(下)旧(上)の混合水栓の側面をみている。新しい方にも混合水栓下部の平面パッキン,バルブ部分のパッキン,ワッシャ,六角ナットは付属していた。図32は鉛直方向から見ているがバルブ下端は平面であり,ここに18mm径のパッキンが対応することを確認できた。SANEI ジョイントパッキン(3個入り) PP40-5S-13。アマゾン100円,コーナン140円。

図31 新(下)旧(上)の混合水栓の側面

図32 鉛直方向からバルブ下端などを

 図33にこの新品を設置前に撮影。

 図33 新品を設置前に撮影

 図34は設置前,図35は設置後。

 図34 設置前

 図35 設置後

 図36は設置後に水を出したところ。図37の洗面台下部で,水漏れ確認して問題がなかった。厚紙を下に敷いて2時間ほど確認した。

図36 めでたく

図37 水漏れもなく

 図38全景,図39側面の蛍光灯。

 図38 全景

 図39 側面の蛍光灯



7. 風呂場を

 テーマは多少変わるが,隣接の風呂場の水栓などについてもここに記述する。

図40 風化した風呂タブ

図41 シャワーからも赤い水が

 父の生前,宗野さんが檜風呂の不始末で燃えてしまい,長く風呂場は使えなかったが,父昇天の後に宗野さんが20年余り前か,この風呂場に更新したが,一度も使わず,風化して,外の風呂釜はぼくが廃棄していた。洗面台周辺を今回,父昇天後にやっと,手を付けて,次には隣接する風呂場に気持ちが向いての対応である。

 図42にはシャワー周辺,図43には重曹による赤錆除去作業結果,そして図4に4は全体像。

図42 シャワー

図43 風呂場などの赤錆を重曹で

図44 全景

 外から。図45には風呂タブから伸びる二つのパイプ,図46には換気扇口。

図45 風呂タブから伸びる二つのパイプ

図46 換気扇穴

図46と47の間 蜂侵入阻止のための紙

 風呂釜とタブの間の二つのパイプの穴を閉鎖したい。図47のように塩ビの蓋をコーナンプロで2個,購入した。そして図48のように設置できた。コットンの雑巾を切り取って蓋の内側に配置して無事,固定できたのである。

追記 7月1日(水): なお,「図46と47の間」には,昨日(2026年6月30日)新たに換気扇口の内側に紙を貼った。懸案の一つだった。昨晩も,タブに大きな蜂の死骸が転がっていたのを目撃した。この換気扇代わりのプラスチックの大きな網目が蜂を呼び込むようである。風呂場に入ったら明るいガラス戸に向かって脱出しようとして力尽きるようである。放置はできず,「図46と47の間」に示したように,やっと紙でふさいだのである。

図47 塩ビの蓋とケレップ

図48 二つのパイプの穴に塩ビの蓋を



8. 風呂の単水栓のリーク解消の混乱

 とくに,単水栓には時間を取られた。AIには何度も騙された。昨晩もタニハからコーナンプロの寄って,ダメダメの代わりを探した。図49をよく見るとリークしている。赤錆水を流し切ったあとで,リークするゆうになった。ケレップ(コマ)を交換すればと,図47のように呼び13のケレップ(3個入り)をコーナンプロで購入。図50は水の単水栓のハンドル部を外して,新旧のケレップを並べている。序でにと,神饌用の水場のケレップも交換した。ここは元々問題がなかったが。替えたからといって,撚り具合がスムーズにはならなかった。

 元栓を開けて確認したら,風呂場の単水栓のリークが改善されていない。ハンドルをかなり強く締めたがだめだった。 

図49 単水栓 湯(左)水(右)

図50 風呂場の水の単水栓のケレップ

図51 神饌用の水場

 エーアイに尋ねたらケレップを受け止める座金が傷んでいるためだという。もうこの風呂場は使わず解体更新する予定なので壁から外すことも考えたが,エーアイは古い家の水道管は破損するかもしれないという。防水性のエポキシ樹脂を使ってハンドルの下のスピンドルの半分程度以下を埋めれば良いという。コーナンプロで1000円の樹脂を購入したが,一晩寝て,図49のように側方に出ているスパウトの付け根を外して蓋をすれば良いのではないかと考えた。

 エーアイに聞いたらいいアイデアだという。

 そして二日後に,リーク量をみた。図52だ。1秒に1回ぐらいのドリップだった。元栓を閉めて,図53のようにスパウトを外した。

図52 二日日後の水の水位

図53 スパウトを外して

 そしてコーナンで購入した蓋を,図54のように水栓本体の蛇口に合わせると買ってきた蓋が小さすぎた。図55にはその蓋と,図54の水栓本体の蛇口の外形を鉛筆でトレースした円を示している。ほぼ24mm径ある。

 帰り閉店ギリギリでコーナンプロに行って,六角キャップ20を購入した。図55のトレースと合わせて,該当するのがこれだ。内径は24.1mmほど。

図54 呼び径13mmキャップが合わない

図55 呼び径13mm蓋,本体蛇口外形トレース,スパウトの本体側

図56 六角キャップ13と20

 明日,タニハに行って嵌めてみよう。今回は元栓を締めている。明日は東面二部屋のブラインドとシャッター設置の関係で業者さんが来る予定だ。

以上,2026年5月19日。

 全快?を楽しみにして取り組んだが失敗した。(2026年5月20日)

蓋をすると

蓋を外すと

 上掲の「蓋をすると」の動画ではハンドル下の六角ネジの下方から水が吹き出している。この理由の最大のものはGeminiPlusさんによれば,蓋にシーリングテープを使用しなかったために,鉛直方向の水流がその側方向への水流が生じて,これまで問題がなかったハンドル周辺のパッキンまで影響を受けたようだという。

 「蓋を外すと」の動画は,蓋を外してのものである。ハンドル下からのリークは消えている。

 帰りにコーナンDIYに寄ってシーリングテープ5mをプロよりも半額以下だ。GeminiPlusのアドバイスを次に。

シールテープの巻き方(ここだけご注意ください)

買ってきたシールテープを、蛇口側の「太いオスネジ(山)」に直接巻き付けていきます。

  • 巻く方向: ネジの先端側から壁側に向かって、「時計回り」(右回り)にネジ山に沿って巻き付けてください。反時計回りに巻くと、キャップをねじ込む時にテープがブチブチと剥がれてしまいます。
  • 巻く回数: 半世紀前の古いネジは、現代の規格よりも隙間が広くなっていることが多いため、少し厚めの「15周〜20周」ほど、テープを軽く引っ張ってネジ山に密着させながら分厚く巻いてください。
  • キャップの装着: テープを巻き終えたら、その上から購入されたメス型のキャップ(蓋)を被せ、モンキーレンチでグッと力強く締め込みます。

 これでうまく行ってほしい,と切実に思うが? 別の対策もある?が,どうも怪しい。

以上,2026年5月21日記。

 昨日,満を持して,シーリングテープを単水栓の膨れた蛇口の外周を巻いた。AIの指示通り15巻したが全く蓋を噛ますことができない。5巻ぐらいが適当かと感じて,図57のように何とか噛ますことができた。しかし,動画のように,7秒に1回ほどドリップがある。これまでで最もいい成績である。この図ではシールテープを,ハンドルの上に載せている。

 東棟の掃き出し戸などに外付けブラインド設置の準備をして,帰る前にとまたトライしようとした。10巻か。しかし,待てよ,と。ケレップの台座を磨いた方がいいかもしれないと,ハンドルスピンドル,ケレップを外して,懐中電灯で中を覗いたら黒い虫のようなものがいる。取り出したらなんと古い気レップの断裂したゴムであった。

図57 シールテープを5巻

動画 シールテープ5巻

 図58に示したように,新たに装着していたケレップの下に,古いケレップの大きなゴム片が残っていたのである。

 図58 左はすでに入れていた新規のケレップで,右はその下にあった古いケレップの大きなゴム片

図59 ケレップが載っていた台座付近

 図59を撮影した際には気づかなかったが,いま,輝度を上げてみると,酸化鉄が台座に付着している。とにかく,昨晩,ケレップを戻したら見事,リークがなくなったのであったのであった。エーアイさんに振り回された。ケレップを交換した際に,カラムの中を覗くべきであったのである,嗚呼。

 明日か?次回重曹を載せて割り箸の先で擦ってみよう。

 昨日(2026年5月27日)タニハを去る前に,ケレップを抜いて,重曹の粉末に少しだけ水を入れて,それを詰め込んだ。次回(2026年5月29日か),ケレップの座金付近を割り箸で擦ってのち,バケツの水を流して,座金の上の酸化鉄が消えていることを確認して,ケレップなどを戻して通水してみよう。楽しみだ。

以上,2026年5月28日記。

 昨日(2026年5月29日),単水栓の問題点を解消できた。図60は二日前の重曹を入れたところ,そして図61は昨日の作業で,図62で見るように座金が輝いたのである。

図60 5/27帰る前に重曹を

図61 5/29到着すぐに割り箸で磨く

図62 座金が輝いている

 図63では一応掃除したがまだ重曹で洗う必要はある。図64に見られるように自在パイプを戻した。これを使うとタブ内のバケツに水が入れやすい。食器洗剤で洗ったら結構輝いた。

図63 さらに掃除して

図64 自在パイプを戻して

おわりに

 風呂場の単水栓のリーク対処に対して,基本的な手順というか,一つ一つの段階を自らの目で確認しなかったために無駄な買い物もしたし,悩みもしたのである。タニア参内,合わせて6回分だったか? コーナンDIYまたはProにはこのために3回通ったのである。

 とにかく,単水栓に全く問題は無くなった。

以上,2026年5月23日。追記2026年5月30日。




草木刈2026初夏 Landscape cleanup: Early Summer 2026

はじめに

 主に道路沿いの生垣剪定が終わって,連休明けには雑草が急に背丈が伸びた。また夏草との戦いが始まる。週3回はタニハに行っているが,そろそろ暑くて行けなくなる。とにかく,一通りの草木刈を終わらないといけない。次はシリーズは盛夏だ。

1. まずは玄関前とその道路沿い

 とにかく,車から出る際に草が脚に当たる。なんとなく玄関周りがむさ苦しい。という訳でまずは玄関付近からだ。前の施設の駐車場をお借りして車を玄関前に駐車しない。西の隣地は草刈り置き場にしているが,その前から玄関付近までを草払い機で。もちろん,その前にエッジを手刈りしている。土日に実施しないといけない。

図1 隣地

図2 玄関前

図3 玄関から見て

2. 東通路からトイレ前まで

 まずは刈る前に写真を。東棟周辺の通路確保のために。

図4 東通路

図5 東棟の南側

図6 トイレなどの南側

 エッジを手刈り。

図7 東通路

図8 東棟の南側

図9 トイレなどの南側

 刈り払い。

図10 東通路

図11 東棟の南側

図12 トイレなどの南側

3. 南庭と西ヤードを刈払機で 2026年5月18日

 エッジや木々の剪定などの前にまずは刈払機で。平日なので道路側はできない。

 まずは,建物に接したリボンを。昨日(2026年5月18日)に刈払機のみで実施。

図13 草ぼうぼう

図14 刈払機で

図15  刈払機で

 ススキ,藤などが主である。

図16 藤など

図17 同

図18 刈払機で

 西ヤードを。主にスギナだなあ。

図19 南から

図20 北から

図21 東から

以上,2026年5月19日記。

4. 道路沿い再び 2026年5月31日

 前の高齢者施設の要請で,道路沿いまたは北ヤードについては,土日のみの刈払機使用可能で,昨日の日曜日実施した。もう1回実施すれば一応の完了となる。計4時間であった。

図22 北ヤードの夏草のようす

図23 北ヤードの夏草のようす

図24 北ヤードの一部だけ刈った

 道路沿いは後片付けに時間を取られるので,西側の一部を残した。雨水溝の上のアルミ枠の上を擦り切りした。もう刈払機の刃が減っていて,交換前の状況である。道路沿いの西半分はドクダミだ。水分の流れに対応している。泥で詰まっている。いつか枠を外して泥を出さないといけない。

図25 道路沿いの夏草のようす

図26 道路沿いの夏草のようす

図27 西側の一部を残す

 図28の部分は駐車の際に気になるところである。カメの蓋などを置いているので刈り払いの前に移動しないといけない。その形をやめようかと思った。この図28のヒメジョオンを撮影したのが図30である。雑草ゆえに高く繁茂するゆえに必ずしも人に気に入られてはいないが,美しいと思う。

図28 玄関前の前回残した場でヒメジョオンが目立つ

図29 タニハの前の元栗林だ 蕨野だったのが今は千萱だ

図30 ヒメジョオン 葉が一点で付着している

図31 ネズミノオか

以上,2026年6月1日記。

6. 北ヤードと西通路の刈払い 2026年6月6日

 台風6号による6月3日早朝発見の倉垣橋の地黄方面200mでの道路崩落によって,タニハへの脚が遠のいた。トンネルと余野経由で昨日土曜日に出かけて,刈払いを継続した。父の写真2枚も額に入れた。一つは白黒で宗野さん長男の撮影だ。センスがいい。

図32 道路沿い西端のドクダミ群落

図33 刈払い済み

図34 擦り減った丸鋸交換

 丸鋸が擦り減っていた。地面をガリガリ削るからすり減りも早い。図34のようだ。交換の際に使用するソケットは,マニュアルとともに本箱の中だ。交換の際,しっかりと歯を押さえて回転する必要がある。逆ネジだ。仮払いの際には刈払機の本体を肩に下げてノコを見た際には時計回りに回転するのでナットが緩まない。北ヤードの仮払いは済んだ。次回は熊手で枯れ草をかき集めて刈残しを手ノコで仕上げだ。

図35 北ヤード東部仮払い済み

図36 同西部仮払い済み

 図37,38に西通路仮払いの跡を。次回は北ヤード同様,片付けだ。

図37 仮払い済み

図38 仮払い済み

図39 電線の妙

 玄関をまた整頓。

図40 玄関前

 下水のハンドホールが地上から突っ立っていて,駐車の際に蓋が取れたり,樹脂管を破壊する。しかたがないと諦めていた。一つは周りに石を押し込んでなんとかなっている。図41のオレンジの鋤簾の左手のものだ。今回はそばの高まりから石を掘り出してハンドホールの周りに埋めた。今後,これを繰り返す必要があるだろう。図42でツルハシを入れたら大きな茶色っぽいカナヘビが2匹飛び出した。

図41 手前の飛び出したハンドホールと奥の石で囲んだホールと

図42 そばの高まりから石を掘り出す

図43 まわりを埋めて

以上,6月7日(日)記。

8. 北ヤード刈払い後の整頓と道路端草刈 2026年6月11日

 道路端の草が当然のように伸び放題になったのはいつの頃からなのだろうか。わがタニハだけでもと刈った結果が図44。西端の夕化粧は残した。図45と46には北ヤード東部と中央の整頓。西部は次回だ。

図44 道路端の雑草を何とか刈り取った

図45 北ヤード東の整頓

図46 北ヤード中央の整頓

以上,2026年6月12日記。




ガラガラっと Crumbling

はじめに

 タニハの東棟の窓などに雨戸を設置すべく大工さんと現場で打ち合わせしていたら,大工さんが枠が鉛直軸からずれているという指摘を受けて,観察したら,柱自体も傾いている。かなりのショックであった。簡単に写真撮影した。今後,記録してゆくつもりである。

1. 2026年5月29日の観察では

1.1 北面部分

 図1では,北面に近い東面の壁面を見ている。柱の下部付近では隙間があって,柱の上部付近では壁の漆喰を押し込んでいる。つまり北ー天頂ー南の方向への回転現象が認められるのである。東面から北面に回ったところに図2のようにN-S crackが走っている。

図1 北面に近い東面の壁面

図2 北面の東端付近のN-S crack

 北面の図3の東棟玄関と,図4と図5の本館玄関付近には,N-S crackなどがあり,南からの引っ張り構造が見える。

図3 北面の東寄りの東棟口の踏み石と叩きの分離

図4 北面の玄関付近のN-S crack

 北に突出する神殿と倉庫の部分の東西端付近でも亀裂が走る。漆喰の亀裂も叩きの亀裂と同根のものだろう。図6にみえる3枚の壁面のうち,北西隅の二面の漆喰についてはかつて修復工事を実施している。南からの引っ張りによるものか。

図5 玄関脇倉庫前のN-S crack

図6 神殿北西隅のN-S, E-W crack

 図7と図8には同じcrackが見える。南東方向への滑り落ちが想定されるか。

図7 エアコン室外機の南方にはNW-SEcrackを観察するとねじれがあって,写真の右手手前が落ちて左手奥が落ちている。南東方向への引っ張りに基づくものか

図8 図7同じcrackを北から見ている

1.2 友愛園との間の旧府道

 

 旧天王亀岡線のアスファルト舗装面を観察した。図9〜11に見えるように,南からの引っ張りによる crack群が認められる。

図9 友愛園との間にN-S crack

図10 同N-S crack

図11 道路沿いに弧状の crackなど

 図12と13はタニハの西側の宅地前の crackと凹みを示している。南または南東からの引っ張りの結果のように見える。

図12 タニハ西側宅地前のN-S crack

図13 道路中央の道路沿いの凹み

図14 アラカシ生垣に見える満開の卯の花

 昨日にこのような作業をするまで意識化できなかった。タニハの敷地は狭い棚田で農作業の割に収穫も少なかったと想像される。それを父が譲り受けて,山の砂利を運び込んで埋め立てたようだ。その地盤の弱さがタニハの叩きや漆喰壁に現れていると考えた。

1.3 南面部分

 図15と16は南からの引っ張りを,とくに図16では東落ちが見られ,南方向というより南東方向からの引っ張りが想定されるかもしれない。

図15 本館の東寄りにN-S crack

図16 トイレ前のN-S crack 東落ち

 図17の風呂場のタイルの隙間も南方面からの引っ張りによるものであろう。新規更新は四半世紀ほど前になるか。一度も使わないのに風化が進んでいるのである。

図17 風呂場のタイルも南からの引っ張りが

図18 繰り返し叩きの隅に イタチか?

 タニハや自宅では,祭壇の左右に日常的に生松(幣松へいまつ)を供えます。初夏にはミドリから花が咲き多量の花粉が発生する。その頃は幣松に適したものを収穫することはほぼできない。その頃の葉は緑色が褪せているし使用してもすぐに枯れる。今の季節は古い葉を残したままその上にミドリから成長した新鮮な緑色の小さな葉が生まれる。図19のようである。収穫して古い葉を抜き取れば図20のように美しい生松が手に入る。

図19 アカマツのミドリが総になった

図20 左ペア:タニハスタッフ用,中央ペア:自宅用,右ペア:神様用

以上,2026年5月30日記。




ガマズミ発見 a linden viburnum identified !

 昨日,ぼくの居間(中之間)から白い花が見えた。当初,ハクサンボク白山木かと思った。

図1 花が見える

図2 幹と葉を観察

図3 葉と花に

図4 花瓶へ

 

庭木図鑑植木ぺディアやみんなの趣味の園芸の掲載写真はなぜか荒荒しい。

 わたしの趣味の園芸のコンテンツを次に。

図5は,植物:ガマズミ(ビバーナム) アルバム:shonanさんの山歩き 11 2026/04月~ 投稿者名:shonan 投稿日:2026/05/11 写真タグ:樹木,から。

図6は,庭木図鑑 植木ペディア > ハクサンボク,から。

図5 shonanさんのガマズミ写真

図6 ハクサンボク

ガマズミ(莢蒾 Viburnum dilatatum)に間違いはないようだ。Wikipediaによれば,「果期は晩夏から秋にかけて(9 – 10月)。果実は直径6 mm程度の球形で、赤く熟して食用できる。果実は最終的に晩秋のころに表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。冬になっても、赤い果実が残っていることがある。果実はヒヨドリやメジロなどの小鳥に食べられて運ばれ、排泄物と一緒に種子が散布されて分布域を広げる。」

 ウツギが道路に垂れ下がっていたので,刈り取って剣山に生けた。少しずつ斬ればよかった。おおかたは廃棄した。

図7 卯の花が道路に被って

図8 卯の花を生けた

以上,2026年5月21日記。昨日撮影。




生垣剪定2026春 Hedge Trimming Spring 2026

はじめに

 2年冬だったか3年冬だったか掛かって西倉庫の片付けが終わった。そして冬必須の生垣剪定をはじめた。これについては,2025年秋の草木刈 以来の書き込みだ。

1. 4月中旬から下旬にかけて

 玄関自生のコバノミツバツツジとクロモジの開花に気づいた。

図1 コバノミツバツツジ Apr. 11, 2026

図2 クロモジ Apr. 11, 2026

 まずはお隣さんの希望を感じてまずは北ヤード西辺の生垣だ。14PM, Apr. 16

図3 北ヤード西辺の南側

図4 北ヤード西辺の北側

 刈ったあとを次に。18PM, Apr. 16

図5 刈った南側

図6 刈った中央部

図7 刈った北側

 刈ったアラカシを隣地に運んだ際に発見。もうペンキが剥がれて下の青地がみえている。太陽に半世紀曝されてかなり風化している。

図8 軒先のトタンの青地が

 北ヤード東部の刈る前の生垣は:

図9 北ヤード東部の刈る前

 北ヤード東部の刈った後の生垣は Apr. 17, 2026:

図10 刈った後を西から

図11 刈った後を東から

図12 帰って八重桜満開 Apr. 17

図13

図14

 玄関の石碑前:

図15 徳川宗敬揮毫のタニハ文化研究所碑

 北ヤードの西部生垣の刈る前:

図16 北ヤード西部生垣の刈る前

 北ヤード西部生垣付近のアリアケスミレ:

図17 アリアケスミレ

図18 アリアケスミレ

 北ヤード西部生垣中のウツギ(卯の花):

図19 ウツギ

図20 ウツギ

 北ヤード西部生垣を完了:

図21 北ヤード北辺西部の東端から

図22 北ヤード北辺西部の西端付近から

図23 北ヤード北辺を道路側から

  コタツを撤去して:

図24 コタツ Apr. 20, 2026

図25 和テーブルへ

艮コーナー。毎年だが何故かアラカシの葉が大きい。餅を包める。25cm長ほど。

図26 アラカシの大きな葉っぱ

図27 艮岩そばの生垣

以上,Apr. 24, 2026

 2026年4月26日,艮岩そばの生垣のヤード側とトップを剪定した結果が図28, 29。

図28 艮岩そばの生垣のトップ

図29 ヤード側から

 図30は,Apr. 24, 2026のほぼ完成形。

図30 手前に北ヤード東部生垣,奥に西部生垣

 艮岩と西辺の水路側から刈りたかったが,雨が降ってきて,艮岩のみ実施。次回は西辺水路側だ。

 雨降りなので工作を実施した。資料整理の場所として和室を使わざるを得ず,ステンレスラックを和室に置くために,廃棄した家具から取り置いたベニア製の50cm余長の二枚の板からステープラーを外したり,切り落とした。電動サンダーと紙ヤスリで怪我したり畳などを傷つけないように作業を実施した。

図31 末端のステープラー部分をノコで切り落とした

図32 溝にステープラーが錆びついていてなんとか除去

以上,2026年4月26日。

 2026年4月28日には,西端の水路沿いの生垣と通路のクリアリングを実施した。図33, 34は多少触った後。

図33 西水路の入り口付近

図34 通路の中程から入り口方面へ

図35 ほぼ完了して

図36 入り口方面へ 脚立は生垣上面の整備のため

 図36での脚立は生垣上面から突出するアラカシを伐採するためだ。

図37 西辺の生垣のトップをみたところ

 西辺の外の水路の草刈りを始めた頃に期待した通りにほぼ到達したと思っている。通路はアラカシでトンネル様となって,直射日光が届かなくなった。雑草がかなり抑制されることになった。これで道路側または北面の生垣の伐採は終了した。

以上,2026年4月30日。




2025年秋の草木刈 Brush Clearing Autumn 2025

はじめに

 急に寒くなった。今年の夏も暑かったなあ。タニハ祭の前を除いて,夏草との格闘は完全休止状態で,タニハからも足が遠のいた。本格的な夏が来る前に一応やっていたが,その記録をこのサイトに掲載する元気がない。

 ただ,記録を止めるとまずいという気持ちがあって,できるかどうかわからないけど,何とか記録することにする。

2025年10月19日

 18日に亀岡市立図書館に出かけて,はじめてタニハで一人で宿泊し,玄関前だけ何とか,刈り払いして,また,図書館に出かけた。ぼくとして異例の合理的動きであった。次の4枚は刈る前だ。

 刈った後を次に。

 次は土日でなくても,エッジと生垣を手ノコで。

以上,2025年10月23日記。




上水道の口径変更 Downsizing the water meter 

はじめに

 上下水道基本料金について,父がタニハから離れて当方の自宅に居るようになって昇天して,さらにその後も気づかなかった。おそらく20年ほど,上下水道の基本料金7260円/2ヶ月,を支払ってきた。単純計算すると,7260 x 6 x 20 = 87万円余りになる。通帳から自動引き落としだったので気づかなかったのである。

 プロパンガス代金なども使用料ゼロでも3ヶ月に1回ボンベ交換があって,3300円がやはり自動引き落としされていた。父がタニハを離れて15年ぐらい後に,これに関心が向くようになった。ボンベ交換の際にポストに請求書が入っていたからである。ポストの内容物はほぼ廃棄物と見ていたのでこの請求書にも目が止まらなかった。父の銀行口座からの自動引き落としなので自ら痛みを感じなかったことも大きい。残額だけ数年に1回チェックしていたかも。

 電気代は全く使いわない場合,500円余りだったかなあ。なんといっても固定資産税が最悪ではある。

 水道料金の引き落としに気づいた時に,亀岡市上下水道局に電話したが,口径25mmゆえに高いとのこと。一般家庭の13mmに減径したら7260円 が2000円?ぐらいになると聞いたが,道路下の本管との接続部の工事が必要で40万円ぐらいとか聞いたので,減径を断念したことがあった。

 数日前に,閉栓開栓の連絡シートとともに,4ヶ月基本料が無料になるというビラがタニハのポストにあって,これに関して上水道の担当者と電話で話していたら,(いまは?)メーター交換だけで,減径が可能かもしれないという。亀岡市の指定業者リストを紹介された。

1. 業者に電話して

 近所の業者に電話しても取らないか,現在使われていないというメッセージ。当方の固定電話もそうだが,固定電話が光電話になって,インターネット放棄をしてしまうと,電話も通じなくなる。

 株式会社と銘打っているところがいいと考えて電話したら,二件目に留守番の奥さんと話すことができて,主人から電話があった。明日会う予定だ。

 その後,電話があって,15万円ほどだという。メーター交換だけだと思ったので,モノタロウなどでメーターの価格を調べたら1万円ほどだ。

 なお,亀岡市城下水道局から電話があり,口径25mmを減径する場合,口径20mmに変更するらしい。最低の口径13mmと同じ基本料だそうである。15万円の内訳をGemini Plusに尋ねた結果が次。

 

項目 推定費用 内容
事務申請手数料 約3,000円〜 市役所(上下水道局)へ納める構造変更の審査手数料
設計・申請代行費 約3万〜5万円 指定業者が図面を作成し、市役所へ申請を行うための人件費
工事費・材料費 約5万〜8万円 メーター周りの配管の掘削、改造、アダプター取付、埋戻し
諸経費・諸税 残り 廃材処分費、車両費など

 材料費は1万円ほどで実際工事といっても,小さな金属枠を外して,部品追加または交換に過ぎない。廃材処分といっても1000円もしない。ぼくがクリーンセンターに運べば拳大のメーターの重量だけ。

 実質費用は次に。

1. 水道メーターの製品名と実売価格

水道メーターは計量法に基づき8年ごとに交換が必要なため、自治体が指定する「検定合格品」が使用されます。一般的に国内でシェアが高いのは以下のメーカーです。

  • 主な製品名:

    • 愛知時計電機: SDシリーズ(例:SD-20)
    • アズビル金門: NKDAシリーズ(例:NKDA-20)
    • 東洋計器: TDシリーズ(例:TD20EJ)

  • 20mmメーターの本体価格:

    • 一般向けのネット通販等では 約5,000円 〜 8,000円 程度で販売されています。
    • ただし、水道局に納入されるものは自治体仕様(パッキン、ボルト、蓋の形状指定など)があり、工事業者が仕入れる際は部材費として1万円前後で見積もられることが多いです。

2. 25mmから20mmへの「減径アダプター」

25mmの配管(メーターユニット)に20mmのメーターを設置するための「伸縮アダプター」や「減径用ソケット」が存在します。

  • 役割: 25mm用の大きな設置スペースに、一回り小さい20mmメーターを橋渡しして接続する部品です。
  • 価格: 部品単体では数千円程度です。

2. 業者に接して

 相見積もりをとることを伝え半分程度の減額希望を

伝える。少なくとも2軒に電話して非常識な回答だけなら中止する。

以上,2026年4月23日。

 昨日(4月24日),元栓ボックス内を掃除して待っていて,業者が来てくれた。前述のように,15万円と言われていたので,工事内容を調べた上で,使用部品代金がモノタロウで最大でも15000円を切るし,届出作業については,市の図面に朱を入れるだけだから,半額にしてほしいと,伝えた。ニヤニヤ笑っていて,業者の生活費からきた価格だと言っていた。ここは造園土木もやってる会社。見積もりも断った。

 明後日(27日),二軒ほど電話してみるか?

3. メーター交換時期に申請したら?

図1 元栓ボックス外観

図2 元栓ボックス内

図3 メーター

 図1,図2のように,泥を除去して布で表面を軽く拭き取った。図3のように,「検定有効期限 2027年8月」とある。来年夏までだ。市役所に交換するなら口径20mmに替えてもらうことが可能かどうか,尋ねてみる価値はある。尋ねて初めて教えるのが役場の常套であるから。

以上,2026年4月25日。

4. Geminiplusに聞いてみた

4.1 亀岡市上下水道局への具体的な「切り出し方」

電話ではなく、**安町釜ケ前(亀岡市上下水道部庁舎2階)の「お客様サービス課」**の窓口で、名刺を添えて以下のようにお話しされるのが良いかもしれません。

「25mmから20mmへの減径を希望している。来年8月に検定満了を迎えるが、その際、公費での交換と同時に20mmへ変更してもらいたい。 指定業者からは作業実態(アダプターの装着のみ)と乖離した15万円という見積もりが出ており、これは独占禁止法や行政サービスの公平性の観点から見て著しく不適当である。 市として、定期交換の機会を捉えた『低コストな口径変更』を認める柔軟な運用はないのか?」

まずは,業者2件に電話だ。

以上,2026年4月25日。